とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019七倉周回登山ツアー:2日目

2019-07-30 20:27:49 | 山登り
2日目の朝、5:30。船窪小屋前から西側の展望を楽しむ。まだ、好天で山並みがくっきり見える。奥の方は、五色ヶ原から薬師岳へと続く稜線だ。8月中旬は、立山から薬師岳まで縦走する予定なので、イメージを膨らませながらよく見ておいた。


視線を少し右にずらすと、立山と剣岳の半分も見える。


5:55。小屋前で集合写真を撮って出発する。この時点では、好天だったのだが、台風が接近しているという情報があり、午後から雨となって烏帽子岳周辺の登山指数は“D”ということで、周回登山はあきらめ、そのまま七倉山荘まで戻ることにした。


しばらくは、槍ヶ岳を見ながら歩いて行ける。


下界は雲海の下である。


帰りは、長くて急な下り坂だ。気を付けて降りなければ。


チングルマのお花畑を通り過ぎる。


下山途中で、生まれたばかりの4羽のヒナを連れたライチョウ親子に出会う。目の前で親の後を追いながら、ひょこひょこ歩いていくヒナの動きが可愛い。




雲海がじわじわと上まで湧き上がってきている。槍ヶ岳もここらで見納めだ。


天狗の庭で少し休憩。


さらに3時間以上ひたすら下っていくと、高瀬川が見えてきた。


トンネル入り口の登山口が見えてきた。


トンネルを抜ければ、七倉山荘のゲートに到着だ。下山途中で雨に降られることもなく約4時間で降りることが出来た。


七倉山荘で温泉に入り、弁当を食べて休憩しているころ雨が降り出した。ちょうどいいタイミングで下山できてラッキーだったというしかない。

時間的には、まだお昼前で時間は十分ある。2日目は、白馬のペンションに急遽泊ることにしたので、周辺を観光しながら向かうことにした。まずは、大町市の大町山岳博物館に寄っていく。


大町山岳博物館は北アルプスに関わる山の自然や山小屋、山で生活する人たちの暮らしなどが紹介されており、カモシカやムササビなどの剥製が展示されている。




ライチョウの親子の剥製。


白馬迄行くとジャンプ台が見えてきた。長野オリンピックで日本が金メダルを取ったあの場所だ。まだ、行ったことがない人がいたのでジャンプ台を見学していくことにする。ちょうどラージヒルの方でサマージャンプ大会の練習をしている選手たちがいたので、しばらく見学する。


ゴール付近まで下りて、今度はジャンプしてきた選手を下から見る。下から見ると、鳥のように飛んでいるような感じがよくわかる。




表彰台に立って、メダリストの雰囲気を味わう。


白馬のペンションは、常宿の「ホームズイン」さんだ。急な予約だったので夕食は準備できないとの事で、近くのコンビニでアルコールと食料を調達して、ミニ宴会だ。豪華な夕食はなくても、これはこれで楽しいものだ。


参考1:2日目のコースマップ


参考2.2日目の高低図


「2019七倉周回登山ツアー:3日目」に続く。