今日は舗装業界による関係三団体合同の新年交礼会がありました。
お正月休みが明けると様々な団体が新年交礼会を開催しますが、舗装団体の新年交礼会は、『仕事始めから三日目の17時から』と決まっています。
そのため6日が仕事始めの今年は、8日の今日の17時から会が始まりました。
こういう順番が決まっているのは、知事や札幌市長をはじめ各界のトップの皆さんの順番を狂わせないための措置なのです。
こうすれば各界トップの方たちは、冒頭で挨拶を終えると次の会に向かうことができるというわけ。
この日程を自分たちの都合で勝手に変えて、周りに迷惑をかけないための時間設定ですが、お陰で今日は北海道開発局長、北海道知事、札幌市副市長からご挨拶をいただくことができました。
挨拶では皆さん、来年度の北海道開発予算がわずかながら前年度よりも伸びたことを喜びつつも、建設業界の働き方改革や担い手不足の問題などに心配をしていました。
札幌市の副市長は挨拶の中で、「今年は雪が降らないのですが、マラソンと競歩が降ってきました」と言って会場を沸かせつつ、「準備までに時間が少なく、関係の皆さんのご協力をよろしくお願いします」とオリンピック準備を話題にしていました。
私は、「オリンピックのマラソンコースの補修は、舗装の施工温度を下げる『中温化』という工法を使ってCO2対策を行うべきではないか」という持論をもっていますが、今日は札幌市や開発局でのコース整備関係者の姿も見えたので、そうした考えを伝えておきました。
今ここで、環境対策も含めてありとあらゆる準備を上手に行うことは、東京オリンピックを支えるということもありますが、将来の札幌冬季オリンピックの誘致活動においても、IOCへの強い印象付けに繋がることから、しっかりとした備えを行って欲しいところです。
聞けば、「コースの補修は5月末までに行うように求められている」ということのようで、その後に陸連などのチェックを受けて、微修正も行うような形になるようです。
さて、札幌市や国道を管理する開発局では、どのようなセリフでもってオリンピックコースの準備をしてくださるでしょうか。
舗装業界では業界を挙げて支援をする決意です。
最高の体制で世界のアスリートを迎え入れ、札幌の街の風景を30億人に届けましょう。
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