麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第377回)

2013-04-28 11:34:32 | Weblog
4月28日

風邪は治ったようですが、加齢という病気のために体調がすぐれません。

新潮文庫「地下室の手記」が改版になりました。二度目の改版で、カバーも新しくなり、これでドストエフスキーの文庫はすべて、字が大きくなり、新しいカバーになりました。

では、また。
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生活と意見 (第376回)

2013-04-20 01:07:15 | Weblog
4月20日


風邪をひいてずっと寝ています。

新潮文庫の「貧しき人々」が改版になりました。
これも本当は小沼訳が好きなのですが。

では、また。
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生活と意見 (第375回)

2013-04-14 01:17:40 | Weblog
4月14日


「地下室の記録」をなんとか三分の二まで読んだのですが、やはりどうもしっくりこなくて、江川訳に戻って読みました。20歳のとき買ってぼろぼろのぼこぼこになっているものです(200円と書いてあります)。

ドストエフスキーの訳は、自分のベストとしては、
「罪と罰」池田健太郎、小沼文彦、江川卓
「白痴」望月哲男
「悪霊」小沼文彦
「未成年」工藤精一郎
「カラマーゾフ」池田健太郎

ですね。他の作品は、新潮文庫と、小沼文彦の全集版。ほとんどは小沼訳がいい。ただ、地下室と白痴は、小沼訳はあまりよくないです。


岩波文庫から「存在と時間」の新訳が出るようです。
楽しみです。
「存在的」(日常の「机がある」の「ある(としての)」)、「存在論的」(その「ある」はなにかと問う時の「ある(としての)」)を、どう訳し分けるのかだけでも興味がありますね。ちなみに、「有と時」では、原文のオンティッシュとオントローギッシュをそのまま使っています。初めにそれを約束事と理解すれば、そのほうがものすごく読みやすいのですが。「有と時」の唯一の欠点は、本がでかくて重いこと。もし今度の訳がよければ持ち歩けてうれしいですね。16日の発売です。

では。
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生活と意見 (第374回)

2013-04-06 00:22:02 | Weblog
4月6日


「日はまた昇る」のハヤカワ版を読みました。
ちょっとだけ気になる言葉の使い方もありますが、現在のところ、やはりこれがベストなのかもしれないと思いました。この地の文と会話だと、ブレットの行動がとても自然に感じられます。前回、旺文社版を読んだとき、ブレットをすごくいやな女と感じたのは、地の文が硬すぎるからかもしれません(もちろん、私の老いもあるのですが)。語り手の自己嫌悪やマゾ的な部分がちゃんと感じとれて、とてもよかったです。

なんと、集英社から亀山訳の「地下室の記録(手記)」が単行本で出ました。地下室の手記の単行本ですよ…。「嘔吐」「異邦人」「地下室の手記」。基本図書を読む年なのでしょう、今年は。ただ、この小説に江川訳以上のものがあるのかどうか。そのうち読もうと思います。

では。
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