サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

カフェロシアでランチ&ジョージアのオレンジワイン

2023-10-04 | ロシア料理とその仲間たち
先週、上京した友人と吉祥寺で会うことになり、半年ぶりにカフェロシアへ。
日曜のランチタイムは混みそうだったので、予約しておいて正解でした。
次々に女性客が来店し、あっというまに満席に。


吉祥寺北口のバス通りをはさんでパルコの向かい、ファミリーマート脇の階段をトントンと降りると、ザクロカラーが迎えてくれます。


軽めランチということで、食事は控えめに。
ワインはジョージア(グルジア)のオレンジをグラスで注文。

近年人気のオレンジワインですが、ワイン8000年の歴史をもつジョージアでは、もともと白ワインも赤と同じように皮や種も使って長期間漬け込む製法が主流で、ブドウ品種によっては得も言われぬ琥珀色に。そのため「アンバーワイン」とも呼ばれますが、どういうわけか西洋では「オレンジワイン」という名称が定着。

そもそも西洋がジョージアワインを「発見」したのはソ連崩壊後のことで、昨今の自然派ワインブームにのって、一躍有名に。日本でも手に入りやすくなって嬉しい反面、どんどん価格が上がっていくのが辛いところ。


前菜盛り合わせは、上から時計回りに、ジョージアのラタトゥイユ、毛皮のコートを着たニシン、白身魚のトマトソース煮、キャベツのマリネ、ローストポーク。前回訪問時と同じ取り合わせですが、希望すればメニューにある別の前菜を組み合わせることもできるもよう。


そして毎度頼まずにはいられないジョージアのハチャプリ!

たまには別メニューを頼みたいところですが、ジョージア料理初めての友人にぜひともご賞味いただきたく……と言いつつ自分が食べたいだけだったりして(笑)。とまれ、自分で作ろうと思っても、このもっちり感と濃厚なチーズの味わいは再現できないので、つい頼んでしまいます。


ロシアのリンゴケーキ、シャルロットカは食後のサービス。
ほどよい量で、しっとりした軽い食感。ワインにも合います。
これが出てきたら、そろそろ退席の合図。


友人が乗る空港リムジンの出発時刻まで、井の頭公園で時間つぶし。
園内に入るのは、何十年ぶり!?
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畑のスベリヒユの食べ方

2023-09-20 | 食とレシピ
ただいま秋作に移行中につき、最後に残った夏野菜はナスのみ。
これが例年大豊作で、今年はすでに200本以上収穫し、日々ナス料理。
ナスしかないのかい!というほど毎食食べてます。
そこに変化をつけてくれるのが、畑に自生するスベリヒユ!


食べられる野草のなかでも断トツの優等生スベリヒユ。
ビタミン類、オメガ3脂肪酸など栄養価の高さでも群を抜く。

食べられる野草に興味をもったのは、20年以上前(今調べたらなんと2001年!)、当時国立市で活動していらしたRIKI TRIBALさんのプランターズコテージで開かれた「古代食を楽しむ1日」がきっかけ。すぐに野草の本を買って近所を探索し、何種か試したなかで一番気に入ったのがスベリヒユ。


