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サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ブログ引っ越し途中報告

2025-07-21 | etc.

gooブログのサービス終了に伴い、当ブログも引っ越し準備中です。引っ越しデータ作成までは完了しましたが、バタバタしていてなかなか先に進めません(泣)。いま抱えている仕事が一段落したら、一気にやらねば~。

比較的データ量の少ない『プロコフィエフの日本滞在日記』は、すでに「はてなブログ」に引っ越し済みです。こちらは画像も少ないので、思ったより簡単に引っ越しできましたが、1カ月たつのにアクセスがほとんどナイ! 新規記事がないので当然かもしれませんが…。サムイズダート・ロシアも引っ越したらアクセスなし、にならないよう、いろいろ工夫しないとです。はー。

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新大久保イスラム横丁めぐり@2025

2025-05-17 | 東京散歩

ゴールデンウィーク中、客人をもてなすために、1年ぶりに新大久保のイスラム横丁へ買い出しに行ってまいりました。

11時の時点で、新大久保駅はすでに大混雑。ほとんどの人はコリアン街に向かいますが、我々は勝手知ったる足取りで人波を逆行し、駅改札斜め向かいのマツモトキヨシの角を右折。その細い道がイスラム横丁です。

イスラム横丁に入って最初に出合うハラールショップが「バラヒ・フーズ」。どことなく雰囲気が変わったと思ったら、看板が新しくなってました。ここでは紅茶(500円)、ディル(200円)、冷凍モモ(1200円)を購入。

横丁をさらに進むと、火事にあって仮店舗で営業していた「グリーン・ナスコ」が、もとの場所に新装オープンしてました。「日本No.1」と謳うだけあって、ハラール食品の品ぞろえ豊富。

1階は冷凍食品やデーツ、菓子類など。仮店舗時代しか知らないので、見違えるほどきれいになってびっくり。

デーツ売り場には、きれいなパッケージ入りのデーツ各種。

おいしそうなウズベクパン発見。残り1個だったので、迷わず買物かごへ。と、まさにその時、店内に入ってきた異国男性、空っぽのかごを見て「パンがない!」と後ずさるほどショックを受けられ、店員さんにパンはもうないのかと詰問。「ない」と言われて意気消沈する彼を見て、一瞬譲ってさしあげようかと思いましたが、無類のパン好きとしては買わずにはいられず。なんという心の狭さでしょう。

ナッツを固めたお菓子類。1番左のミックス(290円)を購入したところ、これがおいしいのなんの!ピーナッツを固めた日本のお菓子、豆板に似てますが、そこまで硬くなく、食べやすくて香ばしい。もっと買えばよかった!

こちらは2階。調味料やジュース、スナック菓子など。

ハルヴァ発見。ばら売り(100円)を買ってみましたが、箱の絵よりも薄い板状で、生キャラメルのような食感でした。ハルヴァは中東を中心に各地に伝わる伝統菓子で、地域によって素材も味もさまざま。ロシアには、ひまわりの種をつぶして固めたハルヴァも。

グリーン・ナスコの角を曲がって右手にある「ゴールド・ラベンダー」へ。イスラム横丁のお店は、ほぼ似たような品ぞろえなのですが、ここが一番お得感あり。店頭ではデーツ1パック250円で絶賛セール中。このお店のごちゃごちゃ感も、気に入っています。

こちらは「ジャンナット・ハラルフード」。ここでバクラヴァを買うのが、今回の目的のひとつだったのですが、今は置いていないとのこと。がっくりです。バクラヴァはいまや人気の高級菓子。お手頃価格で求めようと思ったら、狭山の工場まで行くしかない!?

店頭には野菜や果物も。ほかの店も同様ですが、ビーツは葉の付け根まで切り落とされています(下から4段目の左から2つ目)。葉つきビーツに見慣れているので、一見するとジャガイモかと見まがいました。

最後は「ナチュラルマート」内にあるパキスタン料理の店「シディーク」へ。

シディークでテイクアウト。ローストチキンのハーフサイズ(800円)に加え、サモサ(250円)とクリスピーフライドチキン(280円)を各5個注文。

待っている間にお菓子選び。パキスタンスイーツを8種1個ずつ購入。ピンクのお菓子は、店員さんおすすめのココナッツのお菓子。おすすめだけあって、ココナッツの風味がよく、大好評でした。

今回買った食品の一部。デーツ2種、レトルトカレー2種、ウズベクパン、ブラウンレーズン、ピーナッツ、ソーン・パプディほかお菓子類。

冷凍のチャパティ、パラタ、モモ、そしてお買い得のディル。パラタはほかに2種類購入しましたが、客人に好評であっという間に完食。しかも次々パラタを焼いていたので、食卓風景を撮るのをすっかり失念。いえ、それどころか料理の全貌を見る暇もなかったことが、悔やまれてなりませぬ。

たっぷり入って200円のディルは、根つきなので10日以上もちました。半分は生のまま刻んで、スープやサラダに。半分は天日干ししてドライハーブに。

さて今回は、おもてなし用の品選びでしたが、次回は自宅用に冷凍ラム肉やハーブ類、ナッツ類、粉もの類などを調達予定です。

ちなみにイスラム横丁の各店では、レジ袋無料、クレジットカード可。発送サービスや通販のある店もあり。

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グルジア旅行⑦最終日トビリシ散策

2025-05-10 | グルジア2019

ジョージア(グルジア)旅行から早5年半。最終日のレポートをまとめていなかったことが、ずっと引っかかっていたのですが、gooブログのサービス終了前に重い腰を上げて、いざチャレンジ! 記憶もおぼろげなので、今回は旅日記から抜粋・補足して掲載いたします。

2019年11月8日

朝7時、夜明けとともに散策開始。見慣れたこの風景も今日が見納め。午後7時にはホテルを発たなければならないので、残り12時間を旧市街でゆっくり過ごすことに。

KMMホテル側から橋を渡って旧市街の中心、ゴルガサリ広場へ。

温泉街を通りすぎる頃、ようやくあたりが明るくなってくる。

温泉の先にある最後の食事どころ候補「マスピンゼロ」(写真)と「ブレッドハウス」を下見。隣接する同系列のジョージア料理専門店で、マスピンゼロのほうが庶民的とのこと。

