北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

稚内を盛り上げようという札幌の会

2018-10-10 23:38:52 | Weblog

 

 今日は「稚内FTC札幌会」という会合がありました。

 これは開発局や道庁などの諸官庁で、稚内勤務を経験した人たちの懇親会のようなもの。

 歴代の現場のトップの皆さんの集まりなので、地元の議員さんやときには稚内市長さんも駆けつけてくれるような、賑やかな会です。

 私も生まれて最初の記憶は、稚内での5年間でしたし、現役時代最後の職場が稚内開発建設部だったということで、縁を感じて、誘われるままに会に入りました。

 同じ職場でも大先輩や同期の皆さん、そしてお世話になった稚内の地元の皆さんにも会えるので楽しいひと時です。

 ところが今日開催の数日前に、会の代表幹事をされているNさんから私の携帯に電話がありました。

「え?なんだろう」と思って電話に出ると、「実は私もいい歳なので、そろそろ代表幹事を降りたいと思っています。ついては、小松さんに私の後任の代表幹事になってもらいたい」というお話でした。

 私などは現役を離れてまだ2年ほどで、この会では最も下っ端の一人です。

「いやいやいや」とお断りをしたものの、Nさんの意志も固く、「なんとしても引き受けてほしい」の一点張り。

 こうなってはもう逆らい続けることもできず、お引き受けをすることになりました。

 Nさんは、誰からも一目置かれる存在感のあるまとめ役、という風ですが、若輩の私となるとそうはいきません。

 ここはもう考え方を変えて、「一番若輩なのだから、一番汗をかいて諸先輩を支えろ。雑巾がけをやりなさい」という使命なのだろう、と思う事にしました。

 事務局体制も地元の部隊がしっかりしてくれていますので、そうなればかえって気が楽になるところもあります。

 最近は沖合底引き網漁業の漁模様が良いそうですし、風力発電の新規投資が増える話も動いています。

 経済面では少し面白い話題が出ている稚内地域ですが、やはり一番の問題は人口減少にどう耐えてゆくかでしょう。

 稚内という遠い地に一宿一飯の恩義でつながっている人たちの輪をどのように、稚内そして宗谷地域の振興の一助としてつなげられるでしょうか。

 これもまた人生修業の一つでしょうか。下働きがまた一つ増えました。

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