一回限りの正餐

 「イエスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。
 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。
 わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物だからです。」(ヨハネ6:53-55)

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 イエスの肉を食らいイエスの血を飲むということ。
 この肉と血とは、イエスの十字架で裂かれた肉、流された血である。
 この十字架のイエスが私たちに会ってくださるときが来る。
 そのとき、私たちは「いのち」をはじめて与えられる。

 また、聖書の文字というのは、いつもは他の書物の文字となんら変わることがないが、「ことばは神」(ヨハネ1:1)というほかない時が来る。
 両者は異なる表現だが、どちらも同一の本質を指している。

 このようなことは、この一回限りである。
 一回出会いがあって赦されれば足りるからである。
 定例の儀式にはまた、別の目的がある。

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[一版]2017年 3月26日
[二版]2018年12月15日(本日)

 健やかな一日をお祈りします!
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