prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」

2004年10月29日 | 映画
10年ぶりの再見。前に見た時は、キャラクターデザインの独創性、ミュージカル・センス、アニメーション技術に圧倒されながら、ダークサイドの住人が“悪”ではないのにやや違和感をもって世界観がちょっとつかみきれなかった。今ではよくわかる、どころかこの世界観こそが最大の魅力と思える。
サンタクロースが結構悪役顔。主役のジャックの声がクリス・サランドン(スーザン・サランドンの前の旦那)なのを初めて知った。

併映の「ヴィンセント」「フランケンウィニー」はモノクロだが、ティム・バートンの最新作「ビッグ・フィッシュ」のカラフルな画面への変遷は、孤独と疎外感を抱え込んだ作者が成功するにつれて自然に移行したものと思える。今こういう作品は作れないだろうが、作ったらむしろイヤミだ。

字幕でブギーマンを鬼のブギーと訳していたが、普通にブギーマンで通じるのではないか。
写真は近くのスーパーのハロウィンセール。
(☆☆☆★★★)


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ハロウィン近し

2004年10月29日 | Weblog
ハロウィンも強引に定着させようと色々やってます(写真)。
一番いいのはクリスマスとケーキ、バレンタインとチョコレートみたいに特定の食べ物とタッグを組むことでは。漠然とお菓子というのでは弱い。子供も少なくなっていることだし。

切った指のバンドエイドを外す。直りかけの傷口は、何か果物のタネを縦に割ったような形。