男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

夏野菜の天かす炒め

2012年07月07日 | 野菜類
今回のテーマは、ズッキーニと、天ぷらを揚げるときにできる、天かすです。
ズッキーニは、かぼちゃの仲間です。正確にはウリ科、かぼちゃ属、ペポ種
で、この春「グリーントスカ」という品種を、種まきから育てました。タネを5こ
植え3株が育ちました。雌花が咲いて3日もすると、キュウリより大きい形に
育つ・・それを毎日3本も収穫する破目になりました。

ズッキーニは、ここ数年来急に市場に出回りましたが、西欧では20世紀の
はじめ頃から、食材として使われてきました。南フランスの料理ラタトゥイユに
は必須の食材です。着花して3日で収穫するだけあって、水分が95%もあり
キュウリや冬瓜と、似通った野菜です。天ぷらや炒め物にしますが、糠漬け
にしてもおいしい・・応用範囲が広い野菜です。

イタリアはミラノに留学した従妹の娘が、ズッキーニの花のフライを食べた・・
花にリコッタチーズを入れ、口を縛ってフライにしたもの・・と聞き、俄然興味
が沸き、花の収穫にこだわりました。行きつけの産直市場に、ズッキーニの
花5こ入りのパックが150円で並んでいて、なるほど!と思い当りました。自作
の花を採取して、普通のチーズを入れてフライにしたら、けっこういけました。

よく調べると、花をとる専用のズッキーニがある・・花は雌花よりも、雄花の方
がおいしいといいます。この年令になっても、「目から鱗」のように新しいことを
発見するのは、楽しいことですが、それでも問題が一つあります。花の中に
入れる「リコッタチーズ」はどの店を探しても見当たりません。南イタリア原産の
フレッシュチーズというのはわかりましたが、売り場に見当たりませんでした。

天かすは、天ぷらを作るときできる、いわば捨てものですが使いようによって
は重宝する食材です。ズッキーニに紙面をとられ、天かすについての講釈は
紙面を改めます。レシピの通りにお作り下さい。おいしい炒めものです。

天かすは、天ぷらを揚げるときに出る・・いわば捨て物・・それを色んな料理に使います。うどんやそばに入れるのが
たぬきうどんたぬきそばです。お好み焼や、たこ焼きにも欠かせない材料です。天かすを選ぶときは、天ぷら屋さん
の天かすを使うとおいしいです。気になる熱量は、天かすの重さの50%が油(10gが92㎉)なので多用は禁物です。


材 料 ミニトマト  10こ 150g ・・たて半分に切る
ピーマン  2こ 50g ・・タネを除きたてに細切り
ズッキーニ  小 1本 100g ・・小口から5mm.巾に筒切り
なす 中 2本 100g ・・同
玉ねぎ 中 1こ 150g ・・縦麩二つにしてくし型に切る
オクラ 5こ 50g ・・3cm巾に切る
しいたけ 3こ 25g ・・1cm巾に切る
エリンギ 1本 25g ・・3cm×7mm.の短冊に切る
天かす 大さじ 3 20g

創味つゆ 大さじ 1 10cc
出汁 大さじ 2 20cc
日本酒 大さじ 1 10cc

作り方 フライパンに天かすを入れ、中火にかけて炒める。
天かすが熱くなったら、玉ねぎ、ズッキーニ、ナスを
加え、しばらく炒める。
全体に火が通り、しんなりしたら、残りの野菜全部を
加えて、炒める・・火は中火のまま。
ピッチリとふたをして蒸し焼きすると早く均等に焼ける。

味つけ用の出汁醤油をつくる
創味のつゆと、出汁、日本酒を合わせて煮立て、
炒めた野菜に振りかけ、ザックリまぜてできあがり。

手抜きをしようと思ったら、ストレートのそばつゆか、
そうめんつゆを使います。
甘い目が好みならそばつゆが、キリッとした味が
好みならそうめんつゆが合います。

この料理は、天かすを使うのがポイントです。
天かすは、天ぷら屋さんのをつかいます。

専用に作った天かすでは、おいしさはいまいちです。































コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする