男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

アスパラガスご飯

2013年04月15日 | ご飯類
家の前の田んぼに、昨秋レンゲのタネをばらまきました。数年前からレンゲのタネを
収穫し、稲刈りのあと種まきしてきました。田んぼの半分は畑にするので、残り半分
に均等に種まきしたつもりが、あちこちにムラができました。レンゲ作りの経験がある
方に聞くと「レンゲの種まきは難しい」という・・玄人が難しいのに素人の私が上手に
蒔けるはずがない・・と自分で納得しました。

それでも育つにつれレンゲソウは沸き立つように育ち、田んぼ全体を埋め尽くしました。
そのレンゲが盛りを過ぎようとしているのに、畑の一角に植えた芝桜が咲き誇っていて
チグハグな感じがします。今年3月の平均気温は、例年より1~2度高かったそうです。
それも西日本より東日本が顕著・・・手元の資料では神戸の3月の平均気温は11度で
平年比+1.5℃、東京羽田は11.6度で平年比+2.4℃でした。

4月初めに山陰を旅し、開花時期がずれる桜を期待しましたが、花つきが淋しくさくらの
パッとした華やかさがありません。泊まった宿の女将は「今年の冬、寒さのせいで小鳥
の食べ物がなく、桜のつぼみを食べ桜の花が貧相になった」と言います。この冬の寒さ
で小鳥が食べるものがない・・それは当地伊丹も同じ、桜のつぼみまでは食べませんが
畑の作物は随分食べられました。白菜など葉っぱは食べ尽くされ軸だけが残りました。

レシピはアスパラガスとヨモギのご飯です。これも畑の一角に植えた作物で、ヨモギは
丹波篠山から採った株が育ちました。「かくとだに、えやはいぶきのさしもぐさ・・・」百人
一首・・藤原実方・・にあるように、古来薬草として使われました。食べ物としても優良な
食材で、食物繊維はホウレンソウの3倍、カロテンやカリウムなども多く含んでいます。

今の時節、柔かいのを摘み茹でて冷凍保存しておくと、お餅に搗きこんだり、白玉粉と
混ぜた団子を作るときに重宝します。そこら中に生えているヨモギですが、できれば
山間の田んぼの畦地に育ったのが望ましい・・天気の良い日、ドライブがてらに足を
伸ばして、ヨモギ摘みなど楽しんでください。

昨年のいまごろ、古い職場仲間の会食で「アスパラガスご飯」をいただきました。アスパラガスご飯を食べるのは
初めてでしたが、彩り、匂い、味がえんどう豆のご飯に似ていておいしいご飯でした。これはいける!と前の畑で
採れたアスパラガスをご飯に炊きこんでみました。アスパラガスの色が黄色になりましたがおいしいご飯でした。


材 料 米 1.5カップ 270g
アスパラガス 6本 200g
日本酒 0.2カップ 36cc
水 1.5カップ 270cc
塩 一つまみ 4g

作り方 ご飯を炊き始める
米は、水洗いしてザルにあげておく。
炊飯器に米と水と酒をいれて炊き始める。

アスパラガスを下こしらえする
アスパラガスは、根元の皮を薄く剥きとり、
1~2センチ大の筒切り。

炊飯器にアスパラガスを入れる
噴き上がりがおさまり、水が引き始めたころ
アスパラガスを加えてふたをして蒸らす。

炊きあがったらアスパラガスが均等になるよう
底からざっくりと混ぜ合わせる。

注意・・アスパラガスは火の通りが早いので煮過ぎない・・
えんどう豆のご飯を炊く要領に似ているが、アスパラガス
は炊きあがる寸前に入れるくらいでよい。

色合いを大事にするなら、酒と塩味のご飯を炊き、茹でた
アスパラガスを混ぜ込むほうが、きれいにできあがります。
普通のご飯に味塩を振りこんで、アスパラガスを混ぜても
OK(写真・下2枚)・・この方が簡単です。








コメント
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