マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

DIY園芸・・・和風庭と洋風庭 そして 『アブラハムの信仰』・・・『アブラハムは、自分の独り子である息子すら、神にささげることを惜しまなかった。』

2021-02-28 14:00:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
2月28日。日曜日。晴れ。

今日は、
4週間目毎のミサ出席の至福の午前でした。
そして、
心も体もゆったりと至福の午後でした。
気温が上がる前の『DIY・庭作り』のための
 『計画作り』です。


   一つは、和室の前・・・

               『和風モダン庭』
 
                                           こちらはネット上のお庭
          二日がかりで整えた我が家の庭・バックヤード。

    32年前に、庭師さんは、我が家の庭に、『二つの顔』 を持たせました。
        和室の前の『和風庭』 と 居間の前の『洋風庭』
           2部屋から見る景色がまるで違うのです。


この度のDIY・庭作りにあたり
今日は本をあれこれと調べました。

       『和風モダン庭作リ』 のポイントは 『シンプル・イズ・ベスト』 だそうです。
    『日本的な美しさ』は 『余計なものを取り除く』 ことでのみ生まれる美しさだそうです。
      シンプルな作りの方がより完成された 『和風モダン庭』 になるということです。
           なるほどね! と、私の『DIY魂』がスイッチONしました。
          私も、『和風庭』には『水瓶』 をいれることにいたしましょう。

  
   一つは居間の前・・・

            『パーゴラにつるバラを絡めた洋風庭』
 
                                   二階から眺めた庭 こちらもネット上のお庭      

         私も、『洋風庭』には『レンガ』を敷き詰めることにいたしましょう。
      今は葡萄が育つパーゴラに、つるバラも共存させることにいたしましょう。   


   今日は、植木屋さんに和風植木や洋風つるバラなどのご教授、 研究に出かけました。
         明日は、方眼紙に、『庭設計図』 を書いてみましょう。
     コロナ禍でSTAY HOMEの毎日、DIY園芸に目覚めた日々で・・・感謝!感謝!


そして。

今日は2月28日。四旬節第二主日。

『今日の入祭唱』

   『主は、お前に言われる 「わたしの顔を尋ね求めよ」と。
     主よ、わたしは御顔を尋ね求めます。
  御顔を隠すことなく、怒ることなく、あなたの僕を退けないでください。』

         詩編 27章8&9節


『今日の第一朗読 アブラハムの試練』

   『その日、 神はアブラハムを試された。
        神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、
      彼が、「はい」と答えると、 神は命じられた。

       「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、
   
            モリヤの地に行きなさい。

 
            『モリヤの地』

   わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」

神が命じられた場所に着くと、
      アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べた。
  そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。
   
      『アブラハムとイサク』        レンブラント28才の作品

 そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。
      彼が、「はい」と答えると、 御使いは言った。

      「その子に手を下すな。 何もしてはならない。
    あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。
 あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」


        アブラハムは目を凝らして見回した。
     すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。
アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。

      主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。
            御使いは言った。

      「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。
  あなたがこの事を行い、 自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、
          あなたを豊かに祝福し、 
    あなたの子孫を天の星のように、 海辺の砂のように増やそう。

 

        あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。
    地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
      あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」』

         創世記 22章1-2&9&10-13&15-18節


今日の『神の御心』を調べてみました。

    『アブラハムの信仰』は、試練によって、清められる必要があった。  

   神は、まさに未来の約束がかかっているイサクを、いけにえとして捧げるように要求し、
          アブラハムを試みられる。
      アブラハムは、独り子を惜しまずに、捧げようとする。 
    ところで、
  神は、みずからイサクの命を守り、そのかわりに羊を全焼のいけにえとして捧げさせる。


        この出来事は、
   アブラハムが、どれほど『深い畏敬』を神に対していだいていたかを表わし、
    とともに
  『神の計画』は、人間の死ではなく命を指向していることを啓示するものである。


     『神が死を造られたのではなく、命あるものの滅びを喜ばれるわけでもない。』
                      知恵の書 1章13節

           いつか死が敗北する日がくるとき、
       『イサクのいけにえ』にどのような意味があったかが、明らかになるであろう。 

    『アブラハムは、神が人を死者の中から生き返らせることもおできになると信じたのです。
        それで彼は、イサクを返してもらいましたが、
       それは死者の中から返してもらったも同然です。』
 ヘブライ人への手紙 11章19節


   『アブラハムの従順』は、『神の約束』を再確認するという結果をもたらし、
    アブラハム自身、この『約束』の実現の緒についたのをみるのです。


         『アブラハムは諸国の民の偉大な父であり、
        栄光において彼と肩を並べうる者はいなかった。』

                シラ書 44章19節  


    かくて、 『罪人となる人類の輪郭』が、
       罪を犯した人祖・アダムとエバの中に『予示』された。
 
          『原罪と楽園追放』   ミケランジェロ作品   
            
          そして、 『救われる人類の歩み』は、
       信仰の人なるアブラハムの中に『粗描』されているのである。
 
               以上。『聖書思想辞典』より


        アブラハムは、
        いかなる時も、『主の御言葉』を信じる 『人類の信仰の父』 であり、
    神による『人類救済』の出発点として選ばれ祝福された 『人類の先駆者』 なのです。
    『アブラハムのイサクの献供』 は 『神の独り子イエスの献供』 の型どりなのです。
          神は、私たち人類のために、御子をお捧げくださったのです。
              私の一人の恩師・ミッションの神父様はおっしゃいました。
         「神は御独り子を捧げて下さった。 そして 人間であるアブラハムも独り子を捧げてくださった。
             お二人の生き方に勇気を頂いて・・・
           人間である私にもできることと信じて、我が身を司祭として捧げる決心をしたのです」 と。



私たちも、
神を信じ、イエス・キリストを信じ、
『アブラハムの子孫・イエスキリスト』につながる
『神の家族』となりました。
今日のミサ司式司祭様は、
最後におっしゃいました。
『神に、犠牲的愛を捧げることができる「恵み」を
  願ってまいりましょう。』


『今日の祈願』

  『父である神よ、
     四旬節を過ごしているわたしたちが、
 キリストに従い、すべての人の救いのために働く者となりますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新しい一週間が、皆様にとって穏やかな日々でありますように。 お元気で!