ここから再び対岸に戻り、ヨーロッパ広場を抜け、ロープウェイの運行時間を調べに行こうとすると…。やや、いつのまにか茶色い犬がついてくる。「野良犬が多いので触らないように」とガイドさんから聞いていたので無視を決めこむが、家人が構うせいか、途中で黒い長毛犬も加わって、2匹でタッタとあとをついてくる。

と、突然、茶色の子が、走ってきた車スレスレまで飛び出して、猛然と吠え始める。車が通るたびに、それを繰り返すこと3度。ちょっと怖くなってまこうとするが、道を渡っても、2匹そろってついてくる。

リケ公園にあるロープウェイ乗り場に到着。10時~23時まで運行していることを確認す。その間に犬たちは一度いなくなったかに見えたのだが、またまた現れてついてくる。平和橋を渡れば、さすがについてこないだろうと思いきや…。

階段を上ろうとすると、茶色の子が先回りして上り始め、途中で立ち止まって振り向く。これを何度か繰り返されて、ようやく気づく。この子は我々がちゃんとあとをついてきているか確認して、ガードしようとしているのだ。対向車にしきりに吠えていたのも、車から守ろうとしてくれていたのかも。

橋を渡りきると、犬たちは歩道から少し離れた草地のほうへ…。かと思えば、また戻ってくる。見回りしつつ、我々を誘導しているかのよう。

そして着いたところは、シオニ大聖堂。ジョージア正教会のかつての総本山である。ちょうどミサ中だったので、残念ながら信者以外は中に入れず。聖堂内は壮麗なフレスコ画やイコンに彩られているそう。

聖堂のまわりを見て回っているうちに、茶色い犬はいなくなり、黒い子はしばらくついてきていたが、それもいつのまにか姿を消す。聖堂まで案内してくれた不思議な守護犬たち。この旅一番の忘れがたい思い出に。

一度ホテルに戻って8時半頃、最後の朝食ビュッフェ、一番乗り!

朝食は控えめに。なにせジョージア最後のランチのために、胃袋を空けておかねばならぬ。

ホテルのチェックアウトは12時、迎えの車が来るのは19時。それまで身の置き場がないので、フロントに相談したところ、半日分100ラリ(約4000円)で延長してもらえることに。そうと決まったら、部屋に荷物を残したまま安心して街歩き続行。再度対岸に渡り、温泉とは反対側のエリアへ。

10時、トビリシ歴史博物館が開いたので、のぞいてみる。トビリシの歴史資料や民具などを展示し、地階にはお土産屋さんも。

かつてのキャラバンサライを改築・移転した建物だそう。なんとなく、モスクワのアルバート通りにあったグルジアカフェ(と勝手に呼んでいた建物)と雰囲気が似ている気が。地階に降りようとすると、ちょうど黒マントをまとったおばさまがいらして、さながら館の女主人のようだったので、思わずシャッターを切る。

早朝、犬たちと渡った平和橋を望みながら、温泉側に戻り、ロープウェイ乗り場を目指す。

ロープウェイは片道2.5ラリ。メトロカードが使えます。

景色を眺めながらムタツミンダ山の山頂へ。

ロープウェイを降りるなり、楽団のお出迎え。眼下にはトビリシ市街。

乗ってきたロープウェイは、こんな可愛らしいゴンドラ型。右下には平和橋。

山頂のナリカラ要塞は4世紀の建造。あまり時間がなかったので要塞には入らず、花輪売りのおばさんやお土産屋さんを横目で見ながら、ジョージアの母像を目指す。

トビリシ市街を見守るようにして立つジョージアの母像。右手には敵を迎え討つ剣、左手には味方をもてなすワイン杯。高さは20m。真下まで来ると後ろ姿しか見えないが、その巨大さに圧倒される。

ギター弾きのおじさんが連れていたハチ割れ君。人馴れしていて、気持ちよさそうに日向ぼっこ。

このあと露店でジョージア製の時計を買ったところ、25ラリのところを20にまけてくれたうえ、子供用アクセサリーセット5ラリもおまけにつけてくれた。

そしてロープウェイで再び旧市街へ。ガイドのニノさんに教えてもらったパン屋さんを探し回るうちに、おしゃれな裏通りに迷いこむ。

カフェやレストランが連なる裏通り。まだ時間が早く、お客さんはまばら。あと1日あれば、ここでゆっくり食事をしてみたかった!

ニノさんに教わったパン屋さんの入口発見。

豆入り、ジャガイモ入り、チーズ入り、キノコ入りなど、素朴なおかずパンを数種購入。本当は奥の窯で焼いている横長のパン、ショティがほしかったのだが、日本まで持ち帰るには大きすぎるので断念。

ゴルガサリ広場の地下にあるメイダン・バザール入口。こちらもガイドのニノさんに教えてもらったおすすめのお土産スポット。

メイダンはゴルガサリの旧名。4~5世紀の昔からシルクロードの要衝だったトビリシの商業的中心地だったそう。看板には、馬車が行き交い、賑わいを見せていた頃の写真が。

バザール内は、地下の横断通路のような造りで、伝統工芸品、素焼きの食器、フェルト製品、ワイン、蜂蜜、菓子などが並ぶ。

クルミのジャム(写真)とデーツを購入。デーツといえば意外だったのが、店員さんがdatesという英語名を知らなかったこと。袋にはジョージア語しか書かれていなかったので、念のため「これはデーツ?」と若い女性スタッフに尋ねると、なぜか賞味期限を調べ始める。あ、そのdateじゃなくって……。別の男性スタッフに「これは何?」と聞くと「финики(フィニキ)」とロシア語のお答え。つまりそれは「英語でデーツ?」と聞き返すと「??」と固まってしまわれた。よくよく袋を見たら、英語で小さくdatesと書かれていたので「あ、やっぱりデーツ、ほらここ」と指さすと、「デーツ!これ英語でデーツって言うんだって!」とほかの店員たちに言い回ってたのが微笑ましい限り。

