「禊/みそぎ」について
昨日のブログで書いたら、
毎日、視聴しているYouTubeの
『エハン塾』で「現代人の禊」
というテーマで話がされて、
シンクロニシティのように感じた。
なんでも、
現代の女性で滝行が
ムーヴメントになってるらしく、
専門の雑誌まであるという。
「外的現象は内的現象とシンクロする」
「男性社会・西洋的近代文明への
アンチテーゼ的現象は、
女性と子どもに先行して現れる」
という深層心理学的な
経験則があるので、
このブームの背景について
分析して考えてみようと思っている。
ユングは
人々の心の深層には
古今東西・人種を問わず
共通に有する元型的イメージがあり、
それを「集合的無意識」といった。
そして、それは、
人類規模の変節点において
目に見える現象に具現化する、
というのである。
2013年に、
『テレビタックル』の生放送中に
UFOが群れをなして出現するという
世界のテレビ史上でも初めての事件を
ライヴ映像で視たことがある。
それは今でも
YouTubeにアップされている。
https://www.youtube.com/watch?v=B4gt2Xeu9_U
この番組は放送後に
フェイクともトリックとも
批判がなかったようだ。
そして、その現実に、
超常現象を快気炎をあげるオカルト派側と、
科学的コメントが出来ない合理派側に
分断したっきりである。
ユングは晩年、
『現代の神話』という著書で、
現代人がUFOを目撃することの
深層心理学的な説明をしている。
現代でも、SNS上では、
毎日、何千というUFO目撃談があり、
『テレビタックル』同様に
信憑性のある映像も多く
YouTubeにアップされている。
精神分析医でもあったユングは、
人は精神病や心理的危機の時に
「円」のものを描いたり形作る
ということを発見した。
世界中に人種・時代に関係なく
「円」をモチーフとした
曼荼羅やウロボロス(尾を噛む蛇)などが
たくさんあり、それは、
人の心理状態の「完全性」や
「始まりと終わり」「死と再生」などの
象徴的イメージであるとユングは言った。
1947年にアメリカで起こった
UFO遭遇事件(ケネス・アーノルド事件)が
世界初のものであり、これよりしばらくは、
「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」と
言われていたが、その後、世界各地で
目撃談が多発しだしたのである。
ユングはその世界的な
ムーヴメントに
関心を抱いたのである。
この頃、先進各国は
「唯物論」全盛期で、
マスプロダクトと消費が
「善」であり「美徳」と考えられ、
日本も高度成長期にあった。
そこに、
シンクロを感じたユングは、
「政治と経済」のグローバル化を
目指していた人類が、それと並行して
「非合理的」な「Unidentified」な
「Object」をあちこちで目撃するようになった。
ユングは、
それを神話を喪失した
現代文明人にとっての
新たな神話だと言った。
ぶっちゃけて言えば、
集合無意識が作り出した、
実際に具現化させたものだ、
ということである。
心が作り上げた
シンクロニシティックな実体である、
と言うので、
リアリストたちは一様に反発して
ユングはオカルティストだと批判された。
たしかに、
思慮浅く捉えれば
それで切り捨ててオワリだが、
ユングは人類に警告を発したのであって、
「この非現実的」な現実の出現は
なにを意味しているのか、考えてみろ、
と言いたかったのである。
答えは簡単で、
「金儲け」「物質的豊かさ」のみを
追い求めて、このまま西洋近代文明を
つき進めていくと、
人類は滅びるよ・・・
ということなのである。
「女子供」の「供」というのは、
「野郎共」「馬鹿共」の「共」と同類の
男性優位社会から上から目線の
「非合理的」「非生産的」なもの
という蔑称なのである。
ところが、
「こころ」や「たましい」や「いのち」の
深い部分には、その行き過ぎを
「補償」「訂正」「揺り戻す」
「おんな・こども」的な警報器が
元型的にあることをユングは発見した。
ここにおいて、
少女活動家のグレタ嬢や、
