サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

スンガリーのマッチ

2005-11-21 | etc.
ロシア料理店「スンガリー」新宿西口店で
「ニコライ難民」仲間のTさん、Yさんと数年ぶりに会う。

ニコライ難民とは、日本最古のロシア語教育の殿堂ニコライ学院が
一方的にその歴史を閉じた際、路頭に迷った生徒たち自らが、
誰からともなく名乗るようになった呼称である。
あれからはや十年近い歳月が流れてしまったが、
当時の難民たちとは、まだ親交が続いている。

ボルシチランチとおしゃべりを楽しんだのち、
帰りがけにみんなでお店のマッチを1個ずついただく。
ラベルの絵のタッチと色づかいが、ノスタルジックでロシアっぽい。
そもそもマッチなるものがロシア的だ。

ここで、最近マッチ見なくなったね~、
いまどきは仏壇のあるうちしか使わないし、
マッチを擦ったことのない子どももいるらしい、という話になると、
「あ……うちの子、擦ったことないかも」
と大学生のご子息をもつTさん。
ええっ!擦らせたほうがいいですよ~!とYさんと言いながらも
大学生にマッチの擦り方を教えるの図を想像して失笑。
大人が子どもに伝えなければならない「些細なあたりまえ」は、
きっとほかにもたくさんあるんだろうなー。
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