そしてジョージア最後の食事は、朝下見したブレッドハウス。

店頭で焼いている焼きたてのショティと共に、最後の食事を堪能。(食事については、別記事「ジョージアで食べる」をご覧ください。)

席についた時から、窓の向こうに見える、野良とおぼしき犬や猫たちに釘づけ。ガラス越しなので、ほとんどピンボケになってしまったのが悔やまれる。

本当に、ジョージアは犬猫の天国。当たり前のようにそこにいて、地域の人達にごはんをもらって、のびのびと暮らしてる。それはとりもなおさず、ジョージアの人々の寛容さ、優しさの表れでだろう。

だんだん日が暮れてきた。そろそろトビリシの街ともお別れ。

ホテル客室の冷蔵庫を最後にチェック。缶入りのボルジョミ、持って帰りたかった!

チェックアウトして18時50分頃、ホテル出発。この旅でずっとお世話になったドライバーさんと一路空港へ。トビリシのレストランより、カへティのパンのほうがおいしかった、と伝えると「そうそう!一番おいしいんだよ」と嬉しそう。実はドライバーさん、カへティでショティを大量買いして、ひとついらないかと声をかけてくれたのだが、荷物が多くなるのでお断りしてしまった経緯が。いま思えば、譲っていただけばよかった!

トビリシ国際空港到着。5日前に着いた時には気づかなかった立派な免税店に、吸い寄せられるようにして入ってしまう我々であった。

免税店で正真正銘、最後の買物。チャチャとクルミ入りの蜂蜜を購入。

そしてカタール航空21時25分発の便で、一路ドーハへ。

23時30分ドーハのハマド空港到着。ここで成田行きに乗り換えたところ、機体トラブルのため、一度乗りこんだ飛行機から降ろされる。

お詫びの品?各自おやつセットを手渡され、深夜の空港でひたすら待つ。

定刻より2時間遅れて、午前4時頃ドーハ発。

約10時間で成田到着。東京はすでに夜。4泊7日の旅、ここにて完結。

大量のお土産に囲まれて、旅の余韻に酔いしれる幸せ。コロナ禍が始まったのは、この4カ月後のことでした。そのうち保護猫を里子に迎えたので、もう気ままな旅はできない身。あの時ジョージアに行っておいて本当によかった!

思えばグルジア(当時)の魅力を知ったのは、ソ連時代の1990年。モスクワのカフェで初めてハチャプリを食べ、アラグヴィレストランで初めてグルジアワインを飲んだ、あの感動が忘れられず、帰国後は「白樺」でグルジアワインを箱買いし、その後もモスクワに行くたびにグルジア料理三昧。いつか必ず行きたいと思いながらも、なかなか機会に恵まれず、実に30年近く経ってようやく実現した特別な旅でした。すべてのめぐり合わせに感謝!

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吉祥寺カフェロシアでジョージアを偲ぶ

2025-04-24 | ロシア料理とその仲間たち

4月17日、九州旅行でお世話になった方が上京したので、家人と友人をまじえ、吉祥寺カフェロシアにて会食。主賓のスケジュールにあわせて、午後4時半からの早めスタート。ちょうどティータイムや遅めランチのお客さんが引き上げる頃で、店内は貸し切り状態でした。


主賓は遅れてくるのでお先に乾杯。まずはウクライナビール、オボロン(850円)。奥のグラスは、長崎旅行を共にした友人が頼んだジョージアのスパークリングワイン、オールドトビリシ・ブリュっト。


本日はジョージア(グルジア)攻め!と決めてきたので、早速注文。左はジョージアのラタトゥユ、アジャブサンダリ(700円)、右は焼きナスにクルミペーストを塗ったパドゥラジャーニ(700円)。これおいしい!


ジョージアの溶けるチーズ、スルグニをトマトにのせてオーブンで焼いた一品、その名も「橇に乗ったスルグニ」(700円)。


定番の前菜盛り合わせ(980円×2人分)。手前右は、カフェロシアに来たら食べずにはいられない「毛皮のコートを着たニシン」、左は白身魚のトマトソース煮。奥は左からブジェニーナ(ロシアのローストポーク)、キャベツのマリネ(ジョージアのピクルス)、アジャブサンダリ……。

あれ、アジャブサンダリはさっき頼んだので盛り合わせから外してください、と言ったつもりだったのですが、うまく伝わっていなかったもよう。それもそのはず、ホール担当の新人さん研修中でした。まっすぐな目でこちらを見ながら、慣れない日本語の接客用語をまじえながら、一生懸命オーダーをとろうとするジェブシュカ(お嬢さん)。早く一人前になるといいね。


ジョージアの白ワインといえばツィナンダリ。ボトルでいただく(4300円)。白といっても淡いアンバー。


そして、必ず頼むジョージアのチーズパン、ハチャプリ(1000円)。スルグニチーズのえもいわれぬ味わいともっちり感がやみつきに。ワインは赤のムクザニ(3900円)、地味深い味。


こちらも外せない一品、シュクメルリ(1400円)。このお店では鶏肉の半身を丸ごと使用。ニンニクとスパイスを加えたミルクソースが、香りよくやさしい味。


シュクメルリのソースを余すことなくいただくために、ボロジンスキーの黒パン(300円)も注文。


最後にもう一品、コーカサス伝統のケバブ(1400円)をいただく。本当はヒンカリ(コーカサス風小籠包)を頼みたかったのですが、40分かかるというのでこの日は断念。じつは現在のメニューにヒンカリはのっていないのですが、頼めば作ってもらえることがわかっただけでも収穫でした。

 
ここでジョージアの蒸留酒、ドゥグラゼ・チャチャ(600円)を頼む者あり。写真はありませんが、友人はアルメニアのアララト・ブランデー(1000円)をたしなむ。


主賓のデザートはロシアのリンゴケーキ、シャルロトカ(550円)。しっとりして素直な味。


こちらはバラとハチミツのアイスクリーム(650円)。口をさっぱりさせて、午後7時半にはお会計という健全な会食でした。いつ来ても安定の味とくつろぐ雰囲気。次回は早めにヒンカリをオーダーするとします!

