北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

壊れたら直す二つの話

2020-04-20 23:00:19 | Weblog

 

 先日も、いつもの川原でダブルハンドのロッドでキャスト練習をしました。

 後ろに振ったラインが何かに引っかかったので見てみると、バラのようなすごいトゲのある木の枝に引っかかっていました。

 しかもラインの先端が切れてしまっているではありませんか。

 買ったばかりのラインなのでショックで落ち込んでしまいました。

 とはいえ、何とかならないものかと今日、購入した先のテムズに持ち込んで「先端が切れちゃったのですが」と相談。

「切れるまで練習するなんて頑張ってますね」と言われたものの、下手だから切れるに違いない。

 しかしそこはさすがのテムズさん。「慣れた人だったらご自分でも修理はできるんですけどね(笑)」と言いながら、必要なパーツを取り出してラインをちょいちょいといじって最後に強力接着剤アクアシールを薄く塗って完成。

「助かりました。お代は…」
「いえ、これはサービスで結構ですよ(笑)」

 あまりに申し訳ないのでフライ関連のマテリアルなどを購入しておきました。

 値段が安いだけのネット販売には、こういう「お馴染み感」はないし、一見のお店を馴染みの店に変えるような時間をかけるのは難しいかな。

 いざというときに頼りになる馴染みのお店は大事にしましょう。


    ◆


 ついでに、これまたホームドクターの歯医者さんでようやくインプラントの上物を入れてもらえました。

 長くかかりましたが、土台となる歯根部へインプラント本体を入れて上部、そして人工歯と時間をかけて準備をして今日最後の上物の歯が入りました。

 上下のかみ合わせや歯と歯の間の隙間の調整も慎重におこなっていただきました。

 またこの間、ブラッシングの指導も入念にしていただいて磨き方のスキルも上昇。

 インプラントは入れた後の手入れが重要で、長く持たせるためには日常の観察と手入れが重要で、しっかりした歯磨き技術を身に着けていることが必要です。

 今後は定期的に経過観察をしてもらいつつ必要なメンテナンスを行っていくことになるでしょう。

 ちゃんと噛めることは健康への重要な第一歩です。


    ◆


 釣りのラインも自分の歯も、調子が悪くなったらお馴染みのお店や病院でしっかりと治してもらうことができます。

 一見お安いだけのネットショップや遠くのお店は、いざというときに頼りにできません。

 自分のライフスタイルに合致した、親身になってくれて腕の良いお店をしっかりと探しておくことです。

 健全な日々のために、壊れたり不調になったものはすぐ直しましょう。

 

 
 

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実行のための3つの要素

2020-04-19 23:54:20 | Weblog

 

 天気の良かった一日。

 朝から家のベランダ補修に取り掛かりました。

 家の中にいてテレビやパソコンばかり見ていると運動不足になりがちですが、こういう作業ならば運動不足にはなりません。

 外出自粛で明け暮れる昨今、家の片付けや掃除をしている方の話はよく聞きますが、我が家は普段はできない補修や塗装などもメニューに加えておきましょう。

 
 そうやって身の回りをよくよく見ると、まさにやる気はあるのに「時間がないからできない」ということを言い訳にして放ってあることが多いことに気が付きます。

 断捨離や片付け、掃除などは「やる気」もなかなか出ないのですが、それをしない理由づけに「時間がないこと」を挙げているわけです。

 時間ができたときはそういう言い訳はできませんね。

 物事をすすめるには、「やる気(=意思)」「能力」そして「資源(時間やお金や道具など)」の三つが揃っていないといけません。

 「やる気」というのはどのタイミングでも発現することができるのですが、「能力」はそれを獲得するのに経験や練習をする時間がかかります。

 「資源」もまたそれを獲得したり貯めておくことが必要です。

 「いざ鎌倉」のために普段から能力や資源を獲得しておく準備をしておけば、最後に「やる気」が出たときに対処ができるというものです。

 この三つが揃うタイミングを計りましょう。
   

 

 

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蒼き狼でおうちジンギスカン

2020-04-18 23:31:00 | Weblog

 

