prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「犯罪王リコ」

2006年12月29日 | 映画
原題 Little Caesar 1931年作品 主演・エドワード・G・ロビンソン 監督・マーヴィン・ルロイ。

翌年の「暗黒街の顔役」同様、冒頭にわざわざ悪は滅びると訴える字幕がついている。当時はギャング映画を作るにもそういうエクスキューズが必要だったのはわかるが、白けます。
内容もかなりわざとらしく勧善懲悪に調子を合わせていて、嘘っぽい。ヴァイオレンス描写もごく少ない。
エドワード・G・ロビンソンはさすがにスゴ味たっぷりだが、のし上がる前からボス連よりよっぽど貫禄あるのがなんだか可笑しい。
(☆☆★★★)


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