現代女性の滝行、
14万人もの不登校、
10代の自殺の多発・・・
などの「おんな・こども」の
アラーム的現象も解釈できるのである。
エハン・デラヴィ氏の
YouTubeサイトは
現代の寺子屋的であり、
氏は、著作・講演家として、
各分野の専門家を訪ね
現代にとって大事な問題に対して
専門家どうしの知恵を総合的に考えるという
「ジェネラリスト」的な立場にいる。
かつて、日本では
立花 隆がこのような
ポジションに居たが、
後年、オカルティズムに傾斜し、
馬鹿にした東大生から逆に
批判されて面目を失った経緯がある。
「エハン塾」では
前代未聞のギョギョっという
知見ばかりだが、
それをユーモラスに巧みな話術で
伝えてくれるので、何時間でも
見ていられる。
きのう視聴した
『電気的宇宙論』では、
オーストラリア在住の提唱者に
スカイプで直接はなしを聞くという
画期的な講座で、
驚きの宇宙論を耳にした。
ウォレス氏は博士号を持たない
在野の研究者で、
数式を全く使わずに、
神話研究者との共同研究で
世界各地に有史以前から残る
神話やシンボルなどを検討した結果、
驚くべき仮説に到達した。
それは、
数千年前に地球の近くを
彗星が通過して、その際、
地球と彗星間でプラズマ放電が起こり、
世界中の人がそれを目撃したので、
同じデザインのものを描いたという。
古代の人々が描いた数々の
共通する模様は
現代のプラズマ実験で生じる形に
酷似しているのだそうだ。
最先端の科学的情報の
一般人への伝導者たりたいと
公言するエハン氏は、
ウォレス氏のみが
世界でただ一人予言したことが
現実となったことで注目したという。
さる彗星が接近してきた時に、
その核は金属を含み、回転して
電荷を帯びているはずなので、
NASAの着陸ミッションで
金属製の着陸ユニットとの間で
スパーク(放電)が起こるだろうと
予言したのである。
その画像が正確にとらえられたが、
旧来の学者たちは一様に
氷の核が蒸発して水が発散したと
頑迷に主徴したという。
しかし、
着陸ユニットの分析では、
岩石質の核で、
水成分は発見されなかった。
しかも、プラズマによる
雷のような高温スパークでしか生じない
特殊な物質も発見された。
しかし、未だに、
旧来の学界は
「彗星=氷」説を
正そうとはしないらしい。
ある面では説得力があり、
信憑性も感じられた。
他にも、
エォレス氏らのグループは、
定説をひっくり返すような
珍説を提唱しており、
ホンマかいなぁ・・・と、
眉唾しながら聞いていた。
旧来の一般学者から
異端扱い、馬鹿扱いされるのも、
無理ないなぁ・・・と思った。
火星にある
グランドキャニオンの10倍もの
大地溝帯は木星とのプラズマ放電で
ついた傷跡で、NASAの探査機で
観察された火星表面の小石は
その時に粉砕されたもので、
引力圏から脱したものが
火星由来の隕石となって
多く地球に飛来しているという。
また、金星のみが、
太陽系内の惑星で
自転方向が逆なのは、
かつて土星から生じた彗星であって、
数千年前の世界各地の金星を表す絵は
彗星のように尾が描かれていたらしい。
古代メキシコでは
「スモーキング・スター」
として巨大彗星として残っている。
しかし、それでは、
触れられていなかったが、
「水星、金星、地球、火星、小惑星、木星、土星」は
太陽からの平均的な距離をaとして
順に、n=-∞、0、1、2、3、4、5・・・とし、
1AU=地球と太陽の距離、とした
<a / AU = 0.4 + 0.3 × 2のn乗>
と数式で規則性が表される
「ティティウス・ボーデの法則」
に合わなくなる。
だから、
そこにあるべく
土星から衛星が飛び出して
やってきた、とでも
言うつもりだろうか・・・。
┐(´Д`|||)┌
エハン氏も
大分と「電気的宇宙」説に
肩入れしているが、
元々オルタネイティブ派だから、
きちんとエビデンスの確かな
科学的真実に軸足を置いて
話半分に聞いてないと、
話の巧さ、面白さから
うっかり引き込まれそうになる(笑)。
トンデモ説を
エンターテイメントとして
面白がれる器量と
同時に、反論、批判もできる
論理性の両方を持っていたいとは思う。
