今年最初の麗香茶課の講座は京都「ラ・メランジェ」の松宮美惠先生の「中国紅茶講座」でした。
1月31日と2月1日の二日間、午前と午後の2テーマでお話いただきました。
ほとんどの方が午前と午後通しで受講くださり、中国紅茶漬けの濃厚な一日となりました。
午前は「ボヘアを追いかけて~ラプサンスーチョンの歴史」と題し、正山小種と河口紅茶についてスライドを見ながらお話を伺いました。
正山小種の歴史、産地の様子、薫香についてなど、興味深い話題満載。
正山小種は桂圓香、松煙香、妃子笑の三種を飲み比べました。
近年注目されている「万里茶路」の起点として清代に栄えた茶の集積地、河口についても言及され、
河口紅茶として売られているものも三種飲み比べました。
最近の中国での紅茶ブームにより、現在は各地でブランド紅茶が作られています。
午後は松宮先生がご持参くださった紅茶を9種類ほど飲み比べました。
日本ではなかなか入手できない紅茶も多く、
産地の違い、グレードの違いなどを認識しながら充実した品茶会となりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
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