とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018八海山登山:1日目魚沼の里~八海山ロープウェイ山頂駅

2018-09-03 22:50:47 | 山登り
昨年9月上旬に計画していた八海山登山だったが、天候が悪く強風が予想されたので急遽中止にしていた。今回は、1年ぶりのリベンジという事でどうしても登りたかった。一週間くらい前からの天気予報は、コロコロ変わりヤキモキしていたのだが、二日前の天気予報を見て予定通り行く事を決断した。天気は曇りか雨のマークしかなく、晴れマークがないので心配だったが、雨が降らない時間を狙って山頂アタックすれば何とかなるだろうという希望的観測で中止にする気はなくなっていた。

8月31日、雨が今にも降りだしそうな天気の中、東名高速、圏央道、関越道を経て塩沢石打サービスエリアまで車を走らす。深夜12時前にサービスエリアに到着する。この時は、まだ雨は降っていなかったが、2時過ぎから雨が降りだしていた。1日は、午前中は雨が残りそうな天気予報だったので、塩沢石打サービスエリアで朝食を食べてからのんびりと八海山ロープウェイ乗り場に向かう。

9時。八海山ロープウェイ乗り場で、前日から現地入りしていた東京組3人と合流する。我々静岡組3人と合わせて今回は6人のパーティだ。ロープウェイに乗ってすぐに山に登ると山小屋に着くのは早すぎてしまうので、どこかで時間をつぶそうとメンバーたちと相談し、近くにある「魚沼の里」というお酒のテーマパークみたいな場所に行くことにした。新潟県南魚沼市長森という地域には、新潟の地酒を代表する「八海山」の酒蔵である八海醸造株式会社がある。「魚沼の里」は、その八海醸造が運営する「酒」と「食」と「スイーツ」をたっぷりと味わうことのできる施設である。

10時の開館時間を待って、美術館のような外観の「八海山雪室」に入る。雪国の文化が根づく魚沼では、昭和30年(1955年)頃まで背丈よりも高く降り積もった雪を利用した「天然の冷蔵庫・雪室」に食べ物を保存していた。ここに保存された食べ物は、低温多湿の中で熟成し、より深い味わいになる。「八海山雪室」には、貯蔵庫はもちろんカフェや売店も併設されていて、雪国の文化に触れることができるのだ。


まず最初に向かったのは、大人の雰囲気が濃厚な試飲カウンターだ。


八海山を試飲できるのは、もちろんだが、お酒を飲めないドライバーには甘酒も試飲できる。私は、麹だけで作った甘酒のトマトジュース割りを頂く。


こちらは、焼酎貯蔵庫。オーク樽焼酎やメモリアル焼酎が貯蔵されている。


記念撮影用にちょっとしたスタジオもできている。


併設された売店を一通り覗いていく。これから山に行くので、帰りにもう一度寄って欲しいものはあとで購入することにした。


魚沼の里の高台にある猿倉山ビール醸造所。クラフトビール「ライディーンビール」の醸造所だ。


施設内にはビアバー、ベーカリー、リカーショップを併設され、ガラス越しに醸造タンクを見る事が出来る。


猿倉山ビールバー。出来立てのビールと、ビールに合うおつまみやジェラートを楽しめる。


魚沼の里を出てから、八海神社に寄って行く。メンバーの一人Tさんが、御朱印集めをしているとの事で、どうしても八海神社に寄りたかったそうだ。うっそうとした杉並木に囲まれた八海神社の中に入って行く。


八海神社は、クニサヅチノミコト・ニニギノミコト・コノハナサクヤヒメノミコトを中心に9柱の御祭神が祀られているそうだ。


11:40。八海山ロープウェイ山麓駅からロープウェイに乗ることにした。


お客は、我々6人しかいない。まだ、雨が降っておりこんな時に来る人はほとんどいないようだ。


10分ほどで山頂駅に到着する。もちろん、山頂駅にも我々しかいない。まだ、雨が降っており、カッパを着こんで登山の準備をする。


登山口の入り口にある八海山トレッキングガイド。この日は、9合目にある千本檜小屋までのチャレンジコースの予定だ。


「2018八海山登山:1日目八海山ロープウェイ山頂駅~千本檜小屋」に続く。