男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1337 つくしご飯

2022年04月14日 | ご飯類
今回テーマは脂質異常症の原因とその改善方法について・・です。脂質異常症は生活習慣病の一つで、動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中、動脈解離などの重大な病気につながると言います。
脂質異常症の90%は食生活の乱れ、運動不足、喫煙、酒の飲みすぎなどの生活習慣が原因で、脂質異常症の改善・予防には
① アルコールや糖質の摂り過ぎを抑える
② 食べ過ぎを控え、バランスのとれた食事を摂る
③ ウォーキング・スイミング・サイクリングなど、適度な運動を行う
④ 体重を適正に保つ・・の四つの励行が大切と言います。
以下に、高LDL、高トリグリセライド、低HDLの対策を略記します。LDL値が高いとき・・肉類・乳類・卵類などの動物性食品や、マーガリンなどに含むトランス脂肪酸はLDLを増加させるので摂りすぎ要注意です。野菜などに含む食物繊維は、コレステロールを便と一緒に排泄するので、積極的に摂るとよい。
トリグリセライド(中性脂肪)値が高いのは熱量摂りすぎで、甘いものや酒・油ものや糖質などの摂りすぎが原因なので、これらを控えることが第一歩でしょう。
中性脂肪は(青魚などが含む)EPAやDHAの働きで減らせるので、魚料理を多く取り入れるのがお勧めです。
HDL値が低いのは、運動不足や喫煙、肥満が原因で、トリグリセライド高値と連動することが多いと言います。腹八分目など適度な食事制限と、ウォーキングなどの有酸素運動を定期的に行うのが効果的と言います。
レシピは春の山菜・つくし二題。「つくしご飯」と「つくしのくるみ和え」です。
くるみは、LDLを低下させる「a-リノレン酸」を多く含み、脂質異常対策の優良食材です。「a-リノレン酸」が多い食材については、次回以降お伝えします。

サイクリングの土手道につくしがびっしり生えていて、自転車から降りて摘み取りました。頭が
固く、袴の間隔が短いのを選んで摘み取るのが30分。持ち帰って袴を取るのに1時間かかり
ました。それを、出汁と梅干で味つけしてご飯に混ぜました。春を味わう、山菜のご飯です。

材料 ・・2人分

ご飯 2杯分 260g
つくしの梅煮 40g

つくしの梅煮・作り方
つくしのした拵え

つくしのはかまを取り、水洗いして茹でる。
・・つくしは頭がしっかりして袴の間が狭いものがよい・・
茹でる時間は1~2分・サッと茹でて冷水に入れザルにあげ、
冷水1カップに酢大さじ1を入れた水に入れて半日置く。
・・ここで、つくしのあく抜きをします・・
あく抜きしたつくしをザルにあげ、1センチ巾に刻む。
つくしを煮る
出汁1カップに梅干し1~2個入れて火にかける。
・・梅干しは昔ながらの塩辛いのがよい・・
あと、淡口と塩を適宜加えて煮汁を作る。
煮汁を冷まして、刻んだつくしを入れて火にかける。
沸き立つ前に火を止め、ザルあげて煮汁を漉しとる。
・・ここで、つくしから出た水分を煮飛ばして味を戻す・・
煮汁を火にかけて沸騰させ、煮汁の味を元に戻す。
煮汁が冷めてからつくしを戻し入れしばらく置く。
つくしご飯を作る
温かいご飯をボウルにいれてほぐしておく。
味つけしたつくしを煮汁ごとご飯にくわえる。
・・煮汁の分量は少な目にして、好みの味に調える・・
しゃもじなどでよく混ぜ合わせ、器に「盛り付ける。


コメント
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