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ブログ引っ越し予告

2025-04-16 | etc.

なんということでしょう❕ 当ブログ20周年を祝ったばかりだというのに、本年11月18日をもってgooブログのサービス終了ですと! それを知ったのが昨日。そして本日4月16日から「引っ越しサービス」が始まるという。ただいま朝7時なのでまだ営業開始していませんが…。

20年間も書き溜めたブログ、一瞬で泡のごとく消えてしまうことだけは避けたく、これから引っ越し準備をせねばなりません。あーめんどくさ!11月まで猶予があるとはいえ、ぼやぼやしてたらあっという間。引っ越しのメドがたったら、この場でご報告いたしますので、しばしお待ちくださいまし。
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当ブログ、本日開設20周年!

2025-02-02 | etc.

なんということでしょう!本日2025年2月2日は、当ブログ「サムイズダート・ロシア」開設20周年になるらしい。

記念すべき初記事は、こちら

ロシア婦人の食え食え攻撃 - サムイズダート・ロシア

初投稿日は2005年2月2日。この頃は『ロシアに学ぶ週末術~ダーチャのある暮らし』(WAVE出版)の刊行を控えていたので、もともとは本の宣伝になれば、とブログを作ってみたしだい。それが20年も続くとは。

実はブログはこれが初めてではなく、その前に作曲家プロコフィエフが書いた膨大な日記のうち、日本滞在部分を翻訳してブログに仕込んだのが最初。「プロコフィエフがブログをやっている!」「世界最古のブログを書いたのはプロコフィエフ!」などと面白おかしく紹介されたりしたのも、今となっては懐かしい思い出。ちなみにこのプロコフィエフの日本滞在日記は、後年、『プロコフィエフ短編集』(群像社)に収録・出版していただいたが、ブログは今も公開中(というより放置中)である。

20年前といえばブログ全盛期。まだSNSもなければ、収益化などという発想もなく、純粋にインターネットで何ができるか楽しみながら試行錯誤していた牧歌的な時代だったように思う。ネット上で実名を出すのは憚られ、イニシャルトークで押し切っていたし、人物が写りこんだ写真は自発的に規制していたもの。いつの頃からか、ネット空間は無法地帯になってしまったが、当ブログはダーチャのアナログ精神がキモなので、これからも昔気質を貫いていきたいと思っております。今後ともお読みいただければ幸いです。

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『図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題』7刷発行

2025-01-03 | Plastic考


『図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題』、昨年末7刷発行!

2019年に初版が出て以来、毎年のように中高生向けの教材や試験問題に採用され、韓国、台湾でも翻訳出版された本書。シリーズきっての売れっ子ですが、プラスチックを取り巻く状況は、ひどくなるばかり。次に増刷される機会があれば、ギアアップした改訂版にしなければ、と思うことしきりです。

何しろ初版時は、まだレジ袋有料化前だったこともあり、プラごみ対策の第一歩として、マイバッグやマイボトルを持ち歩くことが推奨された時代。今では半ば常識化しているし、プラごみの分別やリサイクルも、するのが当たり前という意識が根付きつつあります。けれど、大半の商品がプラスチックに包装されて販売され、そのすべてが一瞬でごみになる、という状況は相変わらず。2024年までに策定されるはずだった国際的なプラごみ防止条約も、産油国などの反対により、合意されないまま年を越してしまいました。

そうこうするうちにも、海には大量のプラごみが流れ込み、分解されることのないマイクロプラスチックが、海底に堆積されているといいます。さすがに、海に直接ごみを捨てる人はそういないでしょう。けれども、私たちは例外なくマイクロプラを下水経由で海に流しています。それが、洗濯排水と共に流れ出る化学繊維の糸くず。これがなんと、海に流出するマイクロプラの35%を占めるというのですから、他人事ではありません。

関心のある方は、VOGUE Japanの以下の記事をご一読あれ。
「洗濯時にマイクロプラスチック放出を防ぐ7つの方法」

すでにマイクロプラは、巡り巡って人体にも蓄積されているとの報告も複数あります。それについては、またいずれ…。
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新刊『ロシアの暮らしと文化を知るための60章』

2024-10-23 | ロシアなお知らせ


『ロシアの暮らしと文化を知るための60章』明石書店より発刊。
第59章「ダーチャのある暮らし」を書かせていただきました。

ロシアによるウクライナ侵攻から2年半以上が経ち、先の見えない泥沼状態が依然として続いています。当然ながら、プーチン政権の非道は断罪されてしかるべき。けれど、ロシアのごく普通の人々の暮らしや、この地に受け継がれてきた豊かな文化・芸術までもが、否定され、嫌悪の対象となってしまう風潮には、別の危なさを感じてやみません。

本書には、こんな時期だからこそ、ロシア理解を深めるためにも普通のロシア人の暮らしと文化を知ってほしい、そんな思いが込められています。40人を超える著者が、1章1テーマで綴るロシアの暮らしと文化。全60章で現代ロシアの様々な側面に触れることができる一冊です。

編著者のお一人、沼野恭子先生から寄稿のお声がけをいただいたのは、侵攻から半年余り過ぎた一昨年9月のこと。当時はまだ、ロシア専門店への嫌がらせや誹謗中傷、ロシア芸術の排斥運動などが続いていた頃。新生ロシア誕生から約30年、ソ連時代の良からぬイメージがようやく薄れ、自由旅行もできる普通の国になりつつあったのに、ロシアのイメージは回復不能と思われるまでに悪化。振り出しに戻ってしまった絶望感、ロシアについて何を書いても無駄だという無力感。そんな時に、「ロシア文化が排斥されないよう、私たちが砦になりましょう」という沼野先生のお言葉は心強く、ダーチャについて、今しか書けないことを書いてみようという気もちになれました。執筆の機会をいただけたことに深く感謝いたします。