 午前中は陽射しがあって気温も15℃くらいと暖かくなった札幌。

 思い切った外出はしないでおこうと、焼き肉かジンギスカンでもしようかと最低限の買い物に。

 そこでギョウジャニンニクの束を買ってあったのを思い出して、「これはジンギスカンしかないね」とジンギスカンに決定。

 家の近くに新しいお肉屋さんができたので、そこで焼き肉の材料とともにジンギスカンの味付き肉を2袋購入。

 ついでに野菜を買った別のマーケットで厚真ジンギスカンを2袋購入。


 炭を起こしてベランダかウッドデッキでやろうかと思ったのですが、午後になって急に寒くなってきたので家の中での「おうちジンギスカン」に変更。

 普段は蕎麦打ちや魚さばきに使っている土間の部屋にテーブルと椅子を出して準備完了。

 この部屋には大きな換気扇もついているので匂い対策もOKです。

 ジンギスカン鍋は久しぶりの「蒼き狼」。(注:たれ付け肉用の鋳鉄製ジンギスカン鍋)

 買ってきたギョウジャニンニクはちょっと香りが弱くて、「やっぱり採りに行きたいところだが」と悩むところですね。

 買い物も少し我慢して家の掃除や整理に励むためのスタミナ確保でした。

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ボトルネックがそんなことなら ~ 昭和の酒屋か!

2020-04-17 21:49:46 | Weblog

 Diamond Onlineというネットサイトに、「アルコール消毒液が大増産でも店頭に並ばない意外な理由」という記事が掲載されていました。
 → https://diamond.jp/articles/-/234802

 コロナウィルスの感染を予防したい人たちにとって、部屋へ入る前のプシュプシュは安心の儀式です。

 しかしマスクと同様に、これまた増産しているらしいのですが一向にお店では品切れで買えないことが多いでしょう。

 この背景について記事では、各メーカーでは増産に舵を切り、さらに大増産することを発表してその準備をしているところだ、とありました。

 ところがそれでも店頭に消毒液が並ばないのは、消毒液そのものよりも消毒液の容器が不足しているからだ、というのがこの記事のキモ。

 これには背景があって、2009年に新型インフルエンザが流行したときに各メーカーはこぞって消毒液の容器の発注に動いたのですが、その終息とともに瞬く間に消毒液は売れなくなって容器の大暴落を招いたのだと。

 実は消毒液の主原料である発酵アルコールはサトウキビやトウモロコシから作られて、主に酢やみりん、しょうゆなど広く消費量が多い商品に繋がっています。

 そのため、消毒液の需要が少々増えたところでそのせいでアルコールが不足するわけがないのだ、とも。

 だから今店頭に消毒液が並ばない最大のボトルネックはアルコールの不足ではなく、それを入れる容器でありさらにはポンプやガンスプレーパーツでもあるのだと。

 流通に何の問題もなければ、安いところで生産させてそれを安く運んで組み立てて商品にするということがきわめて合理的ですが、一たび流通に障害が発生すると、何か一つが足りなくなって全体が機能しなくなる。

 それが効率化された社会のリスクだというお話。

 
      ◆

「…なんだってよ」と、そんな話を夕食の時に妻に話して聞かせると、妻が一言。

「それなら昔のお酒みたいに量り売りをしてくれれば容器を持っていくのに!」

 なるほど、そうだよね。容器だけがボトルネックならば、持っている容器を持って行けば良いのです。

 今でも奇特な酒屋さんでは量り売りをしているところがあると聞きます。

 家の近くにも全国チェーンの薬屋さんがたくさんありますが、どこかで量り売りをしてくれないものか。

 ボトルネックは知恵と行動で乗り越えますとも!

 

 

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いよいよ在宅勤務開始か

2020-04-16 22:54:03 | Weblog

 いよいよ当社も支店単位でコロナウィルス対策を取るようにという本社からの指示が来ました。

 曰く、「バスなど公共交通機関で通勤している者は16時に退社して(通勤の混雑を避けて)よろしい」

「今日から4月30日までの期間で在宅勤務(自宅待機)を奨励して、この間の出社率を7割削減することを目標にする」

 これまでも時差出勤制度が立ち上げられていて、東京の本社では朝7時~15時30分までという勤務形態で出社している人がいました。

 ただ札幌ではまだその制度を使っている者はおらず、通常の勤務形態でした。

 そろそろ本腰を入れて通勤が原因となるヒトヒト接触を避ける運動の実践が求められています。

 とはいえ、明日の金曜日と来週月曜日には既に外の方との約束を入れているので、火曜日以降に在宅勤務を始めることになるのかな。

 地方部へ営業に行こうとしても、今ならば「札幌からわざわざ来ないでください」と言われそうですし、今は我慢と忍耐の時期でしょう。

 さてさて、今年度の営業戦略でも練るとしますか。

  