草むしりを怠ると、あっというまに畑に群生するのをいいことに
例年あえて抜かずにスベリヒユ園を確保。


園芸種ポーチュラカでおなじみの葉の形が可愛らしいので、生のままサラダに散らしてもよし。ただしこれだと一度に少量しか消費できないのが難点。


そこでたくさん摘んだら、きれいに洗って、まずはゆでる。
熱湯に30秒~1分くらいくぐらせる程度でOK。


すぐに水にとって、粗熱をとります。


キュッとしぼるとあら不思議。ぬめりが出てきます。
このネバネバ感が、スベリヒユ最大の特徴。
ほかの野草のような葉っぱ感がなく、この時点でもう副菜。


うちでは1~2㎝に切ってタッパーに入れて常備。
このまま冷ややっこなどにトッピングするだけでもOK。


焼きナスにもスベリヒユのトッピング♪


冷やし中華にもトッピング♪ これが一番のお気に入り。
畑でとれた野菜とともに、この夏何度食べたことか。


単品で食べるなら、辛子醤油、酢醤油、わさび醤油などで。
うちでは辛子強めの辛子醤油あえが一番人気。


辛子醤油あえスベリヒユを納豆にまぜてもよし、
ちくわやカニカマとあえてもよし。


ゆでただけのスベリヒユを、山形のだしにもまぜてみました。
写真ではわかりにくいですが、ガゴメ昆布×スベリヒユでネバネバ感倍増。

スベリヒユは山形では「ひょう」と呼ばれ、干して保存し、お正月に煮物にしていただくのだそう。ヨーロッパでも食材として使われるようですが、レシピ豊富なのはトルコや中央アジア。トルコでは「セミズオトゥ」と呼ばれ、ニンニク入りヨーグルトであえたり、酢漬けにしたりするそうです。


アゼルバイジャンのレシピ動画を参考に、スベリヒユのオムレツ風に挑戦。ゆでたスベリヒユと玉ねぎをいため、塩、スパイスを加え、卵を回し入れて形を整えるだけ。これがけっこういけます! ただし卵をケチって薄っぺらになってしまったので、最低3個は入れたほうがよさそう。ちなみにレシピ動画では、鶏小屋からとってきたばかりの卵を5、6個入れてました!


採っても採っても生えてくるスベリヒユ。人参畑もこのとおり。
でも、盛夏の植物なので、楽しめるのは今月いっぱいでしょうか。
スベリヒユが終わると、いよいよ秋作本番です。
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三鷹のウクライナカフェでランチ&ワイン

2023-08-31 | ロシア料理とその仲間たち
またまた三鷹のウクライナカフェ「クラヤヌィ」へ。
今回は初ランチ。といってもランチセットがあるわけではないので、
まだ試したことのないメニューを中心に選んで、友人とシェア。


テイクアウトした時に頼まなかったロールキャベツ「ゴルブツィ」700円。
普通のロールキャベツに比べ、ふんわりやわらかくて優しい味。
お皿が白くてわかりづらいですが、右側にサワークリームあり。


こちらは2度目。ほうれん草の「ムリンツィ」800円。
キノコたっぷりでおいしくて見た目もきれいで大好き!
自分ではつくれないので、来るたびに頼んでしまいそう。


キノコをのせたポテトパンケーキ「デルヌィ」700円。
焼きたてでホクホクおいしい!

さてこちらのお店、ビールを置いているのは知っていたのですが、
てっきりほかにアルコールはないと思っていたら、ありました!
ドリンクメニューには、ハイボール、ジントニック、白ワイン、スパークリングワイン、ビールとあり。猛暑日だったので、とりあえずビール!


次に白ワインを頼んだら、大きなグラスになみなみと注がれてきました~。
ウクライナではなくイタリアワインですが、これで650円は超お得。


デザートまでいく気満々だったので、最後に「ぺリグ」500円を注文。
ジャムをはさんだ素朴な焼き菓子.。2人で分けてちょうどいいボリューム。


訪問時のメニューには、赤いボルシチにバツがついてましたが、
9月4日から赤いボルシチが復活し、緑のボルシチは終了だそう。
残念、緑のボルシチもう一度食べたかった!
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三鷹のウクライナカフェ「クラヤヌィ」でテイクアウト

2023-08-10 | ロシア料理とその仲間たち
今年2月にオープンした三鷹のウクライナカフェ「クラヤヌィ」初訪問。
バス停保健所前から徒歩2分、青と黄色のウクライナカラーが目印です。

ウクライナカフェ・クラヤヌィ公式 X(旧ツイッター)
東京都武蔵野市西久保3-2-5
営業時間10時~17時、日曜定休


NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANY(クラヤヌィ)の運営。
店名でもある「クラヤヌィ」はウクライナ語で「同胞」の意味だそう。


フードメニューは全品テイクアウトOK、と事前情報を得ていたので
この日は最初からテイクアウト目的でやってきました。


ウクライナの布や置物が飾られた可愛らしい店内。
こちらではテイクアウト用につくりおきしているわけではないので、
注文すると3人のウクライナ女性が、いっせいにお料理スタート。


