毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
中南米音楽祭「コスキン」まで
あと3週間となった。
演奏する『インスピラシオン』は
完璧近く仕上がり、
今は『インテルメッツォ』に
磨きをかけている。
2曲で8分ほどだが、
どちらも指を酷使する曲なので、
1時間を練習の限界としている。
小春日和の秋晴れが続いているので、
この土日には、また、
郊外での練習に出かけようと思う。
来年の『復興支援リサイタル』での
ネタおろし曲も
そろそろさらっておかないと、
あと半年の準備期間で
間に合わなくなってしまう。
季節柄、
新曲の『秋桜』の暗譜も
今、同時進行で行なっている。
ルネッサンス・リュートで
『ロミオとジュリエット』をやろうとも
思っているので、楽器の調整も
しなくてはならない。
芸術の秋なので、
そろそろ音楽家としての
本格的活動を始動させよう
と思っている。
日中は25℃を越えても
朝夕は20℃を切るようになり、
今朝、初めて
書斎のストーヴを炊いた。
やや風邪気味なので、
寒さがいちばん大敵で、
パジャマの上にセーターを着て
ベッドで新聞を見ながら
朝食を摂っている。
先日、仕事帰りに
蓬莱橋を通ったら、
久しぶりに、
カゲロウが大発生して
道路に散乱しているのを見た。
かつては、
天神橋でも大発生して
車のスリップ事故が起きて、
一時、通行止めになったことがある。
まだ羽をバタつかせて生きている
瀕死のカゲロウを
タイヤで引きつぶすのは忍びないが、
こればかりは致し方がない。
先日、何の前触れもなく
デスクトップのモニターが
プッツリ電源が落ちてしまい、
うんともすんとも
言わなくなってしまった。
寿命が来たようなので
仕方なく廃棄することにした。
思えば、今の「万成堂」にあった
「電撃倉庫」の閉店セールで、
現品投売りの1.000円で買ったものだから、
10年近く使えたので十分にモトはとれた。
CD製作用の
セカンド・パソコンのモニターを
今、代用しているが、
ヤフオクで中古の液晶17インチを
2.100円で落札したので
到着を待っている。
ウィンドウズ95から
ずっとブラウン管モニターを
4台ほど使用していたが、
はじめて液晶にする。
来年4月の
第二回『復興支援リサイタル』で、
バッハの自編『シャコンヌ』を
演奏するのにバロックリュートの
調整を行なっている。
モダン・ギターをグランド・ピアノに譬えると、
リュートはチェンバロのようなもので、
古楽器ゆえに管理調整が大変なのである。
なにせ弦が24本もあるので、
その張力たるやハンパではなく、
裕に70㎏あるのではなかろうか。
そのせいで、
二度も「く」の字に折れる
アクシデントがあったが、
そのたびに自分で修復してきた。
今回も、
張力で指板が持ち上がってきたので、
1ヶ月近く万力で固定して
真っ直ぐに戻したが、
まだ張力が勝っているので、
昨晩は、半分くらいを
半分の太さの弦に交換した。
それで数㎏は
テンションが緩くなった。
かつて、
京都在住中には、
何年もかけて外盤のリュートCDを
200枚ばかり蒐集した。
名手ホプキンソン・スミスには
惚れ込んで、全CDを集めたばかりか、
2001年の初来日には、
東京の武蔵野まで
コンサートと公開レッスンにも
出かけたほどある。
居酒屋みたいな
「ホッピー」の愛称(笑)がある氏は、
ハーバード大で音楽学を専攻し、
現在はバーゼル・スコラ・カントルムの
教授でもある。
2001年のリサイタル直後のロビーで、
3分ほどお話をするチャンスがあって、
色紙に「演奏家の大切な心得」を伺って
書いて頂いた。
「まず、はじめに、歌ってごらんなさい。
そしたら、それを、よくお聴きなさい。
それから、リュートでなぞってごらんなさい」
・・・と、実に解りやすいみ教えであった。
これは、今でも、
ギターの練習においても
実践している。
2002年のコンサートで
初めて人前でバロックリュートを
演奏した。
親しい指導主事のC子先生に、
「なんだか髪を切った佐村河内は、
先生に似ていた」
と言われてショックだったが(笑)、
この頃の写真を見たら、
あら、ほんとだわ・・・と、
いささか納得した。
来年は、13年ぶりに
音楽堂大ホールのステージで、
パイプオルガンをバックに、
朗々とバッハの名曲を
バロックリュートで響き渡らせたい。
***
自作リュートによる
2006年のコンサート音源がある。
http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/newpage002.htm
先日、堀切亭を訪れたら、
展示室の一角に
昭和初期の映画の
ポスター展をやっていて、
森繁の『社長シリーズ』など
何本か観たものもあった。
BSで録画した
『ガメラ3』を観てみたが、
あんまり退屈で
途中で寝てしまった。
もう怪獣映画が
面白いと感じる歳では
なくなったのかもしれない。
ここ数週間で撮り貯めた映画が
十数本あって、
また、少しずつ観ていかないと
HDDがいっぱいになりそうである。
この四月からは、
もう65本観たので、
年度末の三月までには
100本を越しそうである。
風邪と「うつ」が
どうにか抜けてくれたものの、
まだ本調子ではなく、
背中の手術箇所も
抜糸していないので、
家で漫画を読みながら
寝養生していた。
シャワーは浴びれるものの、
傷口はずっと防水絆創膏が
貼りっぱなしなので、
治りかけとテープのかぶれなのか
かなり痒いので、
始終、絆創膏の上から
ポリポリ掻いている。
ツタヤの100円コーナーで
見つけた珍しい
備前焼の陶芸マンガで、
面白かったので、
続きの2,3巻を
アマゾンの古書で注文した。
女の子の陶芸ものでは
『緋が走る』が
秀作であった。
これも同じく100円コーナーで
上巻を買ってみて
面白かったので、
下巻をアマゾンで注文した。
時折、耳にしたことがある
「M資金」を巡るサスペンスである。
これは以前に
全巻既読のものであるが、
100円コーナーに1冊あったので
また購入して読んでみたら
新鮮に読めたので、
ブックオフを2軒巡って
10冊ばかり100円コーナーから
見つけてきた。
男性誌では
唯一の服飾マンガかもしれない。
薀蓄も面白く、
男性ファッションの
勉強にもなる。
これも全巻既読のものだが、
名作戦記物なので
100円コーナーで
4冊ほど購入してきた。