マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

節分・・・『願いごと』を願って・・・『恵方巻き』 そして 『主の奉献 祝日』・・・『両親はイエスを主に献げるため、エルサレムに連れて行った。』

2021-02-02 18:30:00 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。
2月2日。火曜日。明け方大雨。後曇り。

今日は節分。
冬の終わりとなる日です。
明日・2月3日は立春です。
暦の上では待ち遠しい春の到来です♡♡


              『恵方巻き』


          商都大阪発祥の風習と言われているが、
     一説には、大阪の海苔業者が販売促進のために考えついたとされている。
        その起源の定説は未だ存在せず不明な点が多いそうです。

起源はともあれ・・・
         恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじりし、
    言葉を発せずに最後まで食べきると、『願い事がかなう』 とされるらしいです。


  ならば、祈りがかなってほしいと念じ・・・
  今日は、私も、ひたすら、言葉を発せず、心で、『願い事』を願い、祈って、
           最後まで食べきりました。 感謝!感謝!
     
     
    『いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

      病に苦しむ人に必要な医療が施され、
     感染の終息に向けて取り組むすべての人、
   医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

     亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、
    尽きることのない安らぎに満たされますように。

不安と混乱に直面しているすべての人に、支援の手が差し伸べられますように。

    わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、この危機を乗り越えることができるようお導きください。』

       『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』 参照


そして。

今日は2月2日。年間第四火曜日。

        『主の奉献 祝日』

   イエスが生まれて40日後に、律法幼子従って両親の手で
  エルサレムの神殿で神にささげられたことを記念する祝日です。
 
              『神殿奉献』            シモン・ヴーエ 作品

   エルサレムでは5世紀に、 ローマでは7世紀に、祝われるようになりました。
    十世紀からは
     西方の典礼書では「マリアの清めの祝日」と呼ばれるようになったが、
    1960年の典礼刷新で、東方教会の伝統に合わせて再び
         「主の奉献の祝日」と名づけられた。
            『毎日の読書』より


『今日の祈願』

  『神よ、神殿にあってわたしたちは、あなたの慈しみを思い描く。
      神よ、賛美は御名と共に地の果てに及ぶ。』

          詩編 48章10-11節


『今日の福音 イエスの奉献』 

     『モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、
両親はその子を主に献げるため、 エルサレムに連れて行った。
    
         『キリストの神殿奉献』     アンドレア・マンテーニャ 作品 

それは主の律法に、
   「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」 と書いてあるからである。
また、主の律法に言われているとおりに、
     山鳩一つがいか、 家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。

そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。
この人は正しい人で信仰があつく、
イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。
そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、
とのお告げを聖霊から受けていた。

     シメオンが〝霊〟に導かれて神殿の境内に入って来たとき、
     
         『キリストの神殿奉献』       
両親は、
幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。

     シメオンは幼子を腕に抱き、 神をたたえて言った。
 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。
      わたしはこの目であなたの救いを見たからです。

      これは万民のために整えてくださった救いで、
   異邦人を照らす啓示の光、 あなたの民イスラエルの誉れです。」

    父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。
     シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。

         「御覧なさい。
この子は、 イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、
     また、 反対を受けるしるしとして定められています。
      ――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――
     多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」


また、アシェル族のファヌエルの娘で、
アンナという女預言者がいた。
非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、
夫に死に別れ、八十四歳になっていた。

 彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが

         『女預言者アンナ』  レンブラント作品 
       そのとき、
        近づいて来て神を賛美し、
   エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。


     
      親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、
       自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。
    幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。』
           ルカ福音書 2章22-40節


          84歳の女預言者のアンナ。
    レンブラントの描いた『アンナ』は、何と穏やかで、優しいお顔なのでしょう♡

  アンナは、神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたのです。
        アンナは、預言者として、神を離れないで、神と生活を共にして、
         神が自分におっしゃる『言葉』を、じっと聞いていたのです。

           アンナこそ、昨日使徒パウロが言っていた、
         『ひたすら主に仕える』、 『品位ある人』 ですね。

         
   預言者シメオンは、聖霊に導かれて、 『幼子・イエス』 について預言しました。
      『異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。』 と。
   預言者アンナは、聖霊に導かれて、『救い主・イエス』 を皆に紹介しました。
      『エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。』 のです。


       人は、男も女も、神から期待され、神のために働くのです。


     イエスの両親は、理解しきれないことは心に留めながら、
           神から託されたイエスを、しっかり育てました。
 イエス様は、両親の元で、たくましく、知恵に満ち、神の恵みに包まれ、育っていきました。
       後には、自分の命をかけて、『神のみ旨』を果たされたのです。


私たちも、
日常生活を大切に過ごしながら、
神が私たちに期待されていることに
気づきたいものですね。
そして、それを果たすための力を
神に祈り求めてまいりましょう。


『今日の祈願』

  『聖なる父よ、
   あなたは、独り子がすべての人の救いのため、
     汚れない子羊として捧げられるようにお定めになりました。
 わたしたちが主の来臨を待ち望み、永遠のいのちに導かれますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様も『恵方巻き』召し上がりましたか。
全ての人の『願い』がかなえられますように!