『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

GO TO~!

2020-11-15 07:31:00 | 勉強
その御生涯で
謦咳に接することはなくも、
私淑してきた大先生が
幾人かいる。

中村 元(はじめ)先生も
そのお一人である。

ご生前には、
ちょいちょいNHKの宗教番組
『こころの時代』に
ご出演なされており、
その口跡の良さに
まず耳が魅かれてしまい、
そして、その語り口の優しさ、
笑顔のチャーミングさ、
なにより、学識の深さに・・・と、
感銘を受けて、先生の
学目的“オッカケ”(推し)に
なってしまった。

没後、すぐに、御遺影を
書斎に飾ったほどである。

今でも、
『こころの時代』は
YouTubeに何篇かアップされており、
先生に会いたくなると、
そこでご尊顔を拝している。





河合先生との対談も
カセットで保存してあり、
ご講演のものも数十本あり、
時折、聴かせて頂いては
勉強している。

自分の仏教学関連のベースは
すぺてが中村先生に負うものである。

先生は、高校時代に、
腎臓病を患われて1年間休学され、
「人よりも遅れることが、
ほんとに、辛うございましたね」
と仰っておられたが、
「また、それが、
よい時でもあったように思われます」
と意味付けをされていた。

事実、学者になられてからの
研究への意気込みと成果は
常人の及ぶところではなく、
その有名なエピソードとして、
東大院での博士論文を
5年がかりで完成させ、
その原稿は大量で
リヤカーで弟に手伝ってもらって
大学に運び込んだという(笑)。

それを見た指導教官が
悲鳴を上げたというから、
さもありなん、である(笑)。

さらに、凄すぎるエピソートがあって、
お独りでコツコツと20年かけて完成させた
『佛教語大辞典』3万頁の原稿を
事も在ろうか、バカ過ぎる出版社が
紛失させるという大事件があった。

その大失態に対して、
中村先生は怒ることもなく、
「怒ってみたって、
原稿は戻りませんから・・・」
と、茫然自失の日々を
過ごされていたという。

そりゃ、そうだろう。
凡夫であれば、
たとえ、平謝りに謝られたとて、
許しがたい所業である。

そしたら、
“糟糠の妻”である奥様から、
「もいちど、やり直したらどうですか・・・」
と、励まされ、
再度、執筆に立ち上がり、
なんと、8年かけて、
さらに1万5千頁を追加し
「おかげで、前より
いい仕事ができました」
と語ったというから、
もう「学聖」と尊称するよりない。

事実、先生の戒名は
「自誓院向学創元居士」
である。

まさに、宗教学者の鏡である。

そんな、大先生も、
高校時代に患った腎臓が
“命取り”となり、
急性腎不全のため満86歳で
お亡くなりになられた。

語学にも堪能であられ、
世界の宗教界では、
「プロフェッサー・ナカムラ」として
リスペクトされていた
大仏教学者であられた。

スタンフォード大や
ハーバード大でも
教鞭をとられ、
学生たちとも映画を見に行くような
フレンドリーで気さくなお人柄であった。

退官後には、
『東方学院』という私塾を創設し、
ご自身も「寺子屋」と称して、
学歴も年齢も問わず、
向学心のある人たちの為に
亡くなるまで講義をされていた。

先生の御功績は
十指に余るものではあるが、
何より、サンスクリット語や
パーリ語に精通されていたので、
原始仏典の翻訳を苦心されて
平易化したことである。

仏教を抹香臭い仏事とせず、
黴臭い学問対象ともせず、
一般人にも解かるように
されたことである。

「生きる指針を提示するのも学者の仕事」
が持論であられたので、
「ニルヴァーナ/ニッパーナ」を
「涅槃/ねはん」とは訳さず
「安らぎ」と“やまと言葉”で訳された。

先生に拠れば
「ニルヴァーナは、
教義学者たちが言うような
煩いものではなく、
心の安らぎ、心の平和によって得られる
楽しい境地というような意味でしょう」
と仰っている。

