麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第833回)

2023-11-25 14:13:24 | Weblog
11月25日

「頭」という短編は、やはり学生時代に書いたものですが、ここにあげたもの(キンドル本「地球の思い出」にも入れました)は、実は初稿の後半だけを独立させて少し手を加えたものです。なんとなく、前半も入れた初稿版もあげてみようかと思い始めたのですが、引っ越しで時間がないのでどうなるかわかりません。まあ、期待いただけるようなおもしろいものではまったくありませんが、これも終活のひとつだと思い、少しずつ進めてみるつもりです。

ドン・キホーテを描いた絵を縮小コピーしました。その時点で線が見えなくなっているところもありますが、私の絵など、雰囲気が伝わればそれで十分なのであげてみます。この絵のいいところは、歯の部分がロシナンテを思わせる感じになっていて、「膝を栗毛の馬として」(つまり「自分という馬に乗って」)ドン・キホーテが「スペイン膝栗毛」に出かけるような雰囲気が出たことです。意図したわけではないですが(私は「ドン・キホーテ」と「東海道中膝栗毛」には親和性があると思っています)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いちばん好きな三つの短編 | トップ | 心に更地を持て »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事