きのうは
前日の35℃の猛暑日から
一転して、山の学校に
到着したら、外気温は
18℃だった。
前日は
半袖出勤だったが、
昨日は厚い生地の
長袖にした。
朝の打ち合わせをしてから、
連絡ボックスを見たら
山のような
「ウェルカム菓子類」
が袋詰めされていた(笑)。
病休開けの先生からは
「お世話になりました」
のメッセージも
添えられていた。
*
午前中は、
生徒たち(全校生5人)は
全員、校外学習で
出払っていたので、
10時から給食の12時半まで
空き時間となり、
楽譜のアナリーゼや
合奏練習用のパート録音なぞを
お菓子をつまみながらやっていた。
給食時間前ころに、
やや、体調に異変を感じ、
念のために・・・と、
ご神米を頂いて御祈念し、
鎮痛剤・安定剤・制吐剤を
服用した。
そして、
(きょうはカレーかぁ・・・)
と職員室の配膳済みの机に座り、
さて・・・と、
一口やった処で、
違和感が激しくなり、
ゾワゾワ感が起こり始めた・・・。
(やばいッ!! VVRだ・・・)
と、察知し、
急激な血圧低下による
失神防止に、顔面を何度も
強くダブルビンタし、
左腕をまくり上げて
赤くなるほどに強く叩き続けた。
幸いにして、
職員室には
誰もいなかったので、
この異様な姿を見られずにすんだが、
発作は治まったものの、
違和感は消退せず、
食欲は完全に失せていた。
お膳をもって入ってきた
事務員さんに、
急に体調不良になったので、
残食を処分して下さい・・・と、
お願いして、保健室で横になった。
VVRとは、
「血管迷走神経反応」
(Vaso Vagal Reaction)
のことで、
不安や緊張、疼痛、
睡眠不足や空腹などで、
迷走神経が刺激され、
脈が遅くなり
末梢血管の緊張が緩んで
血圧が低下したり、
気分不良、吐き気、失神
が起こる発作的症状である。
40代の頃、
水泳で激しく泳いだ後に、
更衣室で倒れそうになった事が
初めての経験で、
その後も、虚血性大腸炎で
物凄い激痛でも起こり、
テニスの熱中症の後にも起こった。
今回のように、
学校内で前兆が起こったのは
初めてなので、
回復後にすぐさま分析してみた。
寒暖差が主因であることは
間違いがなかった。
なにせ、前日は35℃で、
夜も25℃を下回らない熱帯夜で、
朝方まで冷房をつけていたが、
室内温度は23℃ほどで、
寝苦しく、布団をはいだり・・・と、
ふだんのような良質の睡眠が
とれなかったのが主因だと思われた。
そして、山の学校は
標高550mで、家とは
500mの海抜差があり、
アプリの計算式では、
約50hPaの気圧差があり、
その「高地順化」に自律神経系が
ホメオスタシス(恒常性維持)
のストレスを負う。
加えて、
坐骨神経痛と顎関節症痛の
慢性疼痛のストレス、
カウンセリング中の連続座位、
ギター練習での頚肩腕症候群、
糖尿病境界値・・・と、
自律神経失調症になる誘因が
ワンサカであった。
HSPも素因にある。
保健室で横になり、
事前に服用していた薬効と
自律訓練法を施したら
30分ほどで平常化したが、
途端に、戸外では、
ザザーッと激しい雨が降り出した。
低気圧接近による、
急激な気圧低下もあったようだ。
(おれは、ニンゲン観測装置か・・・)
と、天井を見ながら、
苦笑いするようだった(笑)。
同時に、口内の
舌下が腫れ上がる前兆のような
ムズムズ感も起こったが、
それは麻疹にまでは
至らなかった。
アレルギーも同時に発症したので、
よほどの体調変化だったのだろう。
65歳を過ぎると、
こうも、ストレスの負荷で、
カラダが悲鳴をあげるものか・・・
と、痛感させられた。
今回は、前兆のみで、
大きな発作は免れたのは、
不幸中の幸いだった。
毎朝、ご神前で、
「今日も、家族一同。
事故・けが・病気・災難から
お守りください。
大難は小難に、小難は無難に、
お祀り替え下さいませ」
と御祈念させて頂いているので、
まさしく「無難」で済ませて頂き、
お気づきも頂いた。
ほんに、有難いことである。
*
退勤時に、
またもや、職員室で、
事務員さんと二人になった時、
「今日は、残飯整理して頂き、
ほんとうに、すみませんでした」
と謝ると、
「先生。フクシマまでのフライト、
お気をつけてくださいね」
と洒落を言って頂いて、
嬉しく思った(笑)。
*
無事、帰宅したら、
ポストに前日Amazonに注文した
『王様の仕立て屋』の最新刊が
投函されていて、嬉しかった。
いちばん好きなコミックなので、
風呂上りのリラックス・タイムで、
いい「読みクスリ」になってくれた(笑)。
*
今朝方、
教え子のツーラから
相談メールが来て、
京都で一緒に散策した
“名誉孫娘”のカノちゃんの
画像も添付されてて
嬉しく思った。
心配していた
慣らし保育も無事に克服して、
園にも慣れたようである。
リク坊とおない歳で、
やっぱり、
おんなじような
前掛けをしていた(笑)。