東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表 (講談社文庫) | |
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東野圭吾作家生活25周年を記念した「東野圭吾公式ガイド―読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表」
という本が出ている。
非公式のガイドブックは持っていて、東野作品を読む前の参考にしていたが、やはり公式のガイドブックも押さえておきたい。
こちらも、図書館の予約が最近やっと回ってきて読むことができた。
苦節25年。東野圭吾が、その作家生活の中でどのように小説に向かい、努力し、読者のことを考え続けたことや、
著者公認の人気作品ランキングの結果が発表されている。
また、著者による全作品解説に加え、加賀シリーズ、ガリレオシリーズ、<笑>小説シリーズなど、
人気シリーズの解説ページも収録されている。
まさに、最初で最後の「公式ガイド」といわれている本である。
ランキングの結果については本を読んでもらいたいが
上位20位までには、こんな作品が並んでいる。
・容疑者Xの献身
・白夜行
・流星の絆
・新参者
・マスカレード・ホテル
・手紙
・秘密
・赤い指
・時生(トキオ)
・真夏の方程式
・幻夜
・さまよう刃
・麒麟の翼
・天空の蜂
・聖女の救済
・悪意
・宿命
・夜明けの街で
・パラドックス13
・探偵ガリレオ
私自身は、ランキングの順位についてはどうでもいい。
どれをとっても、甲乙つけがたい作品が目白押しなので、あれもこれも入っていて良かったというしかない。
それぞれにコメント付け加えたら、とても書きおせないのでやめておくが
映画化されたもの、ドラマ化されたもの、ベストセラーになったものばかりである。
現在、東野作品は80作近くなっているはずだが、その全てを読みたいと思っている。
もちろん上位20作は、すべて読んでおり、今のところ55作品くらいは読み終えた。
あとは、エッセイや<笑>小説シリーズの一部が残っているくらいで、図書館の予約枠に
余裕ができたら一気に借りまくって読んでしまおうかと思っている。
東野作品は、どれも当たりはずれがなくクオリティが高い作品ばかりだ。
お馴染み、加賀恭一郎シリーズやガリレオシリーズは、映像化で、阿部寛の加賀恭一郎、
福山雅治の湯川が、まさにはまり役となった。
これらは、作品と映像のイメージが一致して、原作を読みながらも、彼らのイメージが頭に浮かんでくる始末だ。
また、スポーツ系、サイエンス系、SFぽいもの、怖い女性ものなど、ジャンルも幅広い。
今のところ図書館に予約しているのは、最近の作品「虚像の道化師」「禁断の魔術」のガリレオシリーズだが、
人気作品という事で、200人以上も予約が入っており、順番が回ってくるのは、相当先になりそうである。
半年くらい待たされるかもしれないが、読みだしたら一気に読んでしまうことだろう。
順番が来るのが待ち遠しい。
とっちーさんのコメント通りでどの作品も面白いですよね。
終結にも一ひねりどころか二捻り作品によってはそれ以上の結末でわくわくしながら読んでしまいました。
とっちーさんが 東野圭吾をお好きなの知ってましたが すごい量ですね、
他にもここで沢山の作家のお好みシリーズを紹介していただきますよね
本当にお忙しい毎日をお過ごしなのに いつそんな時間がとれるのか びっくりします。
東野圭吾は好きな人すごく多くて書きにくいのですが 私は苦手です。
入り口が苦手から入ったのでよけいにそう思うのかもしれませんが 上位の
「白夜行」
なども私にとっては後味の悪い気持ちの悪い話に思えて好きではないですね、
ずっと後からよんだ
「容疑者Xの献身」
は 面白かったです、夫が好きで東野圭吾はいろいろあるので
「ガリレオシリーズ」
などは 気楽に読めるので読みますが、そういう穏やか系から読めば 好きになれたかも知れません。
福山君のガリレオは 私は映画しか知りませんが
カッコ良いですよね~
私はせうせう飽きました。もともと東野は、「ピカレスク」
小説から出発したので、白夜行などは初期の代表作
だと思ひます。
才能が枯渇する、といふことは誰にもあるやうです。
最近、宮部みゆき、横山秀夫、東野圭吾がつまらなく
なったとは、よく聞きます。
ちなみに、拙宅は書籍購入禁止になってゐます。
昨年は、195冊を読んだのですが、これが家の
中に保存されるとなると、人間が住む場所がなくなる
からです。詩集・句集・歌集・漢字筆順辞典は、
本屋で買ひます。何回も読む本だから。
一回しか読まない本は、すべて図書館で借ります。
図書館も、愛知県図書館・名古屋市図書館・岐阜市
図書館を愛用してゐて、現在15冊を予約中です。
東野作品談義も機会があったら是非やりたいですね。
時間は、好きな事ならどうにでもやりくりできるものです。
「白夜行」「幻夜」は、東野作品の中では異色の作品ですね。
確かに、その冷たくて暗く救いのない世界観は、読み終わっても拭い去ることができません。
しかし、そこまで徹底した世界観を構築した筆力は凄いです。
怖いけど、読むことは止められずぐいぐいと読み続けたものでした。
最初に読んだから、そのイメージがトラウマになってしまったのでしょう。
でも、それ以外は、見切りさんにお勧めできるような作品が一杯ありますよ。
私のお勧めとしては、「手紙」「秘密」「流星の絆」あたりは、見切りさんには合うのではないかと思います。
「真夏の方程式」は、ガリレオシリーズですが、湯川が珍しく少年と心を通わす内容です。
「麒麟の翼」は加賀恭一郎シリーズですが、父が子を思う気持ちに感動しました。
「時生(トキオ)」も結構好きなお話です。
「白銀ジャック」はスキー場が舞台で楽しめました。
いろいろ挙げるとキリがないのでこの辺としますが
そんなに嫌わずに読んでみてください。
年間195冊という事は、二日で1冊以上になりますが、
読み込むときは、一日で2冊くらいは読んでいることでしょう。
図書館は、浜松市内だけで借りているのですが、他市でも借りれるんですね。
現在12冊までフルに予約してるのですが、順番がすぐに回ってこないので、活字に飢えております。
東野圭吾ほとんど読み終えたとなれば、飽きてしまうかもしれませんね。
でも私は、まだ読んでないのがあるので、まだ飽きるほどではないですよ。
横山秀夫は警察を舞台にしたミステリーが多いですが、
東野圭吾、宮部みゆきは、いろんなジャンルの小説書いてるし、その点では凄い作家だなあと思っています。