とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014年の社会人大学の募集が始まった

2014-04-03 22:36:04 | 社会人大学
今年も、社会人大学の募集案内が届いた。創設して51年目になるという息の長い講座である。
さて、今年のテーマは「知識を増やし美しく生きる」ということだ。
本を読んだり、手紙を書いたり、見知らぬ地への旅で美しく人生を生きようと呼びかけられた。
まさに、私の理想とする生き方である。
今年もいっぱい本を読んで、見知らぬ地への旅もいっぱいしたいと思っている。

そして、今年の講師陣は下記の通りだ。

《1回目》画家 水村喜一郎さん 「絵を描くことは生きる事」
 水村さんは9歳のとき感電事故で両腕を失い、口に筆をくわえて絵を描いてきたという。長野県東御市に昨年オープンした個人美術館「水村喜一郎美術館」には、天皇皇后両陛下も訪れたそうだ。

《2回目》医学博士 田中佳さん 「医療の心得と生活習慣病の心得」
 病気を医者任せにしないで、治療方針を決める知恵と対策を身に着けてほしいという内容である。今回で2回目だが、また為になる話が聞けそうだ。

《3回目》ヴァイオリン奏者 大谷康子さん & ピアニスト 榎本潤さん 「さわやかに夏を」
 大谷さんは、16年連続。榎本さんは、昨年に引き続きの大谷さんとの共演になる。7月の公演になるが、さわやかな夏の夜のクラシックコンサートになるだろう。

《4回目》コミュニケーションアドバイザー 石亀美夜子さん 「感じの良い話し方と聴き方」
 フリーアナウンサーとしてテレビ番組のレポーターや司会者として活躍した方で、東京スチュワーデス学院で「話法」の講師も務めたという。大勢の前で話すことがある人には、しっかり聞いておきたい講座になるだろう。

《5回目》奈良大学文学部文化財学科教授 関根俊一さん 「魅惑の十一面観音巡礼」
 専門は、日本美術史、日本工芸史ということで、奈良や京都の古美術品の薀蓄が聞けそうだ。話を聞いてから、奈良や京都に行ってその作品を見れば一味違う感覚になるかもしれない。

《6回目》落語家 古今亭志ん輔さん 「男と女」
 この方の高座は、お馴染みで4回目となる。演目がまたもや“男と女”なのだが、今回も面白おかしく聞かせてもらえそうだ。

《7回目》宗教思想家 ひろさちやさん 「仏教は幸福学」
 人生のあれこれに憂うのではなく「あとは野となれ山となれ」の精神で現状を受け止め、“今を楽しむ”ことが日本人には必要だという。こういう話を聞けば、生きていくのがずっと楽になりそうだ。

《8回目》近畿大学名誉教授 野本寛一さん 「日本人の自然観・民俗学の視座から」
 自然災害に対する防災と言う点では気象予知、地震予知、また土木工学的対応が進んでいるが、災害に関して伝承されてきた警句や言い伝えを地域別・体系的に掘り起こし、民俗学の視点からいろいろ調査されている方だ。年寄りの話は決して無駄ではないにちがいない。


毎年10回の講座であったが、今年は8回で終わりのようだ。消費税アップでいろいろ経費がかかるようになってしまったのかもしれない。回数が減るのは残念だが、仕方ない事だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。