ウクライナの絵本や料理本などが並ぶコーナー。
お水も自由にいただけるので、待ち時間もゆっくり過ごせます。


サジーティー500円とあるのがおおいに気になる!!
サジーは栄養価の高いベリーで、別名シーベリー、オブレピーハとも。
このほかにもグリーンスムージーやビーツスムージーなどなど
色がきれいなヘルシードリンクがいろいろあるようなので
次回はぜひ試してみたいもの。


壁にはウクライナの最新地図。


その一部を拡大したのがこちら。侵攻から1年たった2023年2月末時点で、人口の5分の1にあたる800万人以上が国外に逃れたとあります。ちなみにこれまでに日本に避難してきた方は約2500人だそう。カフェのスタッフさん始め、全員が早く祖国に戻れる日が来ることを願わずにはいられません。

たくさん注文してしまったので30分ほど待ちましたが、まだ17時前。
友人宅に場所を移して、いざウクライナ料理とワインのゆうべ開催!


右上から時計回りに、緑のボルシチ、グレチャヌィキ(そばの実と肉と野菜のハンバーグ)のトマトソース添え、その付け合わせのビーツサラダ、ほうれん草のムリンツィ(2人前)、ボルシチとセットの黒パンとサーロ(豚の脂身)、ワレヌィキ(2人前)。今回は甘ものを外し、食事系をひととおりオーダー。頼まなかったのは、普通のボルシチとロールキャベツくらい。


ひときわ目をひくほうれん草のムリンツィ。これがおいしい! 
ロシアでいうブリヌィですが、ほうれん草を生地に練りこみ、キノコ、玉ねぎ、クリームチーズの具を包むという手の凝んだお料理。サワークリームを添えていただくのですが、そのサワークリームもおそらく手作りでは?


こちら夏限定の緑のボルシチ。こちらもサワークリームを添えて。
緑のボルシチはウクライナ女性のダーチャでいただいたことがあり、本場では野草を使って緑色と酸味を引き出すのですが、こちらのお店では、ほうれん草とレモンで代用。これが優しい味で、冷めてもおいしい!

とにかくどれもこれも、見た目にも味にも素材にもこだわりが感じられ、家庭料理の域を超えてしっかりカフェメニューとして成立しています。ワレヌィキ(サワークリームでいただく水餃子)の具は今回はポテトとチキンでしたが、今後いろいろな具が登場するもよう。ほかにも新メニュー続々の予感で目が離せません!


料理のお供にいただいた山形の金渓ワイン。これがキリリとした個性派!
このあとさらにジョージア(グルジア)のムツヴァネを飲みましたが、あれこれ飲んだくれて写真撮り忘れ。

カフェは17時まででワインなどは出していないので、(注:8月30日訪問時にはワインあり。別レポートいたします!)辛党にはテイクアウトがおすすめ。今回は3人でシェアして1人2000円強。ウクライナ支援はもちろんですが、純粋にお料理レベルが高いので、ぜひまたお邪魔します!

(以下8月13日付記)

初訪問の4日後、近くに用事があって、またまたお邪魔!
お盆休みのせいか大盛況で忙しそうだったので、
ネットで見て気になっていたドリンクだけオーダー。


ビーツとストロベリーの「びっくりスムージー」700円。
この色合いのきれいなこと! 見た目より味はさわやか。
最初にベリーの甘味がきて、あとから野菜っぽさが追いかけてきます。


こちらはキュウリとレモンのバジル添え。600円。
ベースはジンジャエール、香りよく夏にぴったりの涼感。
そして、こちらも計算された見た目のよさ!