詳しくは明石書店公式サイト 
『ロシアの暮らしと文化を知るための60章』
をご参照ください。
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2024年春作野菜の収穫、総決算

2024-08-22 | 体験農園日記
夏真っ盛りですが、夏野菜の収穫はほぼ終了し、残すはナスだけとなりました。あっという間だった2024年の春作を振り返ると…。

*5月

春作の準備開始は3月末。根菜や葉物の種まきから始まり、5月の連休の頃には、写真のようにキュウリとトマトの支柱立てと苗の定植も完了。


同じ頃、大根を間引き。もちろんこのチビ大根と葉っぱも食します。よって、間引きとはいえ、これが立派な収穫第1号。


オプションで3月上旬に植えつけたジャガイモも、この頃、開花。


体験農園では、基本的に栽培作物が決められていて、全員で同じものを作ります。が、園主さんの許可を得て、アレルギーのあるピーマン・唐辛子は去年からパス。代わりに今年は、JAの直売所とホームセンターで購入した大玉トマト3種を植えてみました。


5月中旬、ラディッシュ、カブ、小松菜、春菊の収穫が始まると、毎朝忙しくなります。ラディッシュは目を離すと大玉化してしまうので、今年はこまめに収穫して連日サラダに。カブの葉っぱは、スープ用に刻んで冷凍。


ズッキーニの花も咲き始めます。この時期は毎朝雌花と雄花の咲き具合をチェックして受粉作業。昨年は、雄花から咲き始めてなかなか受粉できなかったのですが、今年は雌花から咲き始め、雄花を借りて回ってました。


受粉から1週間ほどでズッキーニの収穫。葉の陰になって、うっかり気づくのが遅れると、あっという間に巨大化。


5月下旬の畑のようす。ぐんぐん成長する健気な野菜たち。


なかなか出てこなかった里芋の芽が、やっと出てきてひと安心。昨年まではこの区画にはサラダゴボウを植えていたのですが、収穫の手間がかかるわりには持て余す人が多く、今年から里芋とエビ芋に変更。実はうちもゴボウは苦手なので、助かります!


5月のある日の食卓。トマトは市販品ですが、カブ、ズッキーニ、ラディッシュ、春菊は自家製。

*6月

6月上旬、オプションの玉ねぎも収穫時期を迎えます。オプションで申し込んだ野菜は、各自の区画で作る指定作物とは別に、共同の畑で育成。


大きくなったものから順次収穫。今年は2口申し込んだので、全部で40個採れました。プラス、間引きした苗を自宅の庭に移植したので、庭育ちのチビ玉ねぎが数十個。しばらく玉ねぎは買わずにすみそう。


収穫した玉ねぎは、葉の上部を切り落とし、日陰にぶら下げて保存。


キャベツも結実してきました。虫よけにネットをかぶせてますが、それでもナメクジが入ってきてしまいます。


インゲンも着々と実をつけていきます。


キャベツ、キュウリ、ズッキーニの収穫。


大根、小松菜、ブロッコリー、インゲン、トマトも収穫。


大玉トマト3種も結実。ですが、葉が茂りすぎて、実のつき方がいまひとつ。味は申し分ないのですが、上部が割れてしまうのはなぜ?


指定作物のミニトマト、アイコも結実。黄色と赤を植えてますが、いつも黄色が先に実をつけます。今年は房がたくさんつき、実も特大サイズ。


ビールのお供に欠かせない枝豆も、実が入ってきました。


キュウリはかつてないほど順調。いつも枝の下のほうばかりに実がつき、上の実がつかないので、今年はこまめに剪定。

各種野菜が出そろう6月の食卓は野菜尽くし。
     

*7月


トマト、キュウリ、ナスがそろうと一気に夏気分。


枝豆が食べごろになったので、一気に収穫して、その日のうちに塩ゆでしてさまし、小分けして冷凍。このタイミングを逃すと、得も言われぬ甘さが損なわれてしまうので、見極めが肝心。


里芋とエビ芋も順調に伸びてきました。その隣で育てていたラディッシュは終了したので、空きスペースにビーツとハーブの種をまいてみました。


オプションのジャガイモを申込者一同で一斉収穫。炎天下、汗だくになりながらの共同作業。1口5㎏を我が家では2口申し込んだので、計10㎏プラスおまけ数㎏を2人がかりでかついで持ち帰る。


そうこうするうち、早くも秋作の準備が始まります。収穫の終わった小松菜・ほうれん草の区画を耕しなおし、ニンジンの種まき。


こちらも秋作準備。大根とカブを採り尽くし、空いた区画に長ネギを植えつけ。猛暑のせいか、長ネギの苗がまだ細いのが少々心配。


そして夏野菜本番!ズッキーニはすでに収穫終了したものの、日持ちするのでまだしばらく楽しめます。

毎日手を変え品を変えて、野菜料理をつくりまくり、食べまくる!
     

*8月


秋作のニンジンが発芽し、葉を伸ばして来たら、間引きしつつ雑草とり。暑すぎるせいか、発芽率は今ひとつ。


夏野菜にしては、意外と早く終わってしまうのがキュウリ。それでも8月上旬までもち、100本も採れたのは上出来!一昨年は大雨、昨年は猛暑のため、あっけなく枯れてしまいましたが、今年は早い時期に雨がたくさん降ったので、農園始まって以来の豊作だったそう。


