神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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盲点

2013-08-17 | 茶道具
物事は一方から見る習慣をつけてしまうと
違う角度から見ることを忘れ、それが盲点となってしまいがちである。

ヒトメボレして購入したはいいけれど、
なかなか使いこなせずにいた山本広巳氏の紫泥後手急須。

形状から台湾茶に使おうと勇んでみたのはいいが、どうもうまく行かなかった。
高山茶を淹れると何となくストレスがかかったような味に入ってしまう。

家にある萬古焼の急須の中では一番お値打ちものだし、
外見的にもチーム麗茶のワントップを張れるくらい美しいのに使いこなせない。
しかたなく青茶は諦めて、もっぱら中国緑茶や煎茶用に使っていた。

スモーキーな中国緑茶を淹れてもなかなか美味しく入るので使用頻度は高かった。
使い込むとしっかり育つ様子がわかるのもいい感じ。

緑茶用で使えばいいんだわ、とすっかり納得していたところに、
先日徳田さんとお茶を飲んでいたときの彼女のアドバイスで視界がパーッと開けた感が。

丸く揉捻した軽焙煎の台湾茶を「茶葉を少なくして」、
それも粒の大きさをなるべく揃えて入れてみた。
柔らかく、美味しい。

このまあるいフォルムの紫泥急須に
宜興紫砂壺で入れるくらいの量の茶葉を放り込むと
急須の中で茶葉がぎゅうぎゅうになってストレスがかかってしまうらしい。
茶葉が自由に泳げる程度の余裕を持たせることが上手く抽出するコツ。
(もしかしたら「奇古堂」のエコ茶にも通じる理屈かもしれない?)

とにもかくにも型どおりの入れ方にこだわっていて
別の角度からのアプローチに気付かなかった自分の頭の固さを反省。

6月末の萬古茶会で私の席に座ってこの急須で緑茶を飲んでいただいた皆さま、
こんな顛末がありましたことをご報告いたします。



★お知らせ★

9月28日(土)開催予定のコラボ茶会「三古物語」、
詳細のお知らせはブログにて8月20日UPの予定です。
茶席予約は8月21日から。
よろしくお願いいたします!



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