まこと、
尊敬するより知らない、
見事な大老賢者である。

不安になると、
すぐに、中村先生の
お声が聴きたくなるので、
自分にとっては
「安定剤」的存在でもあられる(笑)。





尊師・中村先生に倣って、
「佐々木心理教育カウンセリング室」も、
看板こそ出していないが、
『国際魂理学院』という私塾も
兼ねている。

当院でも、
教育分析を受けられた方を
大勢排出しているが、
今般、来年度の
第四回『公認心理師』国家試験に
挑まれるお三方がおられる。

全員が女性教員で、
46、44、42・・・と、
初項46、公差2の等差数列なので
オモロイなぁ・・・と思った。

いずれも、
ユング心理学を
一度は勉強した
元ユングフラウ(乙女/Jungfrau)
でもあられる(笑)。

きのうも、
そのうちのお一人が
分析にこられたが、
後半は、さっそく、
国試対策のゼミになった。

なんだか、院長様自身も、
林センセばりに
受験予備校の講師にでもなったような
エンジンがかかり(笑)、
昔取った杵柄で、
過去問の分析やら
テキストを引っ張り出して
“競馬の予想屋”のような
好奇心を沸かせている。

そしたら、
きのうはオシリ痛が
鳴りを潜めていたので、
ノンビリ座ってばっかりいんと、
なんでもええから
立ち上がって公益の仕事をせいッ!
いうことやねんな・・・
と思うてしまった(笑)。

“競馬の予想屋”つながりで、
なんだか、失礼は承知で(笑)、
馬主にもなったような気分でもあり、
優秀な三頭のサラブレッド牝馬が
「3連単」の1・2・3着に
入賞してくれないかなぁ・・・
とも夢見ている(笑)。

そのためには、
助力を惜しまず、
名伯楽たる調教師役も
勝って出ようと思っている。

お三方とも、
教え子世代でもあるので、
なんだか、若い頃の
「担任」に戻ったような
気分なのかもしれない。

別に競馬が好きなワケでもないので、
“オンマさん”に例えたのは、
知らぬ仲なら超失礼なハナシだが、
それを笑い飛ばしてくれるような
キャラたちなので、
さすがに、賢い熟女・オバハンたちは
有り難い(笑)。

教養のない人間や
洒落の解らぬ堅物には、
こういうユーモアが
通じないから
「やだね~…!!」
「馬鹿だね~…!!」
と、時折、
辟易させられる事がある。

そういう馬鹿には
以後、二度と
近づかない事にしてる。

馬鹿が移るから…(笑)。





久しぶりに、
ドレスウォッチを
いくつか稼働させるべく、
アマゾンで安価な電池を
まとめ買いした。

届いたら、さっそく、
ルージュ(赤)やジョーヌ(黄)
の「眠り姫」たちを
その微睡(まどろ)から
醒まさせる王子様に
なってあげよう。

そして、
彼女たちと
街に出よう。

座ってちゃダメなんだ、
オシリ君(笑)。

「立ち上がって、GO TO~!」
である。


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金で解決できるものは・・・

2020-11-14 04:03:00 | 食物・飲物
「今日も元気だオシリが痛い」
というのが、
近頃の標語になっちまった(笑)。

鍼治療の当日と翌日のみは
痛みがとれるので、
何らかの効果は
あるみたいだ。

なので、
今の処、
一週間に一回だが、
そのうちに2回に増やしてみようか
とも考えている。

それでもダメなら、
さらに増やしてみよかとも
目論んではいる。

なにせ、
1回3000円もするので、
冬休みに10日連続で通ったら
3万にもなってしまう。

でも、
金で解決できるものは、
金で解決せよ・・・である(笑)。

その分、
また、取り戻せば
いいもんね。

そういう時って、
不思議と神様が
仕事を補填してくだすって、
講演仕事が舞い込んだりして
臨時収入が入るものである。






糖質制限食餌療法を
実行して二週間近いが、
金曜の出勤日だけは、
給食で炭水化物を摂っている。

きのうは
袋麺だった。

最近では、
職員室での銘々食なので、
給湯室でレンチンして
汁も麺も熱々にしている。

それと、
調味料も持ち込んでるので、
薄味の汁には
麺ツユで味を調整した。

中度CKD(慢性腎臓病)なので、
普段から塩分摂取には気をつけているが、
あんましにも薄味では、
病院食みたいで味気ないので、
美味さを感じられる程度には
塩分もコントロールしている。



