prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「オブセッション 歪んだ愛の果て」

2012年12月08日 | 映画
どう見ても「危険な情事」の焼き直しストーキングものだけれど、一番ビリング(配役順位)が高いビヨンセがつきまとう側でもつきまとわれる側でもないので前半あまり出番がなく、終盤いきなり夫につきまとうストーカー女を撃退するのに大暴れというすごくバランスの悪い作り。
調べてみたらビヨンセがプロデューサーもやっているのだから、当然。

おかげで夫役のイドリス・エルバ(最近では「プロメテウス」に出ていた)は、さんざん苦しめられたあげくクライマックスで出番なしというハメになった。

男が女を暴力で撃退するという図はちょっとまずいのは確かで、女同士の格闘という昔の女闘美風の見世物的趣向になります。しかし、映画的効果を狙ったとはいえアメリカの家でもああも天井が高いのは珍しい。

ストーカーのアリ・ラーターは「バイオハザード3,4」に出ていた人ね。金髪白人女が黒人男をストーキングするというのが新味といえば新味。
(☆☆★★)


12月7日(金)のつぶやき

2012年12月08日 | Weblog

宝くじを買う気持ちはわかるけど、行列する気持ちはわからない。


何度も言うけど「国は国民を守らないものだ」「国家や公は個人を尊重しないものだ」というのが、西洋の「国」に対する当たり前の認識である。だから「国から個人を守る」…そのために憲法があるんだよ。なのに日本人は国や政府を盲目的に信じるよう教育されている。これがこの国の一番危険なところだ。

小暮 宏さんがリツイート | 98 RT

記憶せよ、12月8日。この日世界の歴史改まる。アングロサクソンの主権、この日東亜の陸と海とに否定さる。否定するものは彼らのジャパン、眇(びょう)たる東海の国にしてまた神の国たる日本なり。そを治(しろ)しめたまふ明津御神(あきつみかみ)なり。(続く)#dig954


今見ると凄い詩だけれど、作者のイメージとの一見ミスマッチも相当なもの。#dig954


これ、検察がストーリー作りに苦労しそうな事件だなあ。#dig954