サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

天才バイオリン少年

2005-07-05 | ロシア系イベント
週末、ロシアの天才バイオリン少年の演奏を聞きにいく。
会場は個人宅に設けられた私設ホール。さすが田園調布である。

14歳になったばかりというアルチョーム・ナウーモフ君は
神木隆之介を金髪にしたかのごとき愛くるしい系で、
弾き終わるとペコンと頭を下げ、右手で髪をかき上げて去る姿が
遊び疲れて放心した子どもみたいでオバサマ心を誘うことしきり。
しかし超技巧曲に一瞬で入りこんでしまうし、
歌いこみ系の曲がまた優美である。

思うにロシア人ていうのは、才能以前の問題として、
DNAのなかに音心・歌心が刻まれているのではなかろうか。
ロシアのポップス・アイドル二人組の男の子が、
かつてこんなことを言っていた。

「アメリカの音楽? 浅いね。
ボクたちにはクラシックの基礎があるし、
ロシアの音楽には伝統と歴史があるからね」

10代でこれが言えるとは!
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