きのうは、
連絡ボックスにも
ミカンが二つ入っていて、
給食にまで出たので、
1ケは来談された母親に、
2ケは相談スタッフに差し上げた。

剥くのが面倒なので、
どうもミカンは
嫌厭するきらいがある(笑)。





週三日の弁当日は、
ご飯なしの
野菜中心+タンパク質類である。

最近では、
寒くなってきたので、
これに熱々の味噌汁を
マグボトルで持参して、
ジルジル啜っている。

朝食には、
バナナ、大豆、アーモンド、
夕食はオカズのみ・・・
というのを続けてたら、
3㎏も痩せてきた。

当然といや、
当然かもしれないが、
それでもオシリ痛は
依然としてあるので、
まだまだ、カラダの
対謝機構が変容するまでは
至っていないようである。

ひょっとして、
この痛みは、
本気モードで
減量させるための
カラダの戦略なのでは・・・
と思うこともある。

10㎏も落ちれば、
糖尿病の臨界値からも
CKDの悪化からも
脂肪肝からも
生還できるのだろう。

最後のひと花を咲かせるに足る
壮年期のコンディションに
戻れるのかもしれない。





きのうは、
モスグリーン・ジャケットの
オレンジのラペルバッジに
コーデさせるのに、
オレンジのドレスウォッチを
取り出して、電池交換をし、
久しぶりに稼働させた。

大量にストックしていた
電池の最後の1ケだったので、
今日また、アマゾンに
注文しとこうと思う。

届いたら、
ここんとこ、あまり
付けていないものも
眠りから目覚めさせてやろうと
思っている。







コンビニで
『剣客商売』の新刊を見つけたので、
買って帰った。

寝しなに読もうと思ってたが、
風呂上りにマッサージ機で
気持ちよくなったら、
眠気に抗えなくなって
一頁も開くことなく
寝入ってしまった。

学校の図書館からは、
『戦争シリーズ』の
マンガを借りてきた。


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クロワッサン

2020-11-13 06:07:00 | 季節
珍しく、
五時過ぎまで熟眠した。

目覚めてすぐに、
マイ家事のゴミ出しに行った。

初冬の朝は
まだ昏く、
星々が瞬いていた。

東天には、
クレッセント、
クロワッサンの下弦の月から
恰も溢れ零れたかのように
ヴィーナスとスピカが
貴石のように輝いていた。

朝一で
佳きものを観れて、
まさに
“早起きは三文の徳”
であった。



60年以上も生きてくると、
自身の微妙な体調変化には
すぐに気づく。

まして、
HSPでもあるので、
その感度は鋭い方であろう。

おとつい、
左耳に軽い耳鳴りが
数秒したので、
(アッ! アラートだ…)
だと感知した。

案の定、
その晩は、
ソーちゃんの棋戦を
途中で爆睡して見落とすほどに
夕食後に猛烈な睡魔に襲われた。

カラダが「早く休め」という
指令なのである。

おかげで
きのうの勤務も無事務めれたが、
日中、胃の辺りに
軽微なムカつきを感じ、
ナウゼリンとセレキノンで
「早期対処」したら
晩までには改善した。

2歳での重症小児喘息から
病気との付き合いが始まってから、
クスリと共に歩んできた
一生でもある。

呼吸困難による
塗炭の苦しみから
気管支拡張剤の吸入で
劇的に楽になるという原体験が
脳裏に刻まれているから、
クスリへの信頼感は
絶対である。

医師や薬剤師にこそ
ならなかったが、
自分のカラダとの
マッチングのいい“合い薬”を
生涯を通じて求めて、
生物学科では生理学、生化学や
基礎薬理学の勉強もし、
セルフ・メディケーションを
極めようとしてきた。

そしたら、
国が医療費や健康保険の
財政がひっ迫してきて、
また、コロナ禍などもあり、
セルフ・メディケーションを推奨し、
医療控除の対象となるような
時代となってきた。