昨日のブログで書いたら、
毎日、視聴しているYouTubeの
『エハン塾』で「現代人の禊」
というテーマで話がされて、
シンクロニシティのように感じた。
なんでも、
現代の女性で滝行が
ムーヴメントになってるらしく、
専門の雑誌まであるという。
「外的現象は内的現象とシンクロする」
「男性社会・西洋的近代文明への
アンチテーゼ的現象は、
女性と子どもに先行して現れる」
という深層心理学的な
経験則があるので、
このブームの背景について
分析して考えてみようと思っている。
ユングは
人々の心の深層には
古今東西・人種を問わず
共通に有する元型的イメージがあり、
それを「集合的無意識」といった。
そして、それは、
人類規模の変節点において
目に見える現象に具現化する、
というのである。
2013年に、
『テレビタックル』の生放送中に
UFOが群れをなして出現するという
世界のテレビ史上でも初めての事件を
ライヴ映像で視たことがある。
それは今でも
YouTubeにアップされている。
https://www.youtube.com/watch?v=B4gt2Xeu9_U
この番組は放送後に
フェイクともトリックとも
批判がなかったようだ。
そして、その現実に、
超常現象を快気炎をあげるオカルト派側と、
科学的コメントが出来ない合理派側に
分断したっきりである。
ユングは晩年、
『現代の神話』という著書で、
現代人がUFOを目撃することの
深層心理学的な説明をしている。
現代でも、SNS上では、
毎日、何千というUFO目撃談があり、
『テレビタックル』同様に
信憑性のある映像も多く
YouTubeにアップされている。
精神分析医でもあったユングは、
人は精神病や心理的危機の時に
「円」のものを描いたり形作る
ということを発見した。
世界中に人種・時代に関係なく
「円」をモチーフとした
曼荼羅やウロボロス(尾を噛む蛇)などが
たくさんあり、それは、
人の心理状態の「完全性」や
「始まりと終わり」「死と再生」などの
象徴的イメージであるとユングは言った。
1947年にアメリカで起こった
UFO遭遇事件(ケネス・アーノルド事件)が
世界初のものであり、これよりしばらくは、
「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」と
言われていたが、その後、世界各地で
目撃談が多発しだしたのである。
ユングはその世界的な
ムーヴメントに
関心を抱いたのである。
この頃、先進各国は
「唯物論」全盛期で、
マスプロダクトと消費が
「善」であり「美徳」と考えられ、
日本も高度成長期にあった。
そこに、
シンクロを感じたユングは、
「政治と経済」のグローバル化を
目指していた人類が、それと並行して
「非合理的」な「Unidentified」な
「Object」をあちこちで目撃するようになった。
ユングは、
それを神話を喪失した
現代文明人にとっての
新たな神話だと言った。
ぶっちゃけて言えば、
集合無意識が作り出した、
実際に具現化させたものだ、
ということである。
心が作り上げた
シンクロニシティックな実体である、
と言うので、
リアリストたちは一様に反発して
ユングはオカルティストだと批判された。
たしかに、
思慮浅く捉えれば
それで切り捨ててオワリだが、
ユングは人類に警告を発したのであって、
「この非現実的」な現実の出現は
なにを意味しているのか、考えてみろ、
と言いたかったのである。
答えは簡単で、
「金儲け」「物質的豊かさ」のみを
追い求めて、このまま西洋近代文明を
つき進めていくと、
人類は滅びるよ・・・
ということなのである。
「女子供」の「供」というのは、
「野郎共」「馬鹿共」の「共」と同類の
男性優位社会から上から目線の
「非合理的」「非生産的」なもの
という蔑称なのである。
ところが、
「こころ」や「たましい」や「いのち」の
深い部分には、その行き過ぎを
「補償」「訂正」「揺り戻す」
「おんな・こども」的な警報器が
元型的にあることをユングは発見した。
ここにおいて、
少女活動家のグレタ嬢や、
現代女性の滝行、
