「キングダム」

日本映画で中国ものというのは「楊貴妃」から「敦煌」まで連綿として作られてきたわけだが、中国自身が自前のスペクタクルが作れるようになった現在、早い話中国「本国」でどう受容されるのか、土台公開されるのか、されるとしてどんな形なのか、いろいろと気になった。

というか、これはこれで、お話の舞台としての「中国」、統一されて壮大な帝国になる前後のイメージとしての中国として、捉えるべきなのだろう。
大沢たかおや長澤まさみが肉体改造してデフォルメしたコミックのキャラクターに文字通り肉付けしているのが見もの。

山の民の衣装、仮面のデザインが秀逸。非近代的であると共にモダン。現代美術みたいでもある。

形勢が絶体絶命に追い込まれてから逆転に転じるところで、何がきっかけになったのか曖昧なところが多いのが気になった。根性はいいとして、それだけだと納得しにくい。

「キングダム」 - 公式ホームページ

「キングダム」 - 映画.com

5月25日(土)のつぶやき

これはですね。「アリーテ姫」の実作業に入る直前だったか、家族で流星群を見に行ったということがありまして。あと、「未知との遭遇」以前の、つまり流星が本筋とは何も関係ない「ジョーズ」で、わざわざ合成まで使って星を流しまくっていた、という映画的体験。 https://t.co/tUyr0PDZQX

— 片渕須直　映画「この世界の片隅に」公開中 (@katabuchi_sunao) May 25, 2019

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の中国版ポスター。大きな翼を持つ巨大モンスターたちに囲まれてゴジラがもがいているようにも見えるパンチの効いたデザイン。前作は中国でも77億円を超える大ヒット。5月31日より日本公開。 pic.twitter.com/EZ6EMneYPt

— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) May 24, 2019