prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ドクターズ・ハイ」

2012年03月23日 | 映画
原題はpathology(病理学・病変)。
若い医師集団の内部で行われる、死因がわからないように人を殺し他の医師がその方法を当てるというヒドいゲームを描く。

うまく処理したら「罪と罰」のラスコリニコフが本当に人の生死を決められるエリート的な立場と技術と知識を手に入れたようなものになったかもしれないが、冒頭で遺体をおもちゃにして人形劇まがいをやったりといった表面的な趣味の悪さが先にたってサイコが医師の仮面をつけているとしか思えず、やり方も乱暴でいくらなんでも周囲が気がつかないことあるのかと思ってしまう。

助からない患者をやむをえず安楽死させたらどんどんエスカレートして人の生死を握っているのが快感になるとか、いくらもドラマの綾のつけ方はあるだろうに。
ゲームの設定を思いついて、医者のエリート意識のいやらしさを描いたら下世話な嫉妬心を煽れるぞという下心から踏み出さないで終わった感じ。

ローレン・リー・スミスやアリッサ・ミラノ(30過ぎているもので、誰だかわからなかったが)といった女優陣が美形なのは救い。ただ、役そのものは平板。

主人公は途中からはっきり鬼畜になっているわけで、もっと悪い奴をやっつけたからって別に許されるわけではないだろう。
(☆☆★★)

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3月22日(木)のつぶやき

2012年03月23日 | 映画
02:00 from livedoor Blog コピペ日記 : 孤独のグルメ第12話「目黒区中目黒ソーキそばとアグー豚の天然塩焼」 lb.to/GFerA009:05 from gooBlog production 「「戦火の馬」」 goo.gl/pkNiN09:52 from Tweet Button 30年を経て1970年代を代表するリベンジ映画が劇場で公開 cinematoday.jp/page/N0040525 @cinematoday 『発情アニマル』の邦題でポルノ映画として公開、テレビでは『女の日』、ビデオ『悪魔のえじき』とタイトルも変わる…ちなみに公開前の仮題は「サマータイム」。09:53 from web しかし、まさかコレがリバイバルされるとはね。10:05 from web 英題でもDay of the womanが1978年初公開時のタイトルで、'81年に再公開時に配給したジェリー・グロスがI spit on your graveに改題したらしい。10:29 from livedoor Blog コピペ日記 : 止まらぬ焼身自殺 チベットの声なき叫び lb.to/GNkDV310:38 from ブクログ(booklog.jp) 【本棚登録】『力道山―人生は体当たり、ぶつかるだけだ (ミネルヴァ日本評伝選)』岡村 正史 booklog.jp/item/1/4623052…10:47 RT from web 21日、アントニオーニ『情事』、デ・シーカ『ひまわり』、『フェリーニのアマルコルド』、タルコフスキー『ノスタルジア』、アンゲロプロス『蜂の旅人』等の脚本家トニーノ・グエッラ死去。16日に92歳になったばかり。guardian.co.uk/film/2012/mar/…Hosokawaさんのツイート21:35 from Twitter for iPhone ほとんど毎日行っている本屋で、気がついたら離れている四つの本棚がそっくり入れ替わっていた。なんたる早業。by yapoono6 on Twitter

力道山―人生は体当たり、ぶつかるだけだ (ミネルヴァ日本評伝選)
クリエーター情報なし
ミネルヴァ書房