もっとも、古くは、
「越中富山の置き薬」は
どの家庭にもあって、
裕福でもない我が家にも
幼少期にはあった。

大きな行李を背負った
クスリ屋さんが定期的に来て、
紙風船をくれたりしたのも
覚えている。

むかしは、
腹痛にはセイロガン、
頭痛にはケロリン(笑)を、
親によく飲まされた。

吐き気にはキャベジンだったから、
今考えたら、お笑い草である。

自分の周囲や
生徒・父兄にも
クスリ嫌いはけっこう多く、
頑迷に「副作用」を怖れて、
治る病気も放置されるケースも
少なくない。

クスリ「信仰」や「依存」も
問題ではあるが、
極力排除を生涯のポリシーとして、
挙句に、末期がんで
スパゲッティ状態(管だらけ)で
薬物をジャンジャン投与された
知人・縁者をも多く見て来た。

昨日も
抗精神病薬を懸念する生徒に、
「体に良いのをクスリ、
 体に悪いのをドク、
 …って言うんだよ」
と、いつもの
決まり文句にはじまり、
「副作用が絶対にない
とは言えないけど、
確率1%以下の副作用を怖れて、
99%以上の主作用の
ベネフィットを取らないのは、
非科学的態度だ…」
と言って聞かせた。

カウンセリングを受け容れる生徒は、
賢い子が多いので、
理詰めで諭すと、
腑に落ちて、了解してくれる。

そんな、
“薬ハカセちゃん”でも、
我が身のオシリ痛と
我が身のお馬鹿に
つけるクスリは知らない(笑)。




生物は、ケミカル・マシンでもあり、
フィジカル・マシンでもあるが、
それに加えて、ヒトは、
サイコロジカル・ビーイング、
ソウロロジカル・ビーイング
でもあるなぁ…というのが、
最近のビリーフである。





山木屋路にある
真福寺のお地蔵様が
侘びた風情で、
合掌するお姿も
どこか有り難い。






ダイソーの手芸コーナーで、
かねてから欲しいと思ってた
シームリッパーを見つけて
さっそく、洋服直しに
活用している。

これまで、
カッターで代用していたが、
やはり専門ツールは
機能的にできており、
狭い隙間に先端を潜らせると
簡単に刃の部分が
仕付けた糸を切ってくれて、
ほどき作業が楽になった。

服飾マンガの
『王様の仕立て屋』で
たびたび登場していたので、
いつかは入手したいと思ってたが、
灯台下暗しで、近所の
ダイソーにあったとは…。







NHKのニュース特集で、
コロナ禍でのマスクが、
乳幼児の保育や教育現場で
懸念される問題が出始めていると
報じられて、将来の
禍根になるのではと危惧された。

言語獲得以前の乳児は、
たしかに、親とケアテーカーの
顔全体の表情から
相手の喜怒哀楽を認知する。

実験で、
“福笑い”のような
目鼻口がバラバラの表情を見せると
赤ん坊は不安反応を示す。

それが、高じれば
情緒障害に発展するだろうことは
想像に難くない。

アイコンタクトのみで
ある程度、相手の意図や
エモーションを測れるのは、
成熟した大人になってからなのである。

先日の教育講演会では、
フロアの父兄が全員マスク姿で、
壇上からは目元しか視認できないから、
その反応がつかめず、
とてもやりにくかった記憶がある。

やはり、
口角が上がったり、
頬の筋肉が緩んだりすることが、
相手の笑顔や好感度を
読み取るのには不可欠な
ファクターなのである。

“三つ子の魂百まで”
という古人の経験則も嘘ではなく、
言語獲得以前の臨界期に、
相手の表情を学習する機会が奪われたら、
晩期障害より早く
情緒面での発達障害が生じるだろう。

その対策としては、
透明なフェイスシールドを用いて、
ある程度は、解決されるだろうが、
しかし、それとて、素顔ではなく、
一枚の謝絶物を介するので、
その微かな影響とて無視は
できないかもしれない。











近所にできた唐揚げ屋の
照り焼き手羽先と
砂肝揚げを
わざわざドレッセしてみた(笑)。

プレートのフレームを
額縁に見立てて、
白地をキャンバスと思って、
食材の色で描くアートを心掛けているが、
“絵に描いた餅”のようではなく、
「キレイ」かつ「美味しそう」
というのを両立されるには
何かコツがあるはずだと、
探求を続けているが、
まだ、ネット情報以上の
秘訣のようなものは
掴めていない。

