【ハナミズキ公式ホームページより】
新垣結衣、生田斗真主演で8月21日公開の映画「ハナミズキ」を観てきました。
北海道~東京~ニューヨーク~カナダと多くの土地を巡りながら、十年越しに結ばれる純愛物語というテーマですが、一つ目のウリは一青窈(ひとと よう)の大ロングヒット曲「ハナミズキ」が使われていることで、エンドロールでこの曲がかかると、さすがに席を立つ観客はいませんでした。
映画の設定は、水産高校に通って家業の漁師を目指す木内康平(生田斗真)と、進学校に通い東京の大学を目指す平沢紗枝(新垣結衣)の二人を巡って、高校時代から10年間に亘る月日を描いたもの。
二つ目のウリは、この二人の高校時代に出会いの場である北海道のロケ地として、釧路、白糠町、浜中町などの風景が使われて、素朴な地方の暮らしぶりを提供していることです。
康平と紗枝の二人の会話には「なしてー?」「いいっしょ!」など北海道弁が満載で北海道風味も満点です。
実際のロケ地は、公式ホームページのロケ地マップに示されていますが、釧路では幣舞橋や出世坂に市立北陽高校が使われています。
【ハナミズキ公式サイトより】
【ハナミズキ公式サイトより】
【ハナミズキ公式サイトより】
またハナミズキの植わった紗枝の実家は、釧路市に合併した旧音別地区の尺別にあった建物を改装して撮影されたのだそう。湿原と海に挟まれた絶妙な土地の風景が道東らしさをよく表しています。
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単線で一車両の汽車に乗る二人のシーンも時々出てきますが、こちらはJR根室本線で、駅は釧路市の尺別駅と浜中町の茶内駅だそう。駅名は架空のものに変えられていますが、今度行ってみますね。
そして一番印象的な場所は、二人にとって思い出の場所となった岬の突端にある灯台で、こちらは私も7月に訪れた霧多布岬の湯沸岬灯台。
周辺は厚岸道立自然公園に指定されているだけあって、断崖と太平洋と落日の美しさが格別です。この映画を観て、ロケ地巡りをするというお楽しみを身近に味わえるのはすばらしいことです。
ぜひこの秋はハナミズキロケ地巡りで道東を旅してみてはいかがでしょうか。
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映画の方は、私の妻は涙ぐんでいましたが私はちょっと泣けませんでした。泣く映画というよりは、良き友人に囲まれた青春純愛ものというところでしょうか。
先週の映画ランキングでは初登場第一位に輝いていましたので、是非たくさんの方にご覧いただきたいものです。
【ハナミズキ 公式サイト】
http://www.hanamizuki-movie.com/index.html
【ハナミズキ ロケーションマップ】
http://www.hanamizuki-movie.com/aboutthemovie/index.html
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