こうなったら全メニュー制覇したくなってきます。
そうそう、テイクアウトはDMで予約可だそうです。
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猛暑で夏野菜大ピンチ@2023

2023-08-08 | 体験農園日記
7月頭頃までは順調だった野菜の収穫。ナスもキュウリもズッキーニも、ちょっと目を離すとあっというまに巨大化してしまうので、畑に日参。


日々とれたて野菜を満喫し、もらい手探しに奔走していたくらい。


枝豆も味がのったところで一気に収穫、一気に塩ゆでして冷凍保存。


オプションのジャガイモも、少々大味ながらも大豊作でした。

ところが!!…7月10日から始まった猛暑で状況一変。
キュウリはあっというまに弱ってしまい、収穫本数たったの40本で終了。
次々実をつけていたナスも生育速度がガックリ落ちて、ツヤなく形いびつ。


トマトにいたっては廃棄続出!


暑さのあまりブヨブヨに。しかも黄色いアイコばかりが被害に。


何日も雨が降らず、カラッカラの畑。まばらに生えているのはスベリヒユ。


ほかの区画の方々は雑草として処分しておられますが、スベリヒユは食べられる野草のなかでも優等生。ゆでるとジュンサイのように粘り気が出て、我が家では冷ややっこや冷やし中華のトッピングとして大活躍。トルコでは生のままニンニク入りヨーグルトソースであえて食べるそう。


早くも秋作の準備開始の時期なのですが、作業は雨待ち。幸い長ネギの畝には、以前雨が降った直後にマルチをかけて水分温存していたので、7月17日に苗を定植。奥のニンジンは、雷雨の翌日、8月2日にようやく種まき。


とにかく今年はツルものの生育が悪く、例年見事なカーテンをつくってくれる庭のゴーヤもこのありさま。いつもなら、ツルがわっしわっしと手をのばすようにして元気よくのぼっていくのに、ヘロヘロです。


そんななかで、妙に元気なのはカボチャ。なんと、庭に埋めた生ごみから生えてきて、植木をよじのぼって実までつけました。しょせんF1(一代限り)なので、食べられる大きさに育つことは期待できませんが!
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春作の収穫はじまる

2023-06-13 | 体験農園日記
4月からぼちぼち始まった野菜の収穫、ただいま佳境なり。
ただし今年は雨が多いので、例年より少々遅れてます。


例年、春作の収穫第1弾はラディッシュ、小松菜、ほうれん草。
なのに今年はラディッシュとほうれん草の一部が全然育たず。
園主さんに見ていただいたところ、根切り虫にやられたもよう。
難を逃れた苗は立派に育ち、毎日食卓に上がっています。


ブロッコリー結実。このくらいのうちに収穫しておくべきだった!
このあと雨続きで収穫できず、ぼやぼやしてたら巨大化。
花が咲きそうなので、あわててゆでたり焼いたり冷凍したり…。


ズッキーニもちょっと見ていないうちに巨大化。
農園のほかの区画の方は、巨大モノは捨てているようですが
うちは一度も捨てたことなし。何が何でも食べ切るのだ。


大根、カブ、キャベツ、ナスもガンガン育ってます。
カブは漬物、キャベツは酢漬けにしてビン詰めに。
これからは収穫と追いかけっこ。保存食つくりまくりますぞ。


今年初めて区画の空きスペースでつくってみたビーツ。
ボルシチにするのが楽しみ!


ビーツの種は、家人が飯能の種屋さんで買い求めたもの。
知る人ぞ知る「野口のタネ」。家庭菜園には固定種を!
●野口のタネ https://noguchiseed.com/
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果菜類の植えつけと支柱立て

2023-05-03 | 体験農園日記
夏野菜の主役、果菜類の準備、いよいよ始まる。
根菜類や葉物と違い、支柱を立てる必要があるので、
一番「やった気」になる要の作業だ。


まずは肥料を入れて、地道にマルチ張り。ぴったり張らないと風でめくれたり膨らんだりして苗を傷めるので、土台をきっちり作るのがポイント。


手前からナス、キュウリ、トマトの順に植える計画。


最初にナスを植えつけ。支柱を立ててヒモで軽くしばる。


次にキュウリ2種。こちらは先に支柱を立て、ネットを張ってから定植。


トマトは大玉、中玉、ミニトマト2種を定植。支柱を立て、ヒモで誘因。


それぞれの畝にたっぷり水をやったら、あとは当分水いらず!
苗がもう少し成長したら、さらに支柱を増やして補強予定。

ところで、ナスの隣になぜ穴が2つ空いているかというと…。
作付け計画書ではピーマンと甘長唐辛子を植えることになっているのだが、どちらもアレルギーで食べられないので、園主さんの了解を得て別種に変更予定。昨年は矮性トマトを植えたところ、背が低すぎてまんまとカラスにやられてしまったので、今年はどうしようかと思案中。
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スンガリー新宿三丁目店

