サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

白金詣で

2005-11-07 | ロシア系イベント
S先生からの紹介で、写真展「モダンロシア」を見に白金へ。
が、山手線の架線事故にひっかかり、Mとの待ち合わせに大遅刻。
まったくもう、「運行再開しました」とか言うなよ~。
「大幅に遅れています」と一言アナウンスしてくれれば
最初から地下鉄に乗ったのに!

白金散策ののち会場に着くと、すでにロシア語教室のU氏が
写真展スタッフと旧知のごとく談笑しておられた。
ホンにU氏はどこに行ってもすんなり馴染んでしまう。
そのお人柄に助けられ、本日もまたダーチャ本とロシア本をPR。
世界各国の写真を撮っておられるIさんは、
ダーチャについてよくご存知のうえ、
夏に出たクロワッサンのインタビュー記事を
読んでくださっていたので話も早く、一冊献本してくる。

ペテルブルク、モスクワ、ハバロフスクの写真は
どれも懐かしく、ロシアの色の可愛さを再認識。
ついでにポストカード作成の野望に拍車がかかる。
あーしかし、撮りためた諸々の写真の山をなんとかせねば!
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横浜詣で

2005-11-06 | ロシア系イベント
神奈川県日本ユーラシア協会主催のコンサートへ。
バラライカと7弦ギターと男声バスのトリオによる
クラシック・ロマンスとロシア民謡を聞く。

この機にダーチャ本とロシア本の宣伝を!
とMと意気込んで行ったのだが、チラシを置くのが精一杯で
持ち前のオブザーバー気質が災いしてあえなく撃沈。
あー、もっと怠りなく準備してくるんだった。

しかしここで、ロシア通の歌手で女優のYさんとお会いし、
「赤い本」(ロシアの正しい楽しみ方)を愛読しているとの
ありがたいお言葉を思いがけずいただく。
やはり妥協しないでつくった本の
意を汲んでくださる人がいたということを
知ったときの感激はひとしおである。

すっかり気をよくし、会場で黒パンを買ったうえ、
雨降りしきる横浜中華街で怒涛のバカ買い。
最近ハチミツが気になっていたので、ついついここでも
龍眼のハチミツを即買いしてしまった。香りよし!
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松ぼっくり拾い

2005-11-04 | ダーチャ便り
ギンナン拾いをしてみようと思ったのは、
ウラジオストクのダーチャ近隣のタイガで
「松ぼっくり拾い」なるものを経験したからだ。

出発前、ロシア旅行社のFさんとの会話。
「今の季節ではキノコ狩りはもう終わっているので、
松ぼっくり拾いをしていただきます」
はぁ?松ぼっくりなんか拾ってどうするんですかぁ?
「ええと、子どもとかが松ぼっくりを使って
工作したりするわけです」
あのぉ……。われわれオトナなんですけど、
それって楽しいのかなー。

そして現地で。タイガの森の中に目ざとく一本の松の木を
見つけたジェーニャさんが、案の定、松ぼっくりを拾おうという。
崖のような斜面を這いつくばってのぼると、
巨大な松ぼっくりがいくつも転がっていた。
見つけると、それなりに嬉しくはある。が、
いい年をしたオトナのわれわれは、楽しいふりをしつつも、
この行為の意味に一抹の疑問を抱いておったのだった。
はたしてこのあと、工作をさせられるのだろうか???

そして夜。工作の時間はついに訪れなかった。
思い余って、それをどうするのかと尋ねてみると、
ジェーニャさんはやにわにナイフを取り出し、
松ぼっくりの尖ったかさをそいでいく。
そして全長10cm以上もある大きな松ぼっくりを、
まるでぞうきんをしぼるかのように、
両手を逆方向にひねって力をこめた。

すると!なかからバラバラと茶色い実が
落ちてきた。わーい!なんだか面白ーい!
それをかじってみろと促され、歯をあててみる。
ガリッ。硬い。パリンと割れた殻のなかから現れたのは、
なんと中華素材で見慣れた白い松の実ではないか!

「ああっ!そ、そういうことだったの!?」
「松の実って松ぼっくりのなかに入ってたんだー!」
言われてみればそうなんだけど、この瞬間まで
松ぼっくりと松の実がまるで結びついていなかった。
過剰に興奮するわれわれの無知ぶりは、
ロシア人をえらく驚かせたらしい。
「この人たち、こんなことも知らなかったのよ!」と
ジェーニャさんの奥さんが近所の皆さんにいう声が
聞こえてしまった。

*ちなみに、日本の松は種類が違うので、
ひねっても「松の実」は出てきません。念のため。
Comments (5)
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ギンナン拾い

2005-11-03 | ダーチャごっこ
毎秋、横目で見ていたギンナン拾いだけれど、
ダーチャ帰りの勢いもあって、初体験してみる。

ウォーキングを終えた昨日の朝7時半、
近所の大公園には、すでに園内の“住人”の方々によって
下処理されたであろう残骸が無数に転がり、
なかなか「落ちたて」が見つからない。
けれど探索を続けるうちに、しだいに目が慣れ、
ホイホイと見つかるようになる。こうなると面白い!
30個くらい拾ったところで同行のT子を見れば、
なんと倍近くも集めておるぞ。
さすが調理人は目利きだ。

気をよくして今朝もまた出陣!
でも、上物はとられたあとで、小物ばかり。
“住人”の方々は死活問題だからしかたがないが、
この時期だけ現れて根こそぎ持ってく人を見かけると、
日本人の公の概念のなさを改めて思い知る。

ダーチャの不文律その1。
「とるなら自分が食べる分だけ。森はみんなのものだから」
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Holiday in the Sun

2005-11-02 | etc.
リンク先の「狂乱ダダっ子ツアー」に
R画伯最後のコラージュ1点が追加されました。

イメージはピストルズの「ホリデー・イン・ザ・サン」。
この曲の「ベルリン・ウォールズ(ベルリンの壁)」を
「パンムンジョン(板門店)」に置き換えると、
半身の兵士が向かい合う緊迫(を演出)した光景が
生々しく思い返される。名曲なり!
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