14万人もの不登校、
10代の自殺の多発・・・
などの「おんな・こども」の
アラーム的現象も解釈できるのである。
エハン・デラヴィ氏の
YouTubeサイトは
現代の寺子屋的であり、
氏は、著作・講演家として、
各分野の専門家を訪ね
現代にとって大事な問題に対して
専門家どうしの知恵を総合的に考えるという
「ジェネラリスト」的な立場にいる。
かつて、日本では
立花 隆がこのような
ポジションに居たが、
後年、オカルティズムに傾斜し、
馬鹿にした東大生から逆に
批判されて面目を失った経緯がある。
「エハン塾」では
前代未聞のギョギョっという
知見ばかりだが、
それをユーモラスに巧みな話術で
伝えてくれるので、何時間でも
見ていられる。
きのう視聴した
『電気的宇宙論』では、
オーストラリア在住の提唱者に
スカイプで直接はなしを聞くという
画期的な講座で、
驚きの宇宙論を耳にした。
ウォレス氏は博士号を持たない
在野の研究者で、
数式を全く使わずに、
神話研究者との共同研究で
世界各地に有史以前から残る
神話やシンボルなどを検討した結果、
驚くべき仮説に到達した。
それは、
数千年前に地球の近くを
彗星が通過して、その際、
地球と彗星間でプラズマ放電が起こり、
世界中の人がそれを目撃したので、
同じデザインのものを描いたという。
古代の人々が描いた数々の
共通する模様は
現代のプラズマ実験で生じる形に
酷似しているのだそうだ。
最先端の科学的情報の
一般人への伝導者たりたいと
公言するエハン氏は、
ウォレス氏のみが
世界でただ一人予言したことが
現実となったことで注目したという。
さる彗星が接近してきた時に、
その核は金属を含み、回転して
電荷を帯びているはずなので、
NASAの着陸ミッションで
金属製の着陸ユニットとの間で
スパーク(放電)が起こるだろうと
予言したのである。
その画像が正確にとらえられたが、
旧来の学者たちは一様に
氷の核が蒸発して水が発散したと
頑迷に主徴したという。
しかし、
着陸ユニットの分析では、
岩石質の核で、
水成分は発見されなかった。
しかも、プラズマによる
雷のような高温スパークでしか生じない
特殊な物質も発見された。
しかし、未だに、
旧来の学界は
「彗星=氷」説を
正そうとはしないらしい。
ある面では説得力があり、
信憑性も感じられた。
他にも、
エォレス氏らのグループは、
定説をひっくり返すような
珍説を提唱しており、
ホンマかいなぁ・・・と、
眉唾しながら聞いていた。
旧来の一般学者から
異端扱い、馬鹿扱いされるのも、
無理ないなぁ・・・と思った。
火星にある
グランドキャニオンの10倍もの
大地溝帯は木星とのプラズマ放電で
ついた傷跡で、NASAの探査機で
観察された火星表面の小石は
その時に粉砕されたもので、
引力圏から脱したものが
火星由来の隕石となって
多く地球に飛来しているという。
また、金星のみが、
太陽系内の惑星で
自転方向が逆なのは、
かつて土星から生じた彗星であって、
数千年前の世界各地の金星を表す絵は
彗星のように尾が描かれていたらしい。
古代メキシコでは
「スモーキング・スター」
として巨大彗星として残っている。
しかし、それでは、
触れられていなかったが、
「水星、金星、地球、火星、小惑星、木星、土星」は
太陽からの平均的な距離をaとして
順に、n=-∞、0、1、2、3、4、5・・・とし、
1AU=地球と太陽の距離、とした
<a / AU = 0.4 + 0.3 × 2のn乗>
と数式で規則性が表される
「ティティウス・ボーデの法則」
に合わなくなる。
だから、
そこにあるべく
土星から衛星が飛び出して
やってきた、とでも
言うつもりだろうか・・・。
┐(´Д`|||)┌
エハン氏も
大分と「電気的宇宙」説に
肩入れしているが、
元々オルタネイティブ派だから、
きちんとエビデンスの確かな
科学的真実に軸足を置いて
話半分に聞いてないと、
話の巧さ、面白さから
うっかり引き込まれそうになる(笑)。
トンデモ説を
エンターテイメントとして
面白がれる器量と
同時に、反論、批判もできる
論理性の両方を持っていたいとは思う。