第8回目の熊野古道は、高野山から本宮大社までの小辺路ルートだ。まずは、南海極楽橋駅から高野山ケーブルに乗って高野山に向かう。急勾配の線路だが、5分で高野山駅に到着する。
お昼近くになっていたので、千手院橋(東)バス停で昼食を済ませてからスタートする。
金剛三味院入口が小辺路ルートのスタート地点となる。
入口にある商店の壁にも小辺路入口と書かれている。
雨がポツポツ降り始めていたが、この時点では大した量ではなかった。
緩やかなアップダウンを繰り返しながら山道を進む。
熊野古道小辺路を辿り高野山を目指した参拝者は、ここ轆轤(ろくろ)峠で初めて堂塔伽藍を眼にした。木々の間に見え隠れする堂塔伽藍を、まるで「轆轤っ首」のように首を伸ばして眺めたと謂われており、これが名前の由来となった。高野七口のひとつ大滝口女人堂が置かれていた場所でもある。
その後、突然雷鳴が鳴り響き雷雨となった。風も雨も強くなり、急いで坂を下っていく。
赤い鉄橋を渡る。
車道と合流する場所まで下りてきたころ、雨が止み静かになった。雨具をぬいで一休みだ。
大滝集落の最後の民家の前を通り山道に入る。
高野龍神スカイラインをしばらく歩いていくと、青空となり好天に変わってきた。
水ヶ峰分岐から再び山道に入る。クマ出没の絵がシュールだ。
水ヶ峰集落跡。ほぼ和歌山との県境に位置し、すぐ北で高野町と接する。熊野古道・小辺路の旅籠として栄えた集落だが、現在は無人となり「消え去った集落」として挙げられている。
舗装道路を進む。
空を見上げると、青空にくっきりと飛行機雲が描かれていた。
回りの山々が良く見える。
平辻から一気に山を下ると、大股バス停だ。1日目は、ここがゴールだ。この日の宿となる野迫川温泉・ホテルのせ川に電話をして、お迎えに来てもらう。
1日目の距離は、16.7キロ。時間にして4時間12分とハイペースで到着する。宿は野迫村にある唯一のホテルだ。野迫川村は奈良県の南西部に位置し、紀伊山地西部の山塊に囲まれた山深い村である。気候は、夏は冷涼で避暑地に適しているが、冬は寒冷で降雪や積雪が多く、梅雨の時期や夏の降水量が多いという。そして、離島を除いて日本一人口が少ない自治体であり、まさに秘境中の秘境だ。
参考1.1日目の高低図&タイム
参考2.1日目のコースマップ
「2021第8回熊野古道ジャーニーマラニック:小辺路編-2日目(大股~三浦口)」に続く。
お昼近くになっていたので、千手院橋(東)バス停で昼食を済ませてからスタートする。
金剛三味院入口が小辺路ルートのスタート地点となる。
入口にある商店の壁にも小辺路入口と書かれている。
雨がポツポツ降り始めていたが、この時点では大した量ではなかった。
緩やかなアップダウンを繰り返しながら山道を進む。
熊野古道小辺路を辿り高野山を目指した参拝者は、ここ轆轤(ろくろ)峠で初めて堂塔伽藍を眼にした。木々の間に見え隠れする堂塔伽藍を、まるで「轆轤っ首」のように首を伸ばして眺めたと謂われており、これが名前の由来となった。高野七口のひとつ大滝口女人堂が置かれていた場所でもある。
その後、突然雷鳴が鳴り響き雷雨となった。風も雨も強くなり、急いで坂を下っていく。
赤い鉄橋を渡る。
車道と合流する場所まで下りてきたころ、雨が止み静かになった。雨具をぬいで一休みだ。
大滝集落の最後の民家の前を通り山道に入る。
高野龍神スカイラインをしばらく歩いていくと、青空となり好天に変わってきた。
水ヶ峰分岐から再び山道に入る。クマ出没の絵がシュールだ。
水ヶ峰集落跡。ほぼ和歌山との県境に位置し、すぐ北で高野町と接する。熊野古道・小辺路の旅籠として栄えた集落だが、現在は無人となり「消え去った集落」として挙げられている。
舗装道路を進む。
空を見上げると、青空にくっきりと飛行機雲が描かれていた。
回りの山々が良く見える。
平辻から一気に山を下ると、大股バス停だ。1日目は、ここがゴールだ。この日の宿となる野迫川温泉・ホテルのせ川に電話をして、お迎えに来てもらう。
1日目の距離は、16.7キロ。時間にして4時間12分とハイペースで到着する。宿は野迫村にある唯一のホテルだ。野迫川村は奈良県の南西部に位置し、紀伊山地西部の山塊に囲まれた山深い村である。気候は、夏は冷涼で避暑地に適しているが、冬は寒冷で降雪や積雪が多く、梅雨の時期や夏の降水量が多いという。そして、離島を除いて日本一人口が少ない自治体であり、まさに秘境中の秘境だ。
参考1.1日目の高低図&タイム
参考2.1日目のコースマップ
「2021第8回熊野古道ジャーニーマラニック:小辺路編-2日目(大股~三浦口)」に続く。