3月27日
10日ほど前、「我らが共通の友」(抄訳)、読了しました。素晴らしいと思いますが、この小説は、抄訳だけではディケンズの意図がわかりにくい。「戦争と平和」の抄訳とは明らかに違い、尻切れトンボの感じが残りますね。それでも、場面場面はやっぱりすごい。それを具体的に書きたいけど、疲れていてできません。
ポケットマスターピース「マーク・トウェイン」、出ました。収録されているものは、ほとんど何度か読んでいるものですが、買いました。「阿呆たれウィルソン」は、私が知る限り文庫に入ったのは初めて。全訳で入っているので、読んだことのない方はぜひ。私は、3年前、ここにも書きましたが、中公・世界の文学で読みました。「王子と乞食」にも通じる、いわゆる「とりかえばや物語」ですが、「マーク・トウェインはこんな小説も書いていたのか」と作者の作品の幅の広さを感じられるはずです。ただ、私としては「アーサー王宮廷のヤンキー」の抄訳が入ったほうが、よりおもしろかったと思いますが。
10日ほど前、「我らが共通の友」(抄訳)、読了しました。素晴らしいと思いますが、この小説は、抄訳だけではディケンズの意図がわかりにくい。「戦争と平和」の抄訳とは明らかに違い、尻切れトンボの感じが残りますね。それでも、場面場面はやっぱりすごい。それを具体的に書きたいけど、疲れていてできません。
ポケットマスターピース「マーク・トウェイン」、出ました。収録されているものは、ほとんど何度か読んでいるものですが、買いました。「阿呆たれウィルソン」は、私が知る限り文庫に入ったのは初めて。全訳で入っているので、読んだことのない方はぜひ。私は、3年前、ここにも書きましたが、中公・世界の文学で読みました。「王子と乞食」にも通じる、いわゆる「とりかえばや物語」ですが、「マーク・トウェインはこんな小説も書いていたのか」と作者の作品の幅の広さを感じられるはずです。ただ、私としては「アーサー王宮廷のヤンキー」の抄訳が入ったほうが、よりおもしろかったと思いますが。