北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

寿命は13年か…~住基カードはもうもらえない

2016-04-06 23:23:02 | Weblog

 退職のときに挨拶に行ったある先輩からこう言われました。

「黙っているとすぐに時間なんて経っちゃうよ。今までためた書類整理を整理するだけだってなんだかんだで手間がかかるからね」


 稚内から持ってきた仮置きの荷物を片付け始めて、今は孫の遊び場になっている私の勉強部屋を作りこもうと思って奮闘を開始しました。

 稚内で使っていたパソコンがまだ出せない状態なので、かゆいところに手が届くような作業環境が早く欲しいところ。

 しかしながらまずは、古い子供の学習机を処分するところから始めようというので、処分方法を問い合わせたり調べたりしているうちに、今まで捨て切れなかった家電製品が出てきてそれをまた処分しに行くというような、なかなか本質的なところに手がつかない有様。

 今まで何事も無かった秩序という水面に石を投げると、波紋が思わぬところに広がって、予想しないところにまで手をつけなくてはなりません。

 まあ少しずつでも始めればいつかは片付くはず。露払いからでも何でも、効率が悪くても、小さな実践を一つずつ積み重ねましょう。

 『積小為大』は二宮尊徳の報徳の教えの一つですが、イチローだって一本の単打から今の記録を積み重ねているのです。


      ◆ 


 自動車免許を持たない東京の次女から、「本人証明ってどうしたらいいんだろう」と相談を受けたので、「市役所へ行って住基カードを取るのが一番早いよ」と教えたところ早速手続きに行ったようでした。

 ところが帰ってきた返事は「ダメでした。マイナンバーが始まっているので住基カードの新規発行は終了したんだって」というもの。

「ええ?ホント?」と思って札幌市役所のホームページを見たところ、昨年12月28日で新規発行・更新は終了したと書かれています。

 


   【説明部分の拡大】

 

 マイナンバーカード制度に移行しているからとのことですがマイナンバーカードはまだまだ発行してもらえそうにありません。

 稚内で発行してもらえなかった私の場合、札幌では待っている列の一番後ろに並んでいるようで、区役所の担当者からは「システムのサーバーが本調子ではなく発行が滞っていて、今年の秋くらいまでにはなんとかなると思うのですが…」という説明を受けました。

 効率の国日本らしくないなあ、と思いながら新しいシステムに希望をつなぎたいと思います。

 ちなみに、住基カードが始まったのは私が掛川で助役をしていた平成15年のことで、担当してくれた職員たちとともに「皆さん住基カードを取得しましょう」と案内して回ったのが懐かしく思い出されます。制度としてわずか十年とちょっとの寿命でしたか。
 
 時代は確実に変わっていますねえ。 

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