だからこそ、
今日も、明日も、
ドレッセし続けているのだろう。

芸事の道は、須らく、
飽くほどにやってみて、
そこから、何かが捨象されて
洗練の極みに
到達するのかもしれない。


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6戦全勝

2020-11-12 04:47:00 | 藤井 聡太
きのうは
月一の楽しみでもある
ソーちゃんの順位戦があった。

だのに、
夕方から異常な眠気に襲われ、
これはイカンと入浴し
眠気を払ったものの、
晩飯喰うて
床ン中でジックリ観戦しよと
電気毛布を最強にしたら、
いきなり爆睡してしまった(笑)。

寒冷アレルギーなのか、
オシリ痛ストレスで
心身疲労してるんか…
冬眠準備なのか・・・(笑)。

そんなんで、
中途覚醒した時には、
もう棋戦は終わってて、
ソーちゃんが勝っていた。

もっとも、
寝込む瞬間には、
勝率70%の数値が出てたので、
こっから負けるはずもないや…
という安心感もあったのだろう。

ほんに、
泣く子と睡魔にゃ
勝てやせぬ、である。

そしたら、
今朝は、3時半に
パッチリコンと目が覚めて、
もうグズグズせんと
トットと起き出して
活動を始めた。

こういうのを昭和の頃は、
“深夜族”やのうて、
“暁族”と言ったかどーか(笑)。

玄関にしっかりと、
ゴミ亭主用の大袋が
デーンと二つあったので、
サンダルつっかけて、
朝まだき真っ暗な中を
トボトボとゴミ出しに出た。

その寒いのなんの。
身を切られそう、
という喩えのとおり。

でも、
星空がめっちゃキレイかった。

オリオンがクッキリ頭上にあり、
北斗七星もカシオペアも
その右っ側に。

そこから計る
ポラリス(北極星)も。

下弦の月が
クロワッサンのようで
かっこよかった。






帰路、
在京中に、たびたび、
岡山の金光町にある
金光教本部に出かけて、
朝3時半の金光様の
“お出まし”を拝見させて
頂いたことを彷彿した。

真っ暗な中、
遠くから、カランコロンと
下駄の音が近づいてきて、
提灯の灯かりに先導されて、
教主・金光様が老体の背中を
丸めてお出ましになられる。

雨の日も雪の日も、
一年365日、
毎朝3時半に会堂に向かわれ、
世界人類の平和と
総氏子身の上安全の為に、
毎日4時から神前ご祈念される。

ご老体を丸めて
真摯に祈られる姿を
幾度も拝見して、
胸が熱くなったものである。

真の宗教家の姿を
そこに見た思いを
いつもしていた。

それが、
江戸末期の教祖の時代から
連綿と五代続いている。

早朝のご祈念の後には、
お結界で直接、
教主・金光様に
お届けが出来る。

アポなしで、一年365日、
一教のトップに会えて、
お話しができる宗教なぞ
他にはないだろう。

そこでは、
様々な苦しみを訴え、
願いを聞き届けて頂き、
有り難いみ教えを頂き、
そして、神様へと
お取次ぎ頂いた。

大阪に新設された
金光第一高校という
お道の学校の
二期生の教員に採用されたればこそ、
東北の人間には
なかなか出来ない体験を
多くさせて頂いた。





糖質制限食餌療法により、
オフ日のランチは、
ワンプレートの「お肉」と
サラダにしている。

きのうは、
カナダ・ポークのチャンク(塊)が、
5割引きという特売だったので、
ロティにした。

溢れたジュ(肉汁)を
アプリコット・ソースに加え、
シュミーズ(皮付き)のアイユ(大蒜)、
プチ・パイ、ピクルス類を
ガルニ(付け合せ)とした。

獣肉とコンフィチュール(ジャム類)を
合わせるというのは、
フレンチ独特の
取り合わせである。

それは、
酢豚が甘酸っぱい
とろみ甘酢を合わせるのにも
似てはいる。

ポール(豚肉)は、
フライパンで、アロゼという
バターとオリーヴ油を
かけ回しながら
ゆっくりと火入れし、
リソレという
表面を固め焼して後に、
70℃ほどのオーヴンで
さらにジックリ1時間近く
火入れする。

