prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

一日中地震

2004年10月24日 | Weblog
一日中地震の情報が流れている。だけでなく、本当に地震が起こり続けている。こんなにしつこい余震も珍しい。こう多いと“余”って言葉が似合わない。
こういう時だけタンスのつっぱり棒が弛んでないか風呂に水がためてあるか見たりする。

「奪還-DAKKAN アルカトラズ」

2004年10月24日 | 映画
スティーブン・セガールが一見意外な出方をするが、この人がやるとすべて案の定になる。ただし「マトリックス」のマネはやめてほしい。かなり肉がついて頭が寂しい。
アルカトラズにヘリコプターが突っ込みロケットランチャーがぶっぱなされる大々的なドンパチっていうのは初めて見た。それらしく見えるセットをよく作ったもの。ただなんでアルカトラズなのかよくわからない。一種のブランドなのか。
悪者のNo.2がやたら青いアイシャドーが目立つ女というのがケバくて可笑しい。
(☆☆★★★)

地震とテレビ

2004年10月24日 | Weblog
新潟で地震。東京でも何度も揺れる。テレビはNHKはもちろん、民放も次々と特別番組に切り替わる中、テレビ東京はわずかな時間を除いて土曜スペシャルとアド街っ区天国を断固として放映する。立派。
テレビ朝日も割と通常の番組を放映したよう。視聴率ビリとブービーというのは偶然ではないのかも。

教育テレビでは安否情報の掲示板みたいな放映をしている。電話が殺到するのを避けるのにいい方法。

またぞろ首相の対応がどうこうと小姑めいた批判がテレビでぽつぽつと耳に入る。行って具体的にどうにかなるものか? まさか普段から足引っ張っておいて、行けば精神的な支えになるとでもいうつもりか。行けば行ったでパフォーマンスだなんだと言うのではないか。
対応はまあ普通で、誉めることはないがくさすこともない。阪神大震災の時よりは進歩している。

「アルマーニ」

2004年10月24日 | 映画
アルマーニの家族がまるで姿を見せない。独身にせよ親族はいるだろうに、まったく出てこない。プールから出て裸で歩き回っているあたりの孤独感。「私には親友が一人もいない」と言うのに、なんか嬉しくなる。

あれだけ世界中を回っていて英語をまったく話さないというのも珍しい。
ファッションショーの準備で怒鳴りまくるあたり、特にカリスマだからというわけではなく立場と才能からして自然ななりゆきと受け取れる。
テーブルを囲んで乾杯する時、席についている人全員のグラスにいちいち自分のグラスを当てて行く奇妙な完全主義。
(☆☆☆★)