サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

『勝手に帯広通信』第15号 春の祭典

2014-05-10 | 『勝手に帯広通信』
北国の春は突然やってくる。

4月下旬、青空に映えるキタコブシの白花。


シャクナゲの葉もゆるんで開いてきた。


駐車場のアスファルトを突き破って
次々出てくるフキノトウ。なんという生命力。


こちらは巨大化!直径10cmは優に超える。


あたり一面、天ぷらが生えている~!
なのに、誰も取っていく気配がない。
こちらの人は取って食べないんだろうか?

で、天ぷらにしてみました。
(正確には、してもらった)

ほんのり苦い春の香り。
カラリと揚げるコツは、水をいっさい使わず
焼酎で小麦粉をとくのだそう。
出回り始めたアスパラも天ぷらにして、
ニシンのお刺身と一緒に。

ツクシも出てきた!

東京にもスギナはあちこちに生えるのだけど、
不思議とツクシは見たことがない。
これはどうやって食べるのか?と土地の達人に尋ねたら、
「こちらの人間はツクシを食べなければならないほど
食べ物に困ってはおりませんの」と言われてしまった(笑)。

こちらは緑ケ丘公園の水芭蕉。

想像していた以上に大きく雄々しい花姿。

そしてあちこちでタンポポの花が咲き、
チューリップやスイセンのつぼみもふくらんできた。
 
東京から連れてきたスイセン3種も開花。



 

そして5月1日、エゾヤマザクラが満開に。



手前はエゾリス。連休中の緑ヶ丘公園にて。

ここまでわずか2週間。
2週間前の何もない時期にはるばる東京から来てくれた友人に
申し訳ないくらい、えらい勢いで春の花が咲きまくってる。
氷点下を抜けたら、むくむくと音がしそうなくらい
暴力的に成長を始めた植物たち。
やっと終わった~!長くて寒い冬が!

と思いきや…。

5月5日午前5時、気温1.7度(笑)。
零下20度からここまで上がってくる過程を経験したら、
さほど寒く感じないのは不思議なもの。
植物は一気に春を謳歌し、こちらの人はもう春の装い。
でも、気温的には、冬ですってば!
Comment (1)
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