北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

東京同窓会、これが青春だ!

2005-07-16 23:39:46 | Weblog
 朝から東京へ出発。今日の夕方から私が卒業した旭川東高校の東京同窓会が東京で行われるのです。

 今日は、
■旭東東京同窓会 の1本です。


【旭東東京同窓会】
 朝9時の飛行機で東京へ向かう。今日は東京での高校同窓会があるのである。それも、わざわざ札幌から行くのは、私の卒業した旭東27期が当番で行う同窓会だからである。

 昨年の会にも掛川から駆けつけて参加したのだが、昨年は26期が当番期で、直近下位の期は先輩の様子をサブで見せてもらう立場だったのである。

 そこでの勉強を通じて、会の資金集めやら式の運営などを学び一年間かけて今日の当日を迎えたのである。

 幸いというか、我が期には「趣味は同窓会」と自ら語るB君というリーダー格がいて、彼のリーダーシップの元で当時の生徒会メンバーを中心に幹事も集まり活動を続けてきたのである。

 早めの資金集めと、五十数名という同期からの多数の参加を迎え、また会場を昨年までの中野サンプラザから新宿の京王プラザホテルに変更するという冒険も加え、我が期の思い入れが爆発した。
  
 おかげで数年前の百周年のときの265人を超えて史上最高(280人程度)の参加者を迎える事が出来、先輩諸氏からは「伝説だね」という声もあったという。もっとも、逆に後輩からは「プレッシャーを感じています」という声もあり、少々がんばりすぎたのかも知れないが、どこか青春を思い出しながら2時間の企画を盛り上げたのだ。

 秀逸だったのは、最後に全員でフォークダンス「マイムマイム」を踊った事。これぞ我が青春の嬉し懐かしパフォーマンスだったはず。好きな女子や男子と近づく胸ときめかすひとときだったはず。

 正しいステップや手の動きなどは周りを見れば思い出すし、なにより体が覚えている。最後は体力がついて行かなくて、繰り返しを予定より早めに切り上げるという裏方の苦労もあったけれど、先輩の皆さんからも熱心に踊ってくださって、幹事冥利に尽きる事だったろう。

    *   *   *   * 

 物販コーナーでは今故郷旭川最大のウリである旭山動物園関連の書籍が用意され人気。さらには同期で画家として活躍中のサカイトシノリ君が即興で校歌の一節をイメージした水彩イラストを描きまくり売りまくるというパフォーマンスが大人気。

 サカイ君は今回当番期全員着用の揃いのトレーナーのデザインも担当してくれて、美術周りは一手に引き受けてくれたのである。

 こんなすごい奴が身近にいて、そいつが目の前でまっさらの色紙にさらさらと筆を走らせて世界にたった一点のオリジナルイラスト一丁上がり。これをスペシャル価格の一枚千円とは、本人も「今までやった事ないし、もう二度としないんじゃないかな」と苦笑いだし、後ろで描きたてのイラストをドライヤーで乾かしているのが旭川でも有名な会計事務所の経営者だし、それを笑ってみている北大最年少の医学部教授がいて、これがみんな同期だというのだからなんと面白い事だろう。


 音響にも映像にもその手のプロが力を合わせ、そんな力の無い者はテーブルの間を先輩のおもてなしに走り回る。全員が一人一人何をすべきか考えながら、気持ちが一つになった2時間だった。
 司会を担当したH君は「司会の席から会場を見ていて、トレーナー着たみんなが走り回っているのを見て感動した!」と興奮気味。

 我らが高校の校訓は「シマレガンバレ」。この旗の下で25年ぶりの学園祭のの様な感じだったのかもしれない。中にはもう二度と会えない友もいることだろうけれど、きっと人生なんてそんなもの。会えるときには会えるし、会えないときには会えないものだ。

 そして巡り会ったときにお互いにがんばっている自分でいたいものだ、と思う。そんな事を考えると、同窓会は互いが互いの期待を受けていることを思い出させてくれる良い機会なんだな、きっと。

 幹事長のビンジ、そして幹事の皆さん、参加してくださった先輩後輩の皆さん、そして同期のみんな、楽しいひとときをありがとう。

 これが青春だ!
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