2023-04-21 | ロシア料理とその仲間たち
昨日は午後4時からビヤホール、ワイン酒場、まだ足りずに三次会。
なりゆきでロシア料理店スンガリー新宿三丁目店になだれこむ。


9ヵ月ぶりの訪問。新宿サブナードの地下迷路で迷ってしまい、すぐたどり着けず。ファミマの真下、と覚えておくとよさそう。


ほどよい薄暗さ、絵になるテーブル席。これぞスンガリー。


サラート・キンザ(グルジア風パクチーサラダ)で口直し。
注*グルジア=ジョージア


ぺリメニ(シベリア風水餃子)が食べたくてやってきたので、迷わず頼む。
つるりとした食感とスメタナ(サワークリーム)の酸味が病みつきに。
家でつくっても、なかなか同じ味は出せない。


大好きなハチャプリ(グルジアのチーズパン)。なんておいしんでしょ!
ここのは表面はパリッとパイ風、中は濃厚なチーズがトロ~リ。


ウズベク・プロフ(ウズベキスタン風、仔羊肉と野菜のピラフ)。
1軒目でたらふく食べてきたのに、なぜなんだ、ペロリと完食。
香辛料が主張しすぎず食べやすくて美味なり~。


ワインはもちろんグルジアの赤ムクザニ。
カへティ州トビルヴィーノ社ディデブリのムクザニ、サべラヴィ100%、
このブランドは初めて。重すぎないフルボディ、飲み口すっきり。

大満足の三次会。スンガリーにして大正解。
昨年訪ねたときは、コロナ禍とそれに追い打ちをかける侵攻の影響で閑散としていたが、今は連日盛況のもよう。次回は予約して、シュクメルリとシャシリクでグルジア祭りだー!
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ロシアのイースターエッグ

2023-04-15 | ロシアコラム


キリスト教の復活祭(イースター)の日は、毎年移動し、「春分の日以降の最初の満月の直後の日曜日」と決まっているのですが、カトリックやプロテスタントはグレゴリオ暦なので今年は4月9日。もう過ぎてしまってますね。でも、ロシア正教など東方正教会はユリウス暦(旧暦)なので、明日4月16日が復活祭。ロシア語でいうところのパスハです。

今年もパスハの卵をつくりました。
といっても、ゆで卵に専用シールを貼っただけ。



このようにいろいろな柄のシールがあり、ゆで卵に巻きつけて熱湯にくぐらせると、一瞬でピタッと貼りつく仕組み。

キリスト教圏では、イースターには卵やウサギの形のチョコレートが出回り、それはそれは可愛らしい。宗教的意味合いはさておいて、クリスマスやハロウィーンをイベント化・商品化してしまう日本人が、なぜイースターチョコに触手をそそられないのか不思議。
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種まきと苗の定植はじまる@2023

2023-04-11 | 体験農園日記
今年もまた畑の季節。こちらの農園をお借りしてから4度目の春です。


きれいに耕されてリセットした畑。園主さん、ご苦労さまです!


3月上旬、いよいよ畑開き。1区画3×10mのマイ畑を軽く耕し、隣の区画との間に歩き道をつくり、掘った土を畑に上げていく。(後日注:投稿時に区画面積の桁を間違えていたので訂正しました。あーびっくりした!)


