5月9日(土)から川越の「
うつわノート」さんで始まった
「
茶人 珮如(ペルー) ~台湾茶と道具展~」、
オープン初日に行ってきました。
週末に開かれるペルーさんの台湾茶会にも参加しました。
窓から臨む新緑とペルーさんの作る白を中心とした清楚な茶席。
そこに日本の作家さんたちの瀟洒な器がそっと収まります。
涼しい風を感じながら、静かにペルーさんの淹れてくれる凍頂烏龍茶を味わいました。
茶菓子は点心師、陸さんによるもの。
見るだけで癒やされるような美しさです。
うつわノートさん、都心からはちょっと遠いのですが、
古い洋館を利用した建物で、とても趣があるギャラリーです。
今回は茶人ペルーさんの台湾茶の世界を中心として、
12名の器作家さんが台湾茶の道具に特化して作り降ろした展示会です。
京都の骨董店さんも参加されています。
素晴らしい企画で、とても楽しみにしていたのですが、
ちょっと残念だったのは全ての作品をゆっくりとは見られなかったことかな。
開店前から整理券が配られる人気で、
オープン後はお目当ての器に突進してすぐに手に取らないと購入できない勢いでした。
一応見たい作家さんの作品は目にすることができたのですが、
目の前で棚の一列ごっそりお買い上げのChineseの方々がいらして、圧倒されてしまったというか(笑)。
中国や台湾で人気の作家さんの作品は最近は個展の開場わずか30分ほどでめぼしいものがなくなってしまいます。
その人気のおかげで、作家の皆さんが中国茶や台湾茶に注目してくださるので、悪いことばかりではないのですが、
やはりお安いものではないですし、一生ものですので、
手にとってじっくり考えて買う時間が持てないのは辛いところですね。
この状況はいつまで続くやら・・・。
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