サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

プーチン批判

2008-04-11 | ロシアの闇
プーチン評に関しては、モスクワと地方都市とでは温度差がある。
去年ヴォロネジのナタリアさんに次期大統領選の行方を尋ねたら、
「プーチンは誰からも尊敬されている。
たとえ次に誰が大統領になろうとも
プーチンにかわる大統領は誰もいない」とキッパリと言っていた。

が、過日モスクワから戻ってきたS先生はプーチン政権にお冠。
「ヒッドイですよ!このあいだの大統領選だって、
メドヴェージェフの得票率7割なんてインチキですっ!
これまでの選挙には『候補者全員に反対』という票があったのに
今回は初めてなかったんですよ!」
え、今までそんな票があったなんて羨ましい(笑)。
「ほかに入れる人がいないから、共産党のジュガーノフに入れる。
こんなの選挙じゃないですよ!」
日本ではだいたいいつもそうなんですけど…。
「プーチンはこの8年間なんっにもしてないですよ!」
…あんなに落ちぶれてた国がこんなにバブリーになったのに??

プーチンが大統領になった当初、S先生は確か
「プーチンがKGBのスパイ!? ちがいますよ!
スパイと諜報活動はまったくちがうでしょっ!
彼は祖国の安全のために働いていたのです。
素晴らしい人じゃないの!」と力説し、
「プーチンは女性に人気があるの。
歩く姿がすてき~!とか言われたりして」
と、笑顔で語っていたのだけれど。
民衆とはそんなもんか。
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