作付け計画書を見ながら寸法を測り、畝の幅に割りばしを立てていく。この作業を我が家では「ぼっこ立て」と呼ぶ。「ぼっこ」とは北海道弁で「棒」のこと。彼の地で畑をやっていたときに、よく耳にした言葉。アイスバーのことも「ぼっこのアイス」と言ったりなどして微笑ましい。


3月末日、ぼっこを目印にして畝の形を整え、肥料をすきこみ、再度成形。今年は畑開き前後に雨が多かったので、土が乾くのを待つうちに、どんどんほかの区画利用者に追い抜かれてしまった~。みなさんいつの間に⁉


雨続きで作業が例年より遅れたため、今年は種より苗を先行したほうがよいとのお達し。苗を植えつける畝に、一番最初にビニールマルチを張る。


4月1日、キャベツとブロッコリーの苗を定植。この苗は1か月前にみんなで種まきし、ハウス内で育成させたもの。苗の管理は園主さんがやってくださるのだが、温度調節と水やりが大変そう。


防虫対策としてサンサンネットをかぶせたら完了。続いて、その奥の大根とカブの畝、ほうれん草と小松菜の畝をやっつける。

これでようやく3分の1。ほかの利用者の方は、土日に集中して作業していらっしゃるようだが、当方はとにかく天気の許す限り毎朝訪ね、ちょっとずつちょっとずつ作業を進める作戦。なにしろ腰にきますから!
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今年も開催、ロシア文化フェスティバル2023

2023-03-15 | ロシア系イベント
まさかの「ロシア文化フェスティバル2023」公式カタログが届く。



長引くコロナの影響で、フェス関連行事がたびたび延期・中止となり、
そこへもってきてロシアによるウクライナ侵攻が始まり、
ロシアの文化芸術にまで風当たりが強まる昨今。
てっきり今年はもうないと思っていたロシア文化フェス、
開催が決まったことに正直驚いてます。



上は2023年のプログラム一覧。
例年より小規模なイベントが多いものの、全35本のラインナップ。
このなかでぜひ見てみたいのは、ルジマトフの舞踏劇『信長SAMURAI』、
ソクーロフの映画『独裁者たちのとき』、ゴーゴリ作の映画『ヴィイー』
あたりでしょうか。

  

こんな時期だからこそ、文化交流の灯をともし続けたいもの。
今年こそ滞りなく開催され、関係者の皆様のご苦労が報われますよう。
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エゾ鹿のステーキには自然派ワイン

2023-02-20 | 食とレシピ
帯広のアイヌ料理のお店の方から、家人がもらい受けたエゾ鹿肉。
最初はステーキ、次にジャルコ―エ、再度ステーキと3度にわたって堪能。


ステーキが一番簡単。塩コショウした鹿肉を焼くだけ。
オリーブオイルとハーブでマリネし、1日寝かせてから焼いてもよし。


鹿肉に合うのは、マーマレードやブルーベリージャムのソース。
今回は夏に作り置きしたナスジャムを使ってみた。これが大正解!

もうひとつのレシピ、ジャルコ―エとはロシア風の蒸し煮のことで、
普通は豚肉か鶏肉を使うところを鹿肉で試してみたら、これまた大正解!
スライスした玉ねぎ、ひと口大に切った鹿肉とジャガイモ、
お好みでキノコ類やズッキーニ、千切り人参などを加え、
ローズマリーやローリエを散らして蒸し煮にするだけ。
フライパンひとつでできるお手軽だけど見栄えするひと品。
なのに写真を撮るのを忘れて、あっというまに完食!

北海道でエゾ鹿肉といえば、お店で買うものではなく、
ツテのある猟師さんから回ってくるもの。
鹿肉は癖があって食べにくいと思われがちだが、
射止めてすぐに処理するので新鮮で臭みはまったくなく、
それどころか実にノーブルなお味。
濃厚な赤ワインに合うこと合うこと!

