マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

中村哲氏に倣い・・・『ロングヘヤー』 そして 『日本二十六聖人殉教者 祝日』・・・『だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。』

2021-02-05 22:33:44 | 娘と娘家族
2月5日。金曜日。曇り。

日々成長する若者たち。
若者の手本となる大人たち。

        
     孫娘・・・      『ロングヘヤー』
 
              孫娘の成長と共に伸びる髪

          孫娘は、1年2ヶ月前の、小学6年生の12月に、
           人生を大きく揺さぶる出会いがありました。

  1年2ヶ月前にアフガニスタンで武装勢力に銃撃され死去された『中村哲』氏  との出会い
 
         中村氏に関連する本や漫画や新聞記事やなんでも、
            読み続け、ファイリングする孫娘です。

 本を読み、中村氏を知るにつけ・・・
          「今の私にでもできることはないかな?」 と考える孫娘。
     「髪の毛を美しく伸ばし続け、その髪を使ってもらいましょう。」 と気づいたのです。

小児がんの治療の過程で、帽子をかぶりながら、抜けた髪の頭をカバーする孫娘と同じ年の人たち。
           人髪毛で作ったウイッグをかぶる少女たちもいます。

   「病気の治療に励む同じ年の人たちに自分の大切な髪の毛でお役に立ちたい!」

      病気治療の少女たちに自分の毛を使っていただこうと決意した孫娘は、
      一生懸命に髪の毛を美しくするために、日々ブラッシングを続けます。


       昨日も今日も明日も、大人の姿から、学び続ける青年たちです。
  いつからでも遅くない・・・『手本』となる大人になるべく、学び続けるおばあちゃんです。
          今日も孫から教えられます。 感謝!感謝!


そして。

今日は2月5日。年間第四金曜日。

          『日本二十六聖人殉教者 祝日』
 

       1597年2月5日。長崎・西坂において十字架刑に処せられ、
       最初の殉教者となった26人の司祭、修道士、信徒です。
 26名には、20人の日本人の他、スペイン、メキシコ、インド、ポルトガルの出身者がいました。

      日本26聖人の1人、パウロ三木は1564年から1566年の間に生まれました。
        イエズス会に入会して福音を宣べ伝え、大きな成功を収めた。
      やがてキリスト者に対する迫害が激しくなると、他の25人と共に捕らえられ、
            残酷に扱われて嘲笑を受けた。
            そして、ついに長崎に連行され、
          1597年2月5日。はりつけにされて殉教した。
       1862年6月8日。ピオ9世教皇によって列聖された。
              『毎日の読書』より


『今日の集会祈願』

   『信じる者の力である神よ、
 あなたは日本二十六聖人を、十字架の死を通して永遠の命にお召しになりました。
  この殉教者の取り次ぎを願うわたしたちが、
     死に至るまで力強く信仰をあかしすることができますように。』



『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、 十一人の弟子たちはガリラヤに行き、
      イエスが(生前に)指示しておかれた山に登った。

 
       そして、 (復活された)イエスに会い、ひれ伏した。

しかし、疑う者もいた。
イエスは、近寄って来て言われた。
     「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。

   だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。
       彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、
    あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。

     わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」』
         マタイ福音書 28章16-20節


    イエス様は、十字架上の死をもって、『神のみ旨』 を成就なさいました。
 イエス様は、生前には、『神の言葉』を知らせ、 『神の力』をご自分を通して示されたのです。


 イエス様の復活の後、 『イエス様の時代』が済んで、 これからは 『教会の時代』 となります。
        復活なさったイエス様は、 弟子たちを派遣されたのです。
    弟子たちは、イエス様に代って・・・
       『イエスの良い知らせ』を伝え、 人々に『洗礼』を授けて弟子にするのです。
            新しい弟子たちは『教会』を設立していくのです。


        弟子たちは、”できるだろうか” と不安でした。
   そんな弟子たちの心を知るイエス様は、
『私にすべての権能が与えられている。』 『わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。』
                            と、励まし、勇気を与えました。
   そんな弟子たちは、更に、
      イエスが生前に約束されていたとおりに、『聖霊』 が与えられました。
           
   聖霊に導かれた弟子たちは、最後にはイエスのために命を捧げるまで、宣教を続けたのです。


わたしたちも、
弟子たちや二十六聖人たちを記念しながら、
キリストが世の終わりまで一緒なのを思い出しながら、
聖霊に導かれながら、
自分の置かれた場で自分の『使命』を
果たすことができるといいですね。


『今日の祈願』

   『父である神よ、
     あなたは、二十六聖人のうちに、十字架の神秘を現わしてくださいました。
 わたしたちがキリストに従い、すべての人の救いのために尽くすことができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
どんな厳しい時代でも、どんなに厳しい日々でも、希望を持ちましょう。
明日からの週末が、皆様にとって穏やかな日々でありますように。