サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシア料理&台所トーク

2014-02-12 | ロシア系イベント

2月8日(土)NHK札幌放送局1階スタジオにて
料理研究家・荻野恭子先生による料理トークショー
「北海道の食材で作るロシアの家庭料理&台所トーク」開催。

ダーチャの本や『魔法の発酵食』などなどでお世話になった
荻野先生が来道(北海道来訪)なさると聞き、
札幌在住のロシア語仲間をお誘いして会場へ。
午後の部に参加するつもりが、早く到着してしまったので
11時からの部にすべりこみセーフ。

さっぽろ雪まつり会場前に位置するNHK札幌。
雪まつりについては後日…。

スタジオでお料理をつくりながらの台所トークは、
放映しないのがもったいないような1時間でした。
いつもながら、荻野先生のお話は楽しく軽快で、
お料理も「これならできそう!」と思えるものばかり。
本日のレシピは「サーモンときのことのサワークリーム煮」(大好き!)、
「ドラーニキ(じゃがいものお焼き)」、そして「ボルシチ」。
おやつの「プリャーニキ」は、先生がご自宅で焼かれたものを
試食用にいただく。

今回のトークショーは、さっぽろ雪まつりと
ソチ五輪開催にあわせてのタイムリーな企画。
気候風土も食材も、ロシアと北海道は共通するものが多いのに、
ロシア料理はこちらではあまり知られていないもよう。
札幌でさえロシア料理店は数少ないし、帯広に至っては皆無である。

そもそも「赤いビーツなんて知らない」という道産子も。
荻野先生もおっしゃっていたが、北海道は砂糖用ビートの
一大産地でありながら、赤いビーツは意外とつくられていないのだ。
今回はボルシチ用ビーツを江別のビーツ農園から手配されたそうだが、
こちらではほんとにビーツがなかなか手に入らない。
東京ではスーパーでも買えたのに!

恐縮にも荻野先生からおみやげをいただいてしまう。

前々からずっと気になっていて一度も行く機会のなかった
東京・田園調布「ローザ洋菓子店」のロシアチョコ。
素朴な甘さのチョコとレトロモダンなファンチキ(包み紙)。
懐かしの味をありがとうございました!
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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
荻野さんの新刊! (ひろーき)
2014-06-01 13:30:41
ご無沙汰してます。そろそろ家庭菜園の種蒔きに着手された頃でしょうか?

「勝手に帯広通信」、毎回楽しみに読ませていただいています。
観光ガイドブックでは知ることができない素朴な魅力を教えていただき、ありがとうございます。


ビーツ大産地の北海道に赤いビーツが殆ど見当たらないというのは、私にとっても以外でした。

ところで、萩野恭子さんの新刊「ロシアのパンとお菓子」を新聞広告で知りました。
個人的にはレシピに挑戦するのは当分先だと思いますが、コラムにかなり興味を惹かれます。

<刊行元:東洋書店の書籍紹介ページ>
www.toyoshoten.co.jp/book/b177461.html
返信する
お久しぶりです! (kot)
2014-06-08 22:21:34
ひろーきさん、お久しぶりです。ご訪問ありがとうございます!

荻野先生の新刊本、全然知りませんでした!
すっかり「中央」の情報から遠のいております(笑)。
さっそく注文せねば、です。
教えてくださってありがとうございます!
返信する
話が飛びますが… (ひろーき)
2014-06-20 23:17:52
お役に立てたようで嬉しいです!

「現地で学んだロシアの「食」を伝えるシリーズ第一弾」とのこと。
続編も楽しみですね。


ローザのロシアチョコ…

学生時代に住んでいたアパートの大家さんからいただいたきり、
20年以上食べていないことに気付きました。

歳月の流れる早さに嘆息しつつも、久々に食べたくなりました。



ところで、全く場違いな話題で申し訳有りませんが、
ご覧いただきたいロシアのドキュメンタリーを発見しました。

"The Last Russian Limousine"

<Aljazeera English サイト>
http://www.aljazeera.com/programmes/witness/2014/05/last-russian-limousine-2014528113543724920.html

Aljazeeraサイトの説明は後回しにしてドキュメンタリーをご覧いただくことをおすすめします。


私の場合、「他人事ではない…」という思いがジワジワ湧き上がってきました。


重い内容ですが、他にも様々な意味で興味深くご覧いただけると思います。


人をテーマにしたロシアのドキュメンタリーの凄さは、今なお健在です。
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見入ってしまいました! (kot)
2014-07-30 16:05:00
ひろーきさん、返信遅れてすみません!やっとまとまった時間がとれて、教えていただいたドキュメンタリーを遅ればせながら観終わったところです。

じわじわきますねぇ。理不尽な幕切れが切ないですが、労働者たちのプライドに救われます。

男性も女性も、ソ連映画の役者たちのように骨太で、本当に見ごたえのあるドキュメンタリーでした。教えてくださってありがとうございました!
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