ズッキーニ、インゲン、ブロッコリー、キャベツが終わった区画を耕しなおし、たっぷり雨が降ったあと、穴なしマルチを張って日光消毒。


これからはひたすらナス、ナス、ナス!8月21日時点ですでに160個収穫。人に会う機会あらば、ナスを持ち、配りまくる。


こちらは勝手に生えてくるスベリヒユ。スベリヒユは食べられる野草の優等生。雑草として抜いてしまうのは惜しく、うちでは毎晩前菜として食しています。


畑の野菜が少なくなる頃、自宅の庭では毎年恒例のゴーヤが実をつけ、貴重なビタミン源として大活躍。

こうして見てみると、自家製野菜だけで食卓を飾れる期間は意外と短く、夏は6・7月の2か月のみ。今はまだ、ナス三昧に加え、トマト、玉ねぎ、ジャガイモのストック、瓶詰めにした保存食、冷凍したトマトソースや枝豆、大根葉などがあるけれど、じきに野菜を買わなければならない季節に突入。そうこうするうち秋作の収穫が始まり、再び野菜三昧の日々…というのが例年のパターンなのですが、猛暑の影響がどう出るか⁉
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三鷹ウクライナカフェ「クラヤヌィ」連続訪問

2024-08-10 | ロシア料理とその仲間たち

三鷹のウクライナカフェ「クラヤヌィ」、またまた訪問。今回はウクライナワインを堪能すべく、夜営業のある金曜に4人でお邪魔しました。


まずはビールで乾杯!こちらはベルギーのヒューガルデン。ほかにプレミアムモルツとアサヒあり。いずれも瓶入り、700円。


遅れて来る友人を待つ間、お店の方がコールスローをサービスしてくださった。こういう臨機応変な気づかいが嬉しい限り。


ビールのつまみに、ウクライナの水餃子ワレヌィキ(700円)をいただく。3個のうち2個はジャガイモ入り、1個は鶏ひき肉入り。


全員そろったところで、ほうれん草のムリンツィ(1000円)を迷わず注文。これを頼まなくして何としよう!


さて、本日の主役、ウクライナワインはボトル販売のみ。夏向きの白ワインのおススメをうかがうと、こちらの2種を出してくださったので、右のビオロジスト/シャルドネクリスプ(5500円)をチョイス。キーウ地方産の辛口オーガニック。フルーティながら、きりりとした味。
「BIOLOGIST」●https://annavinos.co.jp/wineries/biologist


もうひとつ楽しみにしていたのが、新メニューのチキンキーウ(1500円)。日本では「キエフ風カツレツ」とも呼ばれるウクライナの鶏肉カツレツ。


2つに切ると、中身がみっちり!見た目以上に食べごたえがあります。つけ合わせのマッシュポテトとニンジンのマリネがまたおいしい!


そばの実と鶏ひき肉のグレチアヌィキ(1500円)、こちらもヘルシーで大好きな一品。つけ合わせは、コールスローとキュウリのピクルス。


新デザートのカシタンも気になるところですが、次回のお楽しみということで、この日は食事とワインを堪能したところでお開き。


レジ脇にはウクライナ語のフレーズ集が。「プリヴィッ!(こんちは!)」と読み上げると、キッチンから「プリヴィッ!」と声が返ってきました。いつも誰かしら日本語堪能なスタッフが常駐しているので、日本語のやりとりで終始してしまいますが、せっかくなので少しずつウクライナ語を覚えて使ってみたいものです。

さてその3日後…。またまた来店。
今度は、来日した海外在住の友人を囲んで5人でランチ。


先日撮り忘れましたが、壁には「クパーラ祭」の写真が。7月7日に川崎市の公園で開催されたそう。


「クパーラ祭」とは、スラブに伝わる夏至のお祭り。詳しく知りたい方は、「ウクライナ伝統の夏祭り クパーラ祭」をご参照あれ。


この日は37℃近い猛暑日だったので、とりあえずプレミアムモルツをかっこむ。手前はノンアル組がオーダーしたブルーベリー入り、スイカズラのレモネード。


定番のほうれん草のムリンツィ。これはどなたにお薦めしても好評の一品。注文してから、ほうれん草を生地に練りこみ、丁寧に仕上げてくれます。


グレチアヌィキの盛り付けが、先日とは微妙に違ってますね。


ジャガイモの上にキノコたっぷりのデルヌィ(800円)。


この日賞味したウクライナワインは、ファーザーズワインのマスカットオットネル。テルノーピリ地方の辛口の白。ちゃんと氷で冷やしてくれました。
「Father's wine」●https://annavinos.co.jp/wineries/fathers-wine


チキンキーウもまた注文。中央までしっかり火が通ってなかったので、お願いすると火を入れ直してくれました。お昼どきはほぼ満員で忙しいにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずに対応していただき感謝。

白を飲み干したあとは、赤ワインを各自グラスでいただく。グラスワインはイタリア産ですが、いつもなみなみとついでくれるので、お得感ハンパなし。証拠写真を撮り忘れましたが、友人が「アイスコーヒーみたい!」と驚愕したほどのつぎっぷりの良さ。


デザートには「リヌヴィ(怠け者)ワレヌィキ ベリーソース添え」(1320円)を初オーダー。時間をかけずに簡単に作れるメニューを「怠け者の〇〇」と形容するのだそう。普通のワレヌィキのように餃子型に成形しないで、生地をニョッキのように丸め、上にパパっとソースをトッピング。


こちらは果物入りのムリンツィ。甘そうに見えますが、リンゴのシャリシャリ感がさわやかで軽い口当たり。あんなに食べたあとなのに、ぺろりと完食してしまいました。

いつもながら感動するのは、材料も手間暇も惜しまぬお料理の安定感、盛りつけやメニュー写真のセンスの良さ、そして至れり尽くせりのサービス。すべてが避難民支援カフェの域を超えていて、つい長居してしまう居心地の良さ。常連客が多いのもうなづけます。


レジ脇には、おチビちゃんが描いたこんな可愛い絵が飾られてました。


ウクライナカフェ、クラヤヌィ。重宝してます。また来ます!ブヴァイ!
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銀座「赤の広場」6月閉店を惜しむ

2024-05-25 | ロシアコラム

銀座のロシア食品店「赤の広場」さんが6月30日をもって閉店と知り、矢も楯もたまらず行ってまいりました。


ロシアだけではなく、ウクライナ、ウズベキスタン、キルギス、アルメニア、ブルガリアの食品も販売。ウクライナ侵攻の折に何者かによって壊されてしまった看板も、きれいになってお店を飾っていたのですが…。


入口脇には閉店のお知らせが。「物流コストの高騰、商品の入荷が困難になったことによりこのような苦渋の決断をせざるを得ない状況となりました」とのこと。オープンしたのは、2021年2月22日。3周年を迎えて、これからというときに、本当に残念でなりません。


冷凍食品の棚にまっしぐら。あらら、もうずいぶん品薄に。


お気に入りのクルミ入りのソーセージはもうなかったので、スモークソーセージ「ボヤールスキー」を購入。「1個買うと1個無料!」キャンペーン実施中だったので、2本で1620円。


チーズ菓子スィロークはまだありました!こちらも上段の大きいサイズは「1個買うと1個無料!」。2個で648円。


赤の広場さんといえば、色とりどりの食品がびっしり並んだ壁一面の棚。ちょうど昼休みどきで、お客さんがどっと詰めかけたあとだったので、ちらほらと欠品が。たぶん毎日補充されるとは思いますが、セール品は早々に売り切れになること必至。


この日買ったのはこちら。定番のスィローク4種とソーセージ3本、黒パン、乾燥ディル。初めて買ってみたイチジクのフルーツピタは70%オフ、ニジマスの水煮、ソバの実とキノコのウズベキスタン風炊き合わせの缶詰はどちらも50%オフ、右上に見切れてますが、箱入りのチョコレートキャラメルは540円引きでたったの108円。計7415円でした。


特別セールのチョコレートキャラメル108円の中身がこちら。取っ手のついたティーカップ型が可愛い一口サイズ。中央アジアのキルギス製。

お店の方にうかがえば、6月の閉店以降もネット販売はしばらく続けるそうですが、店舗を訪ねてこそのワクワク感がなくなるのは寂しい限り。閉店までにまたうかがいます!
(2024年5月17日訪問)

過去記事はこちら。
2021年初訪問・銀座「赤の広場」で黒パンを買う
2022年再訪・銀座ロシアめぐり「赤の広場」&「マトリ・キッチン」
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阿佐ヶ谷のロシア雑貨パルクさん訪問

2024-05-10 | ロシアコラム

阿佐ヶ谷イズミルさんに行く前に、同じ阿佐ヶ谷北口にあるロシア雑貨店パルクさんへ。じつに10年以上ぶりの訪問。変わらぬお店のたたずまい。


店内には懐かしのチェブラーシカがいっぱい。
ほっこりする雰囲気は変わっていませんね。


可愛いブタさんやチェブの置物。アルハンゲリスクの模様も素敵。


これは懐かしい!ソ連時代のバッジ。うちにもたんとあります!


CCCPと書かれたTシャツやマトリョーシカちゃんエプロンも健在。


宇宙大国時代を彷彿させる宇宙飛行士の置物も。


伝統工芸ベレスタの小物入れ。


色使いが素敵なブルガリアの食器類。


ソ連ぽい絵柄の可愛いノート類。

一見すると変わっていないのに、何かが違うような…。以前はユニークというか、クスっと笑っちゃうようなチープさが光るグッズがちらほらとあり、それがロシアらしさのひとつだったのですが、全体的に洗練された印象に。ソ連テイストのものでさえ、すっかりオシャレになりました。
あれこれ迷って、この日は動物柄のノートと猫ちゃんのポストカードを購入。パルクさんお邪魔しました。またうかがいます!
(2024年4月2日訪問)
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阿佐ヶ谷のトルコ料理イズミル

2024-05-06 | 食とレシピ

前々から行きたかった阿佐ヶ谷のトルコ料理店イズミルへ。
…とここまで書いてほっちらけ、早1カ月以上たってしまったよ~。
以下、駆け足メモ。


細長い店内にカウンターと4人掛けテーブルが一列に並び、一番奥(写真では手前)に6人掛けテーブルという配置。9人で会食だったので、5人と4人に分かれて着席。大人数での会食にはちょっと向かないかも。


カウンターのアラベスクなタイルが素敵です。

実は予約時にコースを薦められて断ったのだが、当日の昼間、急にお店からコースじゃないならメニューを先に決めてほしいと電話あり。人数が多いとオーダーしてから調理時間がかかるので…とシェフのトルコ女性。確かにそれはお察しいたします。幸いまだ家にいたので、即パソコンでメニューを開いてその場でチョイス。それが下の料理の数々です。


まずはメゼ(前菜)の盛り合わせ。これはもう最初から決めてました。


地中海サラダはお店のおススメ。


エッキメキ!焼きたておいしい~!持ち帰りた~い!


ほうれん草のピデ(ピザ)。とにかく小麦粉系はおいしい!


スパークリング・ワインで乾杯したあとはトルコビール。口当たりよく、これもうまし。このあと途中からトルコワインにシフトし、デキャンタを3人であっというまに飲んでしまった。ワインは写真撮り忘れ。


鶏肉のケバブ。このあたりまでは快調に飛ばす。


白身魚のバルック・ソテ。料理はどれも各テーブル1皿、つまり2皿ずつ頼んだのだが、当然ながら5人組より4人組のほうが1人あたりの量が多くなり、そろそろおなかがきつくなる。


最後に名物のドネルケバブが出る頃にはもうおなかいっぱいに。
やっぱり一品多かったかなー。


しめにトルコ式の紅茶を頼む人あり…。


デザートにバクラヴァを食べる人あり…。
当方は最後にまた赤ワインをグラスでちびりちびり。


お会計を頼んだら、こんな可愛いお皿に明細がのってきた。
1人約5000円。上々です。


イズミルさん、ごちそうさま。次回は少人数でお邪魔し、小麦粉系を中心にゆっくり攻めさせていただきます!
(2024年4月2日訪問)
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今年も畑開き@2024

2024-04-07 | 体験農園日記

3月下旬、農園の梅の花が咲いたら、畑開きの合図。


毎年、園主さんがトラクターで耕し、区画ごとに印をつけてくださるので、まっさらな状態からリスタート。1区画は3m×10m。ここに9つ畝をつくり、春夏は20種ほどの野菜を育てていきます。


まずは巻き尺を当て、区画の境界線から30㎝入ったところに歩き道をつくりつつ、畑にクワで土を上げていきます。これだけでけっこう腰が痛いので、初日はここまでで終了。無理なく毎日コツコツと進めるとします。


2日目、園主さんが作成した作付計画書に従って、巻き尺で測りながら割りばしで印をつけていきます。畝と畝の間にも歩き道が必要なので、ざっくりと土を掘り上げます。お隣さんは早くも1日で追いついてきました。


最初の種まきは大根とカブ。畝全体に肥料をまき、耕しながら漉き入れ、板で畝の形を整えます。ここで一気にマルチ張りから種まき、ネット張りまでを完了させる人もいますが、お昼近くなってきたので本日はここまで。


後日、マルチを張って大根とカブの種をまき、ネットをかぶせます。ここまでが春作第1週の作業。第2週は一度に3畝分の作業をするので、それに備えて次の畝の準備を少しずつ進めます。


今年は雨が多いので、天気のいい日を選んで次のステップへ。一番手前の畝は小松菜とほうれん草用。それぞれ入れる肥料の量が微妙に違うので、左右別々に肥料入れ。


さらに別の日、一気に3畝分の仕上げを決行。まずはマルチを張ります。手前は春菊とラディッシュ、奥右手はブロッコリー用のマルチ。


キャベツとブロッコリーの苗を植えつけます。続けて春菊とラディッシュの種まき。先日肥料を入れておいた小松菜、ほうれん草の種まきも済ませ、3つの畝にネットをかぶせたら第2週の作業終了です。

さて第3週は、枝豆2種と里芋、えび芋。昨年まではゴボウを植えていたのですが、場所をとる割にはイマイチで、農園利用者の評判も芳しくなかったとみえ、今年から芋類に変更。じつはうちもゴボウを持て余していたので、楽しみが増えました!


去年種まきしたオプションの玉ねぎは、共同区画ですくすくと生育中。
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東京ジャーミイのイフタール体験@2024

2024-03-28 | 東京散歩


東京・代々木上原の東京ジャーミイで、ラマダンのイフタールを体験してきました。広いホールの入口には、トレーの上にドライデーツがてんこ盛り!

イフタールとは、断食明けの食事のこと。 イスラム教では毎年イスラム暦のラマダン月に1カ月の断食をする定め。厳しい修行のように思えますが、飲食できないのは日の出から日の入りまで。日が沈むと待ってましたとばかりにイフタールをいただく! それが1ヵ月間続いたあと、さらに断食明けの大祭が待っていて、ごちそうを食べまくる! 意外や意外、ラマダンとは食を断つことで逆に食を楽しむ一大イベントなのです。

   
東京ジャーミイは1938年に建てられた日本最大のモスク。
この日は正門が工事中のため、裏手に回ります。


裏の入口から入ると、美しいアラベスク模様がお出迎え。


廊下にはラマダンの飾りつけ。イスラム暦は太陽暦とは毎年11日ずつズレていくので、断食月間も毎年変わるのだそう。

2024年の日本のラマダンは、3月12日から4月10日頃まで。日が短い季節はいいけれど、緯度の高い地域で夏至に当たったらキツそうです。でもイスラム暦だと、世界中の信徒さんたちが、順繰りにいろんな季節にラマダンを迎えることになるので、公平が保たれるとのこと。


まだ日没まで時間があるので、併設のハラールショップ へ。


国内最大級の品ぞろえというだけあって、目移りします。


デーツだけでも棚ふたつ埋まるくらい種類豊富。


甘くて美味しい危険なお菓子たち!もちろん各種購入。


そろそろ日没なので、イフタール体験者はホールに集合。

イフタールは本来、モスクに通う信徒さん用に用意されるものですが、一般の人も事前申し込みで1人1回だけ体験可。ムスリム1年生の友人に「イフタールに行くなら断食していってくださいね!」と言われて、その気満々だったのですが、よりによってこの日ランチミーティングの予定が入ってしまい、 あえなく挫折。



始まる前にラマダンについて説明を受けます。断食には、食べ物の大切さや貧しい人の気持ちを知り、自分の欲を抑えるなど、さまざまな意義があるとのこと。日没後の礼拝が終わると、いよいよイフタールです。


トレーを持って行列に並び、順番に食事をよそってもらいます。日本人、トルコ系、アラブ系、アジア系など人種もさまざまな信徒さんたちが、トレーを持って続々とホールに入場。行列もテーブル席も男女別々が基本ですが、中央のテーブル席のみ男女同席可でした。


この夜のイフタールのメニューは、牛肉のパテとマッシュポテト、トマトソース和えのパスタ、ヨーグルト系のスープ2種。写真右下のスープは、キュウリとヨーグルトのスープ「ジャジック」、荻野恭子先生のレシピ本にも登場するトルコの飲むサラダ。どれもおいしく、スパイシーながらも辛すぎず、奥深い香り。

断食明けには、まずデーツと水で胃を慣らしてからイフタールをいただくのだそう。イフタールにかかる費用は、すべてザカート(喜捨)によるもの。ホール入口には、寄付者として国際NGOカタール・チャリティの名が記されていました。断食もしていないのにイフタールをいただくのはさすが気がひけるので、入口にあった募金箱にザカートしてきました。


井の頭通り沿いに建つ東京ジャーミイの夜景。オスマン様式の壮麗な建物が、大山町の閑静な住宅街によく映える。

しょうもない余談ですが、代々木上原はかつて住んだことのある勝手知ったる町。なので、帰りに赤提灯で1杯、いや2杯生ビールをひっかけてしまいました~。こんなことでは禁酒を守るムスリムの友人に叱られそう。とまれ、貴重な異文化体験ができました。

興味のある方は、東京ジャーミイ公式サイトのトップページから「イフタール予約」を。(了)
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