とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021火打山・妙高山登山:1日目火打山

2021-08-09 22:21:15 | 山登り
先週末は、上信越高原国立公園にある「頸城三山」の火打山と妙高山に登ってきた。どちらも日本百名山に選定され、夏山シーズンには人気の山である。大分昔に登ったことがあったが、山頂からの展望が今一つだったので、久しぶりに展望を期待して、また登ってみる事にした。

前日の夜、火打山の登山口となる笹ヶ峰野営場の駐車場に車を止める。夜が明けたところで、支度をして、スタート前の写真を撮る。


6:30。笹ヶ峰野営場から歩きだす。


すぐ先が、登山口駐車場で入山者のゲートだ。入山届を提出し、入山料も支払ってゲートを通過する。


しばらくは緩やかなアップダウンの登山道を進む。


大きな沢に架かる黒沢橋を渡る。


1時間ほど歩くと、『十二曲がり』というつづら折りの急登が始まる。


15分ほどで『十二曲がり』をすべて通過する。


ツリガネニンジンの横を通過する。


富士見平の分岐で一休みする。Kさんが持ってきてくれたブドウが美味しい。


大きな樹木がなくなり、湿原の中に入ってきた。


9:55。高谷池ヒュッテに到着する。ここがこの日の宿だ。まずは、宿泊のうけつけを済ませ、寝場所の確認と余分な荷物を部屋に置いてから、火打山に登る事にした。


高谷池ヒュッテの広場で、火打山と高谷池をバックに撮影。空は抜けるような快晴だ。台風が日本近海で発生しているという事だったが、この日の天気は、問題なさそうだ。


火打山を正面に見ながら、木道を進む。


天狗の庭と呼ばれる湿原。高山植物が咲き乱れる絶景スポットだ。


ワタスゲがそよそよと風に揺られている。


池塘の水面には、逆さ火打が映っている。もう少し風がなければ、きれいに火打が映るのだが、水面が揺らいでいて今一つだ。


東側斜面は、大きく崩れている。わずかだが、雪渓もまだ残っている。


シシウドとマルバダケブキ。


モミジカラマツ。


チシマギキョウの群落。


お花畑の道を登っていく。


12:00。火打山山頂2462mに到着する。火打山は頚城三山の最高峰だ。山名は、緩やかな稜線を持つ山容が火打ち石に似ていることからという説がある。


南東側に見えるのは、翌日登る予定の妙高山だ。


西側に見えるのは、焼山だ。焼山は、2016年3月から、噴火警戒レベル2となり、山頂から半径1㎞以内の立入規制がされていたのだが、2018年11月で立入規制は解除されたというが、現在も入山する人は少なく登山道は荒れているという。


火打山山頂で休憩をしている人の前では、大きな入道雲が立ち上がっていた。まさに夏の風景だ。


山頂近くの登山道で咲いているウサギギク。


ひとしきり山頂での景色を堪能して、火打山を下っていく。


ワタスゲが咲き乱れる天狗の庭を通り過ぎれば、高谷池ヒュッテに到着だ。


14時前には、ヒュッテに到着する。あとは昼寝をしたり、山談議をしたりして夕食の時間を待つ。夕食後は、山のビデオや天気予報を見たりして部屋に戻ると、みんな一気に爆睡する。

参考1.1日目のコースマップ


参考2.1日目の高低図&コースタイム


「2021火打山・妙高山登山:2日目妙高山」に続く。