それで、オワリではなく、
その後、さらに、
オーヴンが自然に冷めるに任せて
肉をルポゼという「休ませる」。

そうすると、
肉汁が落ち着き、
中心が薔薇色の
ヴィアン・ロゼという
セニャン(ミディアム・レア)に
仕上がるのである。






我が【国際魂理学院】
(院長ひとり・・・笑)で、
教育分析を数年受けられ、
『Soulogist/魂理学師』の
ディプロマを発行させて頂いた方が
お三方おられる。

現在は、お三人とも、
正業の傍ら心理臨床的な
活動をされていたり、
大学院で研究に勤しんでおられる。

いずれも、
お弟子さんとも
認めているので、
それらのご活躍を
嬉しく思っている。

そのうちのお二方は、
元・同僚で教職にあるが、
今般、「公認心理師」の
現任者研修をオンライン受講された
というので、いよいよ、
受験のための勉強を
スタートさせることになる。

自分も還暦受験の為に、
2年間、365日、猛勉強して、
カットラインのギリギリで
パスしたという、
ハラハラ・ドキドキの経験があるので、
より早く、より多く、勉強するように
と助言させて頂いた。

なにせ、
「医療・教育・福祉・労働・法曹」
の五分野という、
トンデモナく広範囲の
【汎用資格】なので、
膨大な勉強量になる。

まるで、
「国社数理英」の5教科で
受験した国立大受験並である(笑)。

自分の時は、
第一回目だったので、
それこそ過去問がなくて、
医師国試や看護師、
精神福祉師の精神科領域や
薬理領域なぞを遡ってやった。

そして、それが、
たしかに出題された。

今なら、
3回分の過去問が出ていて、
市販テキスト類も豊富である。
(中にゃ、全23巻6万円なんてのもある)

初回にはそれらがなかったから、
自分で予想問題を『1000題』つくり、
920頁のテキストも作った。

今月末に、
お二方とフレンチ会食をするので、
それらの自作教材を
全部お譲りしようと
今、印刷中である。

中には、
『現任者講習会テキスト』を
CD化したのも4枚ある。

自分で吹き込んで、
毎日、出勤・退勤時の車中で
耳学習した。

きのう、
それを久しぶりに聞いてみたら、
なんだか、自分の声が
切羽詰まった感じがして
気恥ずかしかった。

でも、少しでも、
お役に立ってもらえれば、
それに労した時間も
生きるというものである。

今にして思えば、
初回の国試には、
けっこう不備があって、
正答が一つに絞れず
「選択肢の両方を正解にする」
なぞの曖昧なのもあった。

なにせ、
5分野から30問ほど出題されるので、
各分野の出題者の個性がバラバラで、
「重箱の隅をつつく」ような
トリビア・クイズみたいなものもあって、
「こんなん出すなやッ!!」
と、1000題創った身には、
腹立たしいものも含んでいた(笑)。

受験日まで、
各国試類2.700問を
徹底的に分析・検討したので、
出題者側の顔や根性まで
見通せるようになった(笑)。

大天才・ソーちゃんが
詰将棋を生涯で
10000題解いたというので、
それを目標にしていたが、
さすがに時間切れで
1/3でタイムアップになった。

老体に鞭打って、
落ちたら死んでやる、
ぐらいの覚悟で
生涯いちばんくらいに
猛勉強した結果が、
カットライン上の合格で、
安堵したのと同時に、
あれだけやって
やっと6割に届いたのか…と、
正直、情けなくも思った。

