サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

白雲山

2015-09-07 | 『勝手に帯広通信』
8月31日、朝6時出発で白雲山へ。

熊が出るんだ!?

山の達人の先導で、のぼりまっす。

白雲山は、大雪山系のなかでも初心者向けで
子どもでも登れる山、と聞いていたので、
高尾山レベルを想像していたのが東京育ちの浅はかさ。
え、山頂にトイレがない!?売店もない!?
そうか、これが山か!(恥ずかしながらこの程度の認識)

道理で達人が、服装やら装備やらについて
事前にこまごまとレクチャーしてくださったはず。
ああよかった、初心者だけで来なくて。

あらかじめ調べておいたので、笹やぶを抜けたら
岩山が待ちかまえているのは知ってはいたが、
写真で見るのと実際に見るとでは大違い。
これをよじ登る!?

登り場所が悪かったのか、山頂まであと一息
というところで足の踏み場が見当たらなくなって
岩にへばりついたまま、しばし立ち往生。
態勢をたてなおし、なんとか山頂へ。

山頂から然別湖(しかりべつこ)を望む。

湖畔に立つ白い建物は温泉ホテル。
トイレはあそこかー。

山頂でお弁当を食べ、同じコースを下る。
この日は平日だったので、誰とも会わず。
それにしても、植生の豊かなこと。
コケ類やキノコ類の知識があったら
さぞかし楽しいことだろう。


  
   
 天然のオブジェ!?

山らしい山に登ったのは、なんと!
1992年に北朝鮮の金剛山(クンガンサン)に登って以来。
さぞや筋肉痛に悩まされるのではと覚悟していたが、
意外にも平気だったのは、マンションの階段上りと乗馬の成果?

それよりも気になったのは、然別湖近くの展望台あたりに
人がたまっていたので何かと思えばキタキツネがあちこちに。
車を止めると寄ってきてしまうので、あわてて立ち去る。
どうやら観光客が頻繁にエサをやっているらしく、
人を見るとねだりにくるもよう。
エサをあげたくなる気持ちはよくわかるが、
キツネの狩猟本能を妨げる行為なので、
ぐっとこらえて遠くから見守るのみにしたいもの。
北海道にはアジアからの観光客も多いので、
多言語での注意喚起の徹底が望まれる。
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