1月24日
コロナやインフルエンザが怖くて散髪に行けません。私の場合散髪とは、ほぼ坊主頭にすることなので。結果、学生時代と同じぐらいの長髪に。若者とは違って汚いごま塩の長髪なので、むさくるしいことこのうえないですが、頭から冷え込んで病気になって職場で迷惑をかけるよりはましだと思っています。
国木田独歩の「欺かざるの記」(潮文庫)を少し読みました。とてもいい。大好きです。
若い女性の芥川賞作家が誕生したニュースを読みました。尊敬する作家は中上健次とのこと。すごいな、と思いました。私は結局、中上健次をまったく理解できなかったです。血族とか、何のことやら。ぜんぜん興味がないですね、いまや死のうとする年になっても。子供は親のコピーであって、DNAは車を乗り換えるようにその個体を使っていく。ただそれだけではないか。よく親殺しや子殺しの事件が起きたりしていますが、成人したのにいつまでも巣立たないから起こる問題というだけではないか。ずっと一緒にいたら、個体は自分のコピーを憎悪するようになるにちがいない、それだけのことではないか。それよりも、自分の容姿がよくなくて初めて好きになった女に笑われてふられる。そのほうがはるかに深刻で悲惨な問題だと思います。いまや死のうとする年になっても。そういう男がどうやって生きていくのか。生きていく意味があるのか。私には、いまの、頭のいい若い作家の複雑で知的なテーマより、あいかわらずそんなことだけが気になります。やっぱり元々才能がないんですね。いまさら確認するまでもなく。
コロナやインフルエンザが怖くて散髪に行けません。私の場合散髪とは、ほぼ坊主頭にすることなので。結果、学生時代と同じぐらいの長髪に。若者とは違って汚いごま塩の長髪なので、むさくるしいことこのうえないですが、頭から冷え込んで病気になって職場で迷惑をかけるよりはましだと思っています。
国木田独歩の「欺かざるの記」(潮文庫)を少し読みました。とてもいい。大好きです。
若い女性の芥川賞作家が誕生したニュースを読みました。尊敬する作家は中上健次とのこと。すごいな、と思いました。私は結局、中上健次をまったく理解できなかったです。血族とか、何のことやら。ぜんぜん興味がないですね、いまや死のうとする年になっても。子供は親のコピーであって、DNAは車を乗り換えるようにその個体を使っていく。ただそれだけではないか。よく親殺しや子殺しの事件が起きたりしていますが、成人したのにいつまでも巣立たないから起こる問題というだけではないか。ずっと一緒にいたら、個体は自分のコピーを憎悪するようになるにちがいない、それだけのことではないか。それよりも、自分の容姿がよくなくて初めて好きになった女に笑われてふられる。そのほうがはるかに深刻で悲惨な問題だと思います。いまや死のうとする年になっても。そういう男がどうやって生きていくのか。生きていく意味があるのか。私には、いまの、頭のいい若い作家の複雑で知的なテーマより、あいかわらずそんなことだけが気になります。やっぱり元々才能がないんですね。いまさら確認するまでもなく。