しかも、
五択なので、
未勉強の分野で
5つもマグレ当たりしてたので、
まさしく、薄氷を踏むような
僥倖でもあった(笑)。

でも、
「還暦での挑戦」だったから、
結果オーライだったのかもしれない。

(^-^)/





『あぶQ』こと
『阿武隈急行』が
去年の台風19号での
被害区域が復興して
全線開通祝いとして
「フリー300円」切符を
来年3月まで使えるという。

終点まで乗ったことがないので、
いっぺん、オフ日にでも、
バスで駅前まで出かけて
乗ってみっかぁ…と、
思っている。

何年か前の夏休みに、
一度だけ、カミさんと、
阿武隈川の河口を見に
路線に沿って車で
北上したことがある。

その折も、
次ぎは、車窓から
阿武隈の風景を愛でたいなぁ…と、
思っていた。






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ソータデー

2020-11-11 06:09:00 | 藤井 聡太
今朝の朝刊で、
10月の女性の自殺率が
例年の8割増しとあった。

生活困窮やDV増加のせいでは、
と推測されていたが、
女性は、本来、オハナシ好きな
社会性生物の側面があるので、
それをコロナで封殺されて
ストレスで抑鬱状態になってるのでは
とも思われる。

仕事、家事、子育てに
コロナ「変数」ま加わっては、
「プチ鬱」になるのも
自然な反応ではある。





きょうは久々に
ソーちゃんの
順位戦中継が
朝10時からある。

そして、
また深夜11時までの
長い一日となりそうだ。

きのうは、
その為に、
内職仕事をしようと
『セカンド・ストリート』で
未使用のキャメルの
スーツを3000円で買ってきた。

ポケット部分には
まだ仕付け糸が解かれていず、
タグも貼られたままである。

「イタリア製」とあるが、
はたしてホンマモンかは
真偽は定かではない。

3㎏近く減量したが、
それでも、
パンツはキチキチで
フロントが止まらない(笑)。

なので、
尻合わせ部分を解いて
4㎝ほど幅を出し、
ツータックも解いて
さらに4㎝ほどゆとりを出して
ベルト使用にするつもりである。

薄手の生地なので、
春秋物ではあるが、
サイド・ベンツで
軽快感のある
洒落たジャケットである。

なにせ、
未使用品が
3.000円は
めっけもんである(笑)。

ためしにググッてみたら、
「LANIFICIO F.LLI CERRUTI」
という商標で、
「チェルッティ」として、
1881年創業のイタリアの
セレブ御用達の
老舗梳毛(そもう)メーカーであった。

優雅で適度にやわらかく、
軽快に流れるようなドレープ(襞)が
綺麗に出るので、
丈夫で最も美しいスーツ最良の素材。

ウェイトも260gと軽量で
「オール・イヤー・アラウンド」の
繁用性のあるオーダー用素材。

”Lanificio”は「紡績所」の意味。

CERRUTIの色柄は、
ファッション感覚が高く、
色気のある素材として
クラシックとは別の方向性の
エレガントさを追求しているというが、
現物を見ると、
まさに、それに当てはまる。

服飾の目利きではないが、
仕立ても丁寧なステッチなので、
事によると、
本物かもしれない。

だとすれば、
価値を知らない人が
二束三文で出したか、
あるいは、正規品のハネモンが
業者に流されたか…。
(これは、よくある)

ま、いずれにせよ、
パチモンにせよ、
ハズレもんにせよ、
ニセモン爺ジイの遊び着だから、
ちょーどいーや(笑)。

ꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

そーだ、来年の
『ふくの季』での新年会で、
仕立て下ろししよっと。





8日の給料日を忘れていたので、
きのう生活費を下ろしてきた。

ついでに、
自分の今月分の
お小遣いも…。

まだ、院生の仕送り息子もいるので、
「雀の涙」ほどの小遣いだが、
それでも、古着を買ったり、
1600円の未使用品のスクエア・プレートを
買うくらいはできるのが
ありがたい。




ダイソーでは
小皿を一枚買って、
プチ・キッシュを
アミューズ風に
ドレッセしてみた。






夜は、
三パック780円の刺身を
カミさんと分けて、
『フリュイ・ド・メール』
(海の幸)
という一皿に仕立ててみた。

イクラは、
カミさんが新潟土産として
ギター部先輩のヒロミさんからが
手作りの物を頂いたもので、
これで食べ尽くしとなった。

熟柿とヴィネーグルを合わせた
オレンジ色ソースも映えて、
彦摩呂さんなら
「食べる宝石箱やーっ!!」
という仕上がりになった。













コメント
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