マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

28年の時を経て私のもとに届いた・・・『方丈記』 そして 『主よ、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。』

2021-02-11 10:00:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。
2月11日。木曜日。晴れ。

先週の土曜日に私はブログに書きました。 
土曜日の楽しみは、
我が家が購買する新聞の
『コラム』:『なつかしい一冊』です。と。

先週の『一冊』は、鴨長明の『方丈記』で、
 コロナ禍で本屋に行くのもはばかり、
早速にアマゾンに『方丈記』を発注しました。

 嬉しいことに、昨日到着しました。
  
                     『方丈記』
            
           中古本ですが、新品同様の美しい本が届きました。


私は本を買うとすぐに・・・
必ず、書き込みます。

                『第1ページ』

          購入年・月・日曜日 そして 購入時年齢

          又読み返すときに、『書き込み』 を見ると・・・
     前に読んだ頃がよみがえってきて、胸キュンと、とても楽しいのです。


今日
『方丈記』を読み進めていくうちに・・・
 驚きました。

                   『最終ページ』
            
             『書き込みメモ』が残っていました。

                    『1993・H5・10・27(水) 
                  於 東京駅八重洲ブックセンター
                     〇〇◎男(56才)』


 私のもとに届いた『方丈記』は、
    28年前の1993年、今は84才で当時56才の、〇〇◎男様がお買いになった『方丈記』です。

     28年前といえば・・・
     私は〇〇才の『家住期』真っ最中の、楽しく、充実した日々でした。
     『東京駅八重洲ブックセンター』も良く知っています。

         お人の『書き込み』でも・・・
     『私の28年前の日々』 と 『八重洲ブックセンタ-』 がよみがえってきて、
        懐かしさがこみ上げてくる『〇〇◎男様のメモ』でした。


更に。
私は『新聞記事』に啓発されて購入する本には・・・


     切り取って、本に貼りつけるのです・・・  『新聞記事』

              『見開きページ』

     『新聞記事』には、
       『新聞記事掲載日』 と 『本の購入場所と値段』 を『メモ』します。


  『〇〇◎男様』
   私と同じようなことをなさる方がいるものですね。
   どんなお方かしら? 読んで何をお感じになったのかしら? なぜ手放したのかしら?
     49才で出家・63才で没の鴨長明の人生を、自分の人生と重ねて考えてみたいと
       お考えになった56才になった〇〇◎男氏だったのでしょうか?

          ちょっと・・・お会いしてみたいような、
       お会いする日が来るかもしれないなんて思ったりもしました。
 

      今日は、建国記念日の祭日、労働を忘れて、読書三昧でした。
      内容は納得しつつも、その語句は難解で一筋縄にはいかない。
      でも、
      『〇〇◎男様のメモ』で、二倍も楽しい読書でした。 感謝!感謝!


そして。

今日は2月11日。年間第五木曜日。

『今日の入祭唱』

  『主は平和を宣言されます。
御自分の民に、主の慈しみに生きる人々に、彼らが愚かなふるまいに戻らないように。』

              詩編 85章9節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは  ティルスの地方に行かれた。
 ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、
      人々に気づかれてしまった。

汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ女が、
      すぐにイエスのことを聞きつけ、 来てその足もとにひれ伏した。
 
       女はギリシア人でシリア・フェニキアの生まれであったが、
          娘から悪霊を追い出してくださいと頼んだ。

イエスは言われた。
     「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。
     子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない。」  


ところが、女は答えて言った。
 「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。」

そこで、イエスは言われた。
    「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。
     悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」


女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。』
         マルコ福音書 7章24-30節


   イエス様は、
   生前は、ご自分で、ユダヤ人が多く住む地も、異邦人の地も、どこへも行かれ、
     『神の言葉』を伝え、病人を癒やして、悪霊を追い出されました。
 そして。
   御昇天後は、弟子たちに、ご自分の『仕事・使命』を任せられました。


     イエス様は、 ユダヤ人も異邦人も、区別なく、
       『神の恵み』をお与えになりました。


      ただ、
       『神様の計画』は、
 先にユダヤ人に『信仰』を与え、そのユダヤ人が責任を持って異邦人に『信仰』を伝えることでした。

      そして、
  イエス様の『恵みの条件』 は 『信仰』 でした。


   イエス様は、誰の差別なく、その人に『信仰』を認めると、すぐに助けてくださいます。
   今日も、イエス様は、
汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ異邦人の母の願いを、お断りになるような様子を見せましたが、
     母の諦めない様子から、母の『深い信仰』を認められ・・・
       母親の幼い娘さんの病を治されたのです。

     
    『神の恵み』は、世界中の全ての人に与えられるのです。


わたしたちも、
神から、先に『信仰』の恵みを頂きました。
『恵み』と同時に『使命』も頂いたのです。
神様は全ての人を愛しておられるという『福音』を
皆様に伝えるのです。
聖霊に力を頂きながら、実行できるといいですね。
       

『今日の祈願』

  『いのちの源である神よ、
    主のうちに結ばれたわたしたちが、
       平和と一致のために働くことができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日も明日も明後日も、自粛生活を続けながら・・・
コロナウイルスの終息を祈ってまいりましょう。