平日の5月の1~2日は休暇を取って、4月30日(日)から二泊三日で道南黒松内町の歌才オートキャンプ場「ル・ピック」へ行ってきました。
こちらのキャンプ場は4月28日オープンで、シーズン開始直後となれば休日中心では予約が取れないだろうと思い、最初から平日中心の計画にしたものです。
4月30日(日)の午後にキャンプ場に到着し、管理人さんから情報収集。
「平日なら空いているかと思って今日からにしましたが、入りはどれくらいですか?」
「そうですね、学齢のお子さんがおられるご家族は大体今日帰るというパターンですが、今日は8割くらいは埋まっています」
「案外多い印象ですね」
「ええ、多くはご年配のご夫婦で、若い方では会社の経営者なんかで部下に仕事を任せられる方でしょうか。なかにはどう見ても小学生のお子さん連れのご家族もいるんですが、学校によってはこの時期を開港記念日なんかで休みにするところもあるんですよね」
聞けば、黒松内町民の方は町外の人たちよりも先行して予約ができるらしく、町民の方の利用も多いように見受けました。
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恥ずかしながら我が家のキャンプはとにかく道具が多い、ごちゃごちゃキャンプ。
道具をできるだけ少なくして不便を楽しむのがキャンプでしょ、という方も多かろうと思いますが、我々は逆に不便をいかに道具で便利にするかに関心があります。
この時期のキャンプとなると夜は冷え込みます。
今回も夜の最低気温は4℃と、焚火や炭で火を起こしても外で過ごすにはちと厳しい感じです。
そんなわけで我が家はストーブを持参します。
ワカサギ釣りの時にも活躍してくれたアルパカのストーブで、ツードームタイプのテントのリビングルームの端っこにこれを置いて室内を温めればなんとかしのげます。
また寝室の方には電気ストーブをつけました。
今回は娘と孫を連れての4人キャンプで、さすがに寒い中を寝かせるわけにはいかず、電源付きサイトにしてドラムで電気を室内まで引っ張って電気に頼るキャンプです。
室内が暖まっていれば夜寝ていても寒さは感じず、快適な睡眠がとれました。
周りでは、寒空の中タープの下で焚火で話をしている方もいましたが、我々はもうそれは無理なキャンプスタイルです(笑)。
考えてみたら、初期のキャンプは明かりをともすのもガスやガソリンに頼っていましたが、電池式のランタンが流行ってきて今ではUSB電源で充電ができるLEDライトが主流です。
なかには太陽光発電で日中に発電・充電をして夜に使えるというタイプまであります。
薪を焚く焚火も、CO2排出の観点ではグリーンエネルギーですが、実際には煙が出て大気を汚している可能性もあり、必ずしもクリーンとは言い切れない側面があります。
キャンプくらい、と思いますが、時代はだんだんキャンプにもクリーンでグリーンな努力が求められるようになるのかもしれません。
しかし電化製品ばかりでやるなら、「それってキャンプなの?日常と何が違うの?」という声も出てくるでしょう。
家じゃないところで寝て起きて食事をする行為、という定義で良いですか?
とりあえずこの三日間は雨に当たらず楽しめました。
キャンプの経験は思い出としては一級ですけどね。
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