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都市化へのしっぺ返し ~ 効率化を求める先にあったもの

2020-04-15 23:05:33 | Weblog

 

 今回のコロナウィルスは、現代資本主義への痛烈なしっぺ返しに見えます。

 経済的な利益を得ようとするエネルギーを糧にして規模を拡大させ技術を発展させてきた現代社会。

 省みればその経済的豊かさの恩恵を受けてきた現代社会ですが、その豊かさを求めようとする欲には限界がなく、どこまでもそれを追い求めることが善という考え方が強く滲み出ています。

 効率的に儲けようと思うと、資源を効率的に運営することが必要になり「生産性の向上」ということが強く求められます。

 生産性向上の源泉の一つは「集積」であり、都市への経済集積は必然となります。

 ある論文では集積の重要なメカニズムとして、①輸送費用の軽減、②都市における労働市場の大きさ、③都市におけるアイデア流通の三つを挙げていますが、これらのほかに、「競争と選別のメカニズムによって生産性の低い企業は残れない」という現実もあるでしょう。

 こうした都市に人が集まることがヒトヒト接触の確率を増やしてウィルス感染の確率も上げる形になっています。

 
 また、都市では1次産業、2次産業に比べて、サービス業などの3次産業が隆盛になります。

 特に日本をはじめとする先進国ではモノからサービスへと消費先が変わってゆき、3次産業が隆盛になります。

 そして今日、農林水産業の1次産業、製造業などの2次産業では機械化が進み資本を投入することで生産性が向上しているのですが、3次産業は人手によるサービスが中心で生産性が低いのが現実です。

 サービス産業の多くは「生産と消費の同時性」という性質があり、それゆえ都市という人の多いところほど成立してゆきます。

 そして多くのヒトが生産して消費するところには多くの接触があり、それがまたウィルス蔓延の下地なのだと。

 経済を発展させようとするエネルギーを食い物にして社会にダメージを与える、そんな敵が現れているのが現実です。

 突き詰めた集積や便利・効率を追い求め過ぎない、ほどの良い社会とはどうあったら良いのでしょう。

 ほどの良いところで止めるルールや理屈や平等感を築くことができるでしょうか。

 ポストコロナ時代にどんな反省ができるでしょうか。

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お茶の代わりに出たものは

2020-04-14 22:15:54 | Weblog

 急ぎの配達仕事で道東へ。

 世間の喧騒をよそに、残雪の日高山脈は美しく心が洗われる思いです。

 

 さて今日は、資材配達の打ち合わせのために某農業団体のオフィスを訪問しました。

 双方マスク着用の上、距離を2m以上とっての打ち合わせです。

 案内された席に座っていると、案内の女性が200ミリパックの牛乳を持ってきてくれました。

 驚いて、「おお、さすがは十勝。お茶代わりに牛乳とは素敵ですね」と言うと、その女性は「すみません、本来はお茶をお出ししているんですが、今は消費拡大の観点で牛乳をお出ししています」という返事。

 コロナのために消費が減少していることが玉突きで様々なところに波及しています。

 協力できるところはなにか考えていきましょう。

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在宅勤務者が増えている

2020-04-13 23:24:01 | Weblog

 

 日に日に厳しくなっているコロナウィルス対策。

 私が主催して今週の金曜日に予定していた、ある会報の編集会議は延期にしてとりあえずメールでの情報連絡に変更しました。

 また友人たちからは「私のところは明日から在宅勤務になりました。御用の際は下記へメールをください」という連絡が複数寄せられてくるようになり、いよいよコロナウィルスが身近なところに影響を及ぼし始めていることを感じます。

 テレビのニュースやバラエティ番組では、出演者同士が間をあけて登場するようになったり、再放送で穴を埋めたりすることが増えました。

 安全に気を付けながらのお仕事は気を遣うことでしょうが、忍耐と寛容の精神で乗り切りたいものです。

 ひとえに一人一人の自発的な協力が求められます。

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三密を避けてストレス解消と免疫力アップ

2020-04-12 22:16:25 | Weblog

 

