毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
2014年5月20日現在。
「自然発症率が、100万人に1人」
と言われている小児甲状腺癌が、
被爆時の十代以下の人口27万人に
0.27人でなければならないはずが、
この3年で89人もの
陽性・擬陽性が認められた。
単純計算すると、
自然発症率の330倍にもなる。
この数字は、
どう考えても統計的に
有意に多すぎる。
したがって、誰が見ても
被爆による発症と考えるのが
妥当なはずである。
それでも、
県の調査検討委員会は、
チェルノブイリでは
4~5年後に発症しただの
被爆との関連データが少ないとかで、
原発事故との関連性を
断定できずにいる。
あと、数年して
症例が頻発したら、
やっぱり関連がありそうです、
とでも「ぬるい」ことを
言うつもりなのだろうか。
こうなると、昨今の
『美味しんぼ』騒動は
過激な問題提起だったが、
ひとつの啓発材料にもなる
と言えるかもれしない。
詳細を分析検討中と
慎重な姿勢を見せているうちに、
韓国のセウォル号のように
沈没してしまうような
愚を犯してはならないのに。
いつものように
高速で職場に向かう途中、
目の前を真っ赤なバスが
走行していた。
一見、二階建ての
ロンドンパスを
思い浮かべた。
これは、
観光周遊バス
「びゅうばす」というらしい。
JRの「えきねっと」を見たら、
「各地の見どころを
気軽に、効率よく周遊。
魅力的な風景、歴史・文化、
味覚をご満喫いただけます」
と謳っている。
1時間もの退屈な高速通勤だからこそ
目新しいバスに
興味が惹かれたのかもしれないが、
と同時に、
次男が1歳半頃、
車に乗っていてバスを見るたびに
指差して
「バチューッ!!」
と嬉しそうに声を上げると
息子を膝の上に抱いていた亡き父が
「ばちゅー・・・」
と一緒に喜んでいた
懐かしい天国的な光景が
想い起こされた。
玄関の煤竹一重切に
盛りを過ぎて散り始めた
庭の名残りのボケを活けてみた。
この花入は
京都に居た頃、
マンションの茶室用に
買ったものである。
二重切もある。
K高内にある
モニタリング・ポストを
この3年間ずっと
数値を観察してきた。
最近になってやっと
0.3μSv/hを割るようになってきた。
世界平均の年間の
自然放射線量が2.400μSvなので、
これを365×24で割ると
0.274μSv/hとなる。
校内の数値はそれよりも
0.022ほど高いことになるが、
これくらいなら
さほどに問題ない数値と思う。
校内は逸早く除染しているから、
空間線量も低く保たれているのかもしれない。
それでも、ここ数日、
中学生が立て続けに鼻血を出して
保健室に駆け込んできたのを目撃して、
『美味しんぼ』騒動を思い出して
いささかドキリとした。
連ドラの『花子とアン』を
毎日観ているが、
ハナの学友の畠山という子が、
やや釣り目ながら
均整のとれた顔で目を引いたので、
クレジットを見て
大西礼芳(あやか)という名前を覚えた。
ウィキによれば、
現在、京都造形芸術大学の
映画学科に在学中の23歳らしい。
同学科製作の映画にも
主演に抜擢されたらしいが、
それは観たことがない。
他にもドラマや映画に
ぽつぽつと出演しているようである。
『花子とアン』には、
『真夜中のパン屋さん』の
ノゾミ役で覚えた
土屋 太鳳(たお)が
ハナの妹役で出ている。
「ともさかりえ」という女優も
やはり、連ドラの『てっぱん』と
『まよパン』を観て、
名前を覚えた。
でも、歳のせいか、
すぐに忘れてしまう(笑)。