寒暖差

この時季、ちょっと晴れると
日中は30℃近くまで気温が上がるが、
朝方はまだストーヴを炊いたりもしている。

勤務地の小野では
昨日は日中でも17℃しかなく
校内でひとりストーヴを炊いて
生徒たちや先生方から
笑われていた。

標高550ｍの高原に
学校があるので、
地元の人たちは高地順化しているが、
標高50ｍの福島から通勤すると
一日ではとても順応するすべもない。

そして、家に帰ってくると
部屋が30℃になっているのでは、
とても体がついていかない。

近頃、やたら眠いのは
ストレスへの防御反応なのかもしれない。

ギャラリー風

T中のカウンセリング室に
この連休中に描いた油絵を搬入して
ギャラリー風に飾り立ててみた。

「校内でいちばん
居心地のいい部屋にするんです」
と言ったら、
事務長が感心していた。





ユトリロの模写には
彼が使ったと言われる
定規を使って建物の直線を
表わした。




シスレーの『洪水』も
水の感じがうまく模写できた。




これは、高校時代に描いた
モネの『アルジャントゥーユの橋』。

ヨットの部分の絵の具が
剥離しかけていて、
これから修復する。




これも、高校時代に描いたもので
クールベの『波』である。

この連休中に、
彩度を上げるために
部分的にコントラストをつけてみた。





この2つは20年ほど前、
白河中央中へ通勤時代に、
途中のお寺の墓地で撮った
地蔵碑である。

どちらも優しいお顔に
心惹かれたものである。

光に･･･

ちょいちょい
キャンペーン中に
「光に変えませんか」という
電話が来ていて、いつも
邪険に断っていたが、
ADSLよりも料金が安くて
工事費がタダというので、
やっと光に変える気になった。

工事はけっこう大掛かりで
道路から回線を引っ張って
部屋の壁に孔を空けた。

理論値ではADSLの20倍速くなる
というのだが、体感速度では
大して変わらない。

現在、ADSL利用者が1割ほどになって
NTTではメンテナンスの負担上、
光に移行させようと
躍起になっているらしい。

かつて、ダイアル回線時代に
ネットを始めたときには、
画像の読み込みが遅く、
動画なぞは見るすべもなかったが、
ISDNというのがより速いと喧伝され、
その後にさらに速いADSLが登場し、
そして最終進化形が光となった。

孤独の舞台

1年間の総決算でもある
発表会が無事に?
終了して、今朝は疲労困憊で、
久しぶりに全身筋肉痛である。

思えば、昨日も朝から
通し練習を4時間近くやり、
10分間の曲を気合を入れて
10回くらい弾いたものだから、
今朝はパソコンのキーボードを打つのさえ
辛いほど十指がガタガタである。

出だしは快調で、
「オッ、ノーミスやんけ」
と雑念が入った塗炭に
凡ミスが出てしまった。

全体で大事故になるような
ミスはなかったが、
それでも、何百回も練習していた
エンディングで躓いてしまったのは
返す返す残念でならない。

10分間の曲をノーミスで弾くというのは、
神技的な集中力と、あと十倍以上の
練習の努力が必要なようである。

年齢と体力・気力的には
ここらが限界だが、
完璧を目指し努力する
そのプロセスが大切なのかもしれない。

自分的には40点の演奏でも
聴衆からは
「よかった」
「すごかった」
「カッコよかった」
「佐々木さんに合ってる」
などという評価をいただいた。

リリカルな部分はけっこう上手く弾けて、
テクニカルな部分はそれなりに弾けたので、
聴き手には何かしらが
伝わったのかもしれない。

しばらくは、休養して、
これからは10月のコスキンのための
『ブエノスアイレスの夏』と
『ベサメムーチョ』の暗譜と
弾き込みに入る。

「生涯ギタリスト」として、
自らに課した発表課題と
これからも真摯に
取り組んでいこうと考えている。

あー･･･疲れた。

アマ・フォトグラファー

昨夜は、12時過ぎまで
ギターの猛練習をしたので、
今朝は、体も指も痛いが
今夜が本番なので
最後のひと踏ん張りである。

幸い、五月晴れで
気候はいいようだ。



新しいデジカメが
スグレモノで、
望遠や接写が簡単にできて
しかも綺麗に写るから
外に出るときは必ず持ち歩いている。

360度の視野で
何かしら感じたものには
レンズを向けてみる。




道端の何でもない花々にも
感心と愛情が向き、
その精緻な造りには
あらためて驚嘆する。







椿もボケも
こうして見ると
美しさが再認識できる。