北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

同じ本を読むのも同志 ~ 今夜は釧路を満喫

2021-12-13 23:44:11 | Weblog

 

 今日から水曜日までは道東方面の出張を入れました。

 今日は早朝から雪の札幌を後にして一路釧路へと向かいます。

 午後のアポイントを取ったところへの訪問は、グーグルマップをみると4時間くらいで着くということだったので、はじめは札幌を8時30分にしていました。

 しかし思った以上に雪が降って、高層道路も速度規制が各所で出ているとのことで予定を1時間早めて7時30分に出発しました。

 札幌周辺は積雪でしたが、途中の占冠~トマムあたりでは標高が高いこともあって大きなボタン雪が舞い散る吹雪模様。

 しかも途中で速度の遅い車がいたりして、結局最初の目的地に着いたのはアポイントの15分前というほぼギリギリの到着で、早出をしていなければ危ないところでした。

 しかし今回の出張先を道東方面にしたのは正解でした。

 日本海側は雪模様だったのが十勝平野へ降り立つ頃には空は青く開け、雪など降る余地のない好天でした。

 北海道は広いなあ。


     ◆


 年末の挨拶先で、今日初めて会う若い現役の後輩と話していて突然意外な一言を聞きました。

「実は私、一方的に小松さんのことを知っていたんです」
「へえ、それはまたどういうことですか?」

「致知と言う雑誌がありますが、それを読んでいたときに小松さんの名前で地元の活動報告をされていた記事があったんです。それで、そういう本を読んでいろいろと発信をしている先輩という事で強い印象があったんです」

 『致知』というのは人づくりのために、叱咤激励や心温まる話を掲載している雑誌ですが、私の周囲で「致知を読んでいる」という人には、およそ初めて会ったくらいなもので、それくらいマニアックな雑誌ですが

「へえ、『致知』という雑誌を読んでいるとはなかなかに奇特な方ですね。でも馬が合いそうです。これからもよろしくお願いします」

 人と人は何を媒介として出会い、縁が結ばれるのかは様々あることでしょう。

 フライフィッシングを趣味にしているという人とは話が合いそうな気がします。

 しかし同じ雑誌を読んでいることで互いの人となりが分かるという経験は初めてで、とても嬉しくなりました。

 縁もいろいろなところに転がっているものですね。 

 今宵は友人と釧路を満喫です。

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