 陽射しはあるのに冷たい風が強くて寒い一日。

 誰にも会わないようにして、近くの河川敷へ行ってダブルハンド(釣り竿を両手で扱う釣り方)のキャス連(=キャストの練習)へ。

 河川敷の園路には散歩やジョギングを楽しむ人が結構多く、一見のどかな風景が広がっています。

 車を駐車場に止めてロッドの用意をして河原へと降りて行きますが、風速5m以上の強い向かい風が吹いていてなかなか練習には厳しい条件です。

 先週教えてもらったことを一つずつ思い出しながら、自分なりに(ああでもない、こうでもない)と工夫を重ねながらキャスト、キャストまたキャスト。

 朝の9時半から始めて気が付いたらお昼を過ぎていて、なんと2時間半以上に亘って無心にロッドを振っておりました。

 今日はキャストを重ねるうちに自分なりに気が付いたことも多く、少しずつ飛ぶ距離が伸びてきました。

 小さなことでもちょっとした気づきを自分のものにする課程が練習です。

 良い先達、良い師匠がいるとありがたいのですが。 
 

     ◆


 体術というものは結局自分の体でしか覚えられません。

 脳で覚える「知識」とは違います。

 先週キャストを教えてくれた先輩釣り師は何度もプロのレッスンを受けていてこんなことを言っています。

「僕が習った方はビデオもたくさん出している一流のプロなんだけどそれくらいの人でも1時間2千円とか、2時間3千円とかとても安くやってくれているんです」
「へえ、お安いですね」

「安いでしょ? そりゃ北海道にも釣りが上手な人はたくさんいます。でも実際に言ったことをやってみせてくれて、体の動きを言葉にして伝え、相手の動きを矯正するという高度な技を持った人はなかなかいないですね」
「なるほど」

「やっぱりビデオを見て見様見まねでやるよりも、見てもらってダメを指摘され矯正されると上達は早いと思うんですよ。そういうニーズって絶対あると思いますし、そういうプロにちゃんとした料金を払う世界があるべきだ、と思いますよ」

 良い先達、良い師匠を見つけましょう。

 誰にも会うことなく、三密を避けた野遊びでストレス解消と免疫力アップです。  

 

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お気に入りをやめました ~ コロナを避けて家の中にて

2020-04-11 22:57:26 | Weblog

 

 コロナウィルスの緊急事態宣言の指定は受けていない北海道・札幌ですが、やはり人に会ったりはしない方が良いでしょう。

 こういうときは前向きに家の中のことをしよう、と家の中の片付けをするkとに。

 タンスから溢れかけている服を処分することにして、かなり思い切って捨てることにしました。

 まだまだ着られるものが多いですし、中には買ってからそう何度も着ていない服もあります。

 しかし気に入らなかったりして「もう着ないだろう」と思う服は多いもので、勇気を奮って捨てる服の山に放り込みます。

 するとその捨てる服の山を見て妻が一言、「これお父さんのお気に入りだったんじゃないの?まだ着られるよ?」。

 私も応えて、「いや、それじゃあお気に入りをやめる。もうお気に入りじゃないので捨てて頂戴」

 断捨離に第一歩は"ものへの執着から解き放たれること"ですが、実際にはそれはかなり難しい。

 「まだ着られる、まだ役に立つ」という思いは、「もったいない」という善良な気持ちとの対決です。

 「もったいないにも程がある」と思い切って、新しい一歩に踏み出しましょう。


     ◆


 今日は服以外にも、自転車やもう乗らなくなったスキー板など家の中にあってなかなか捨てる踏ん切りがつかなかった物たちを一気に整理して、区の清掃工場に持ち込みました。

 清掃工場は朝9時から16時までが操業時間なのですが、15時過ぎに清掃工場に着いたところで、同じように自家用ごみを持ち込もうとする車がずらりと並んでいるのに遭遇。

 列の最後尾に並んでから受け付けてもらえるまでに30分を要しましたが、無事にごみを捨てることができました。

 できるだけ人に会わずに家の中にいてください、という時であればこそ、普段はなかなかできない家の中のことをしてみてはいかがでしょうか。

 それにしても、断捨離をしなくちゃいけない場所がまだまだあるなあ。

 

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