 
鹿肉におすすめの赤はジョージア(グルジア)のムクザニ(左)、
もしくはサぺラヴィ。いずれもクヴェヴリ製法であるべし。
最近ダントツに気に入っているイタリアの自然派ワイン、
ルナリア・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(右)
こちらもめちゃめちゃジビエに合う!
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吉祥寺カフェロシアで久々ランチ

2023-02-06 | ロシア料理とその仲間たち
吉祥寺のカフェロシアさんで、久々のランチ。
平日のお昼過ぎ、夜と違ってほぼシニア客で満席。


カフェロシアといえば、このザクロカラー。
いつもと違うソファ席に案内されたので、
この角度から店内を眺めるのは新鮮。


まずはザクースカ(前菜)の盛り合わせ(980円)。
毛皮のコートを着たニシン、ジョージア(グルジア)のラタトゥユ、
白身魚のトマトソース煮、酢漬けキャベツ、ローストポークの5品。
組み合わせは日替わりなので、飽きることなく毎度注文。


これまた毎度注文せずにはいられないハチャプリ(1000円)絶品!
ボルシチ(700円)は素直でやさしい味。
ここまでは、モルドバの白ワインと共に。
残念ながらジョージアのツィナンダリはもう置いていないそうだが、
モルドバの白もキリリとして美味でした。


そしてメインは、ジョージアのひな鳥料理タバカ(1200円)。
こちらはジョージアの赤ワイン、ムクザニと共に。

ウン十年前、元ロゴスキー店長、今は亡き長屋晃氏と来店した際、
「ここのタバカはおいしいからぜひ食べるといいですよ」
と勧められ、ご一緒に食したのが、タバカとの最初の出会い。
いや、もしかしたらグルジア料理との最初の出会いだったかも。
旧ソ連圏の食文化に詳しい氏が絶賛するだけあって、
カリっとした皮、ジューシーな肉、スパイシーな香り、
何度食べてもやっぱり美味しい!


デザートのシャルロットカ(りんごケーキ)は
ランチタイム限定のサービス。
あっさりした紅茶のクリーム添え。


ケーキを出される前からラストはアイスと決めていたので
はちみつのマロージェナエ(450円)を注文。


さらにピロシキ2種(1個250円)をお持ち帰り用に注文し、
自宅で温めなおして夕食のお供に。肉入りと野菜入り。

結局いつも同じものばかり頼んでしまい、冒険がないですねぇ。
そういえば、しばらく行かないうちに、以前は裏メニューだった
シュクメルリや卵入りハチャプリが表メニューに昇格していた。
じわじわとジョージア料理が増え、ロシアものが減っている印象。
経済制裁の影響でロシアのウォッカやビールが入ってこないこともあり、
仕方のないことではありますが…。
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畑じまい

2023-02-04 | 体験農園日記
今年もまた畑じまいの季節がめぐってきました。
この農園で迎える畑じまいは、早くも3度目。


例年1月末までにすべてを撤収するのがこの農園のルール。
昨年11月頃からぼちぼち片付け始め、やっとここまできました。
手前に見えるのは、長さ40㎝以上に育ったルッコラ。
その2つ向こうの畝には、冬越しの大根が埋まってます。


長ネギは抜くだけなので、あっというまに作業終了。
次いで、まだまだ小さな実をつけているブロッコリーを
泣く泣く引っこ抜き、実だけかき集めて茎を処分。
長ネギ脇に植えたパクチーも抜きまくります。


埋めておいた大根を掘り返し、残りのルッコラも収穫。
ざっと耕し、雑草やゴミを拾って、片付け完了!

このあとしばらく畑を休ませ、2月になったら次年度の申込手続き。
3月末には振り出しに戻って、再び畑作業開始。
それまでしばし運動不足で体がなまりそう。
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冬野菜の収穫終盤に

2023-01-14 | 体験農園日記
今期の体験農園も残すところあと3週間。
冬野菜の収穫、佳境にさしかかっております。


大きく育った大根、わさび菜、ルッコラ、ブロッコリーなどなど。


こちらは別の日の収穫。聖護院大根、水菜、小松菜、人参など。


手前はカブ。今年はまばらにしか発芽しなかったので残り少な。
左奥、こんもりした4つの緑のかたまりは、巨大化した白菜。
冬越しのため、今年初めて麻縄でしばってみました。

朝は霜が降りて凍りつき、昼になると解凍。
その繰り返しなので、どんどん鮮度が落ちそうですが、
需要が供給に追いつかないので、毎度嬉しい悲鳴。